■タグ「シューゲイザー」

■All Creation Mourns/Presence of Soul

a1928285552_16.jpg



 Yuki嬢とyoshi氏はかつて東京酒吐座に参加していたり、ベースの中山氏はワゴムにも参加していたりとメンバーが多岐に渡って活動しているPoSの実に7年振りとなる待望の3rdアルバム。ミックス・エンジニアは前作に続き中村宗一郎氏。
 フランスのLes Tenebres Recordsからリリースされており、bandcampでのデジタル販売と物販とオフィシャルサイトでの通販の方でのアナログ盤の販売という形式で入手可能となっている。またデジタルとアナログ盤の方では収録曲に若干違いがあるが、僕はアナログの方で購入したのでそちらで紹介の方は書かせて頂きます。



 前作「Blinds」からバンドの編成自体も大きく変わっており、それを機にシューゲイザー×ポストロックな音をよりヘビィにさせてポストメタル化を果たしている。前作の儚いシューゲイザーサウンドを受け継ぎながらも、スラッジ要素も加え美の旋律とドス黒い轟音とヘビィネスが渦巻く様は日本のYear Of No Lightとも呼ぶべき音だ。そこに儚げなYuki嬢のボーカルが乗るという幻想の音。
 第2曲「The man who leads the mad horse」から明らかにメロディにゴシックな耽美さとダークさが存在しており、消え入りそうな美しさが奏でられていると思ったら、終盤では刻み付けるリフの一転攻勢からの凍てつく波動の様な破格のスケールのブリザードノイズへ!!
 wombscapeのボーカリストであるRyo氏がゲストボーカルを務める第3曲「Genom」は更にスラッジ色を強め、リフと轟音が渦巻く中で聴かせるRyo氏のボーカルはヒステリックで痛々しく、より曲の持つ絶望感を加速させる。
 宗教的な空気感を感じる旋律が歪みを想起させ、重力に押し潰されそうなスラッジリフによる悪夢である第4曲「Teaching of necessary evil」は現在のPoSを象徴する楽曲になっている。この曲をライブで初めて聴いた時に僕は「PoSは日本のYear Of No Lightや!!」なんて興奮したんだったな。
 だけどダークネスと暗黒スラッジだけで終わらないのがPoSだ。前半の楽曲も複雑に絡むギターと構成美を生み出すリズム隊の骨組みがアーティスティックな空気を確かに生み出し、ヘビィさの中でメロディやストーリーを聴き手に想起させる事に成功している。
 終盤は一転して黒を乗り越えた先の救いの白を描く楽曲。ピアノの音色とストリングスとシューゲイジングギターとYuki嬢の歌声のあまりの美しさに言葉を忘れそうになる第5曲「You'll come to the apocalypse at last」はMONOにも負けないであろうレベルの壮大なスケールとクラシカルさ。終盤のパートはGY!BE辺りにも通じるクライマックスであり素晴らしい!!
 そしてよりオーケストラ的な音色が増幅した最終曲「circulation」の清流の音から天へと導かれる高揚感と疾走感のラストは「今日を精一杯駆け抜ける君に鼓動を刻む明日は来る」って気持ちになってしまう事間違いなし。



 7年振りの3rdという事もあって前作から音楽性も大きく変化しているが、PoSの描く美しさをより際立たせる為のポストメタル化は必然であったと思う。日本でここまでのクオリティのポストメタルな音を聴かせるのはPoS以外だと現在のTHE CREATOR OFややWonderLandや現在のOVUM位しかいないんじゃないだろうか?
 ドス黒い轟音とヘビィネスの凄まじさから、その先にある美しい原風景の様な救いの音色には心が洗われる事間違いなし。国産ポストロックの新たなる進化を刻み付ける名盤となった。



スポンサーサイト

■Altar of Complaints / SeeK / Stubborn Father / Thetan 4way split 12inch

stubbornseek4way.jpg



 日本・大阪とアメリカ・テネシー州ナッシュビルの日米バトルロイヤル4wayスプリット!!大阪のSeekとSTUBBORN FATHER、テネシーのAltar of ComplaintsとThetanが正面衝突する激音スプリットがMeatcube、Kakusan Records、3LAからの3レーベル合同リリース。
 このスプリットはテネシーと大阪という国境を超えたスプリットであり、4バンドの音楽性は一見するとバラバラではあるが、ローカルから新たなる激情・カオティックを鳴らす孤高のバンドが集結した実に大きな意味を持つスプリットだ。日本国内でのリリースは勿論俺たちの3LAから。アリチェン感のあるジャケットもナイス。



 Altar of ComplaintsはCease Upon The Capitol,、Dolcim,、Dawn、 Karoshiといったテネシーを代表するバンドのメンバーが現在進行形で動かしているバンドであり、今作では3曲提供。
 激情系ハードコアmeetsシューゲイザーな音楽性はCease Upon The Capitolから変わらないし、今作に収録されている楽曲もナード感全開な繊細な美メロが響き渡っているが、それらの音楽性の融合にオリジナリティを求めるのでは無く、その先にある純粋な衝動を追求している。
 特に「Tuffcoupleoctopus」はシューゲイズ要素を削ぎ落とした楽曲だからこそのアグレッシブなフレーズが交錯する名曲となっており、かつてのUS激情の空気感を漂わせつつも、懐古主義で終わらないフロンティア精神に溢れている。

 SeeKは「革命と緩和」の1曲のみの収録であり、今作では唯一の長尺曲。
 一昨年リリースしたEP「崇高な手」にてツインベースによる激重低音と怒号が渦巻くアングリーでありながら美しくもある孤高の世界を描いていたが、「革命と緩和」はその方向性をより突き詰めている。
 「朽ちていく中で」ではポストメタルな音楽性を披露していたが、その要素を現在のSeeKの強靭なサウンドに持ち込んでいるからこその美重音が炸裂。
 楽曲が進んでいくにつれて奈落感が増し、激昂する音と叫びが悲痛に訴えてくるSeeKの真骨頂がそこにある。

 STUBBORN FATHERはMeatcubeからリリースされたディスコグラフィーに収録されなかった「未定」と「創造の山」の2曲を現編成で再レコーディングし提供。
 Trikoronaとのスプリットでは行き先不明な衝動がアグレッシブかつ予測不能に乱打されるエモヴァイオレンスサウンドを展開し、時流に流されないブレない精神を見せつけていたが、過去の楽曲でもその不屈の精神は健在。
 初期衝動の一番純粋な部分だけを形を変えて繰り出す「未定」もそうだけど、エモヴァイオレンスよりもストレートなハードコアサウンドが爆発する「創造の山」は未だにSTUBBORNのアンセムであるし、ザクザクと刻まれるギターリフやパンキッシュなビートの馬力と共に創造を解放する高揚と慟哭!!この得体の知れないマグマの様なドロドロとした熱さこそSTUBBORNの魅力だ。

 メロディッククラストSanctionsのメンバーによって結成されたThetanはショートカットな全6曲を提供。今作の中ではかなり異質な存在感を放つ。
 音楽性はクラストやグラインドといった要素がかなり色濃く、ノイジーな音を初期衝動オンリーで突き抜けさせるスタイル。メロディアスさよりも音のパワーに全力を尽くした脳筋スタイルでありながらも、Trikoronaなんかにも通じる不条理なパワーヴァイオレンス感もあり、ハウリング音が渦巻く中で、巨根なビートでガンガン突きまくる男臭さが堪らない!!



 4バンドのベクトルはそれぞれ違うけど、ローカルに根付き、より深く潜っていく様な音をそれぞれ提供している。
 それぞれのバンドが激音で共鳴し、流行りに流されないブレの無さを持つ。その精神こそが本当のハードコアパンクであると僕は勝手に思っている。
 今作は3LAにて購入可能。日本での流通枚数はあまり多くないらしいのでお求めはお早めに!!



■Guilty of Everything/Nothing


Guilty of EverythingGuilty of Everything
(2014/03/03)
Nothing

商品詳細を見る




 本当に美しい…そう溜息が出てしまう作品だと思う。ex.Deafheavenであり、WhirrのメンバーでもあるNick Bassettの参加する新バンドであるNothingの2014年リリースの1stアルバム。リリースはまさかまさかのRelapseである。あの激重レーベルから今作がリリースされた事は謎だが、しかし今作の素晴らしさを前にしたらそんな事はどうでもいい。Deafheavenという今をときめくバンドの元メンバーの参加バンドと言う事もあるし、今作に対する注目度は日本でも高いとは思うけど、その期待を裏切らない素晴らしい作品だ。またPitchforkのレビューに対してメンバーがファックを突きつけていたのも記憶に新しい。



 さてDeafheavenの作品とは対称的にPitchforkではそこまで評価されなかった今作だけど、何を言おうと本当に素晴らしいシューゲイザーである。Deafheavenの様にブラックメタル要素は無く、完全にシューゲイザーに振り切った作品であるが、今作の素晴らしい点は兎に角轟音が荒れ狂いまくりながらも、郷愁の美しいメロディが吹き荒れるサウンドだと思う。甘く切ないメロディと美しくもヘビィで猛る轟音と言う組み合わせは言うまでも無いけど最高だし、そもそも楽曲の完成度はどれもとんでもなく高い。第1曲「Hymn to the Pillory」の郷愁のコードストロークと甘い歌声と裏で鳴るトレモロギターだけで、今作の世界に引き込まれるし、ハウリングギターからJesuを髣髴とさせるヘビィな轟音とシンセの音色が入った瞬間には完全に持っていかれる。バンドのサウンドは非常にタイトで力強さを感じたりもするのは、このバンドのリズム隊による物がかなり大きいと思う。一つ一つの音をドッシリと聴かせ、確かな重みをビートで体現する。それが幽玄のサウンドとメロディと融和を果たす。サウンドプロダクトやアプローチは完全にシューゲイザーのそれなのに、何とも言えない心地の良い重みを彼等から感じるのは、生々しいサウンドプロダクトによる物が大きいと思う。それでいてオルタナティブロックの流れも感じたりするからまた良い。第2曲「Dig」は今作を象徴する名曲だし、甘美に浮遊するサウンドを聴かせて夢見心地になっていたと思ったら、楽曲のキメの部分ではヘビィなギターリフも顔を覗かせたりするし、そのバランス感覚もお見事。何よりも曲が本当に単純に良い。モロにシューゲではあるけど、生々しいサウンドは楽曲の根本的な良さを生かすには十分過ぎるし、甘さと重さのクロスオーバーを普遍的なロックサウンドとしているから凄い。青き疾走がオーバードライブする第3曲「Bent Nail」でのアプローチは単なるシューゲイザーに収まらないパンキッシュな衝動を感じたりもするし、幽玄のアンビエントサウンドの美しさに酔いしれぬ序盤からスロウテンポで甘美さが花開き、ラストはあざとい轟音のシャワーで昇天な第5曲「Somersault」、インディーロックな第6曲「Get Well」と楽曲のレンジの広さもこのバンドの魅力であるし、終盤の第8曲「B&E」の壮絶なる轟音の世界から、美しく儚い世界を描くクライマックスに相応しい最終曲「Guilty of Everything」の流れは本当に眉唾物だ。



 ここまで書いたけど、今作の一番の魅力はそのメロディであるし、それは儚く美しくありながらも、どこか懐かしくて胸を締め付けるし、それがまた独特の湿り気やダークさを感じる点だと思う。かといってダークさに振り切ったサウンドではなく、その絶妙な陰鬱さを美しい轟音の洪水に昇華している点は本当に素晴らしい。シューゲイザー好きやJesu辺りの音が好きな人やDeafheavenが好きな人は勿論だけど、本当に多くの人に受け入れられるであろう傑作。



■Rebirths/thisquietarmy

49e31b353adb61ab0614769293f7fc38.png



 2014年のTokyo Jupiterのリリース第2段はカナダはモントリオールのギタリストEric QuachによるソロプロジェクトであるthisquietarmyのコレクションCD。thisquietarmyは活動を開始してから精力的なライブ活動と、数多くの音源のリリースを行って来たが、今作はこれまで世に送り出した楽曲の中から厳選した4曲を再レコーディングして収録した作品であり、それだけじゃなく今作にのみ収録された未発表曲をボーナストラックに加えた全5曲。



 僕自身は今作で初めてthisquietarmyの音に触れたのだけど、これは見事に美轟音レーベルであるTokyo Jupiterらしいアーティストだと思う。音自体数多くのエフェクターを使用したギターと電子音によって構築され、時にリズムマシーンの音も入るという物であり、全曲が長尺の楽曲になっている。こういった類のアンビエント系の音は物によっては非常に退屈だったりもするんだけど、この人の音は大きく展開する訳でも無いし、基本的には音の反復と持続音で構成されているのにそれが無い。第1曲「Aphorismes MMXIV」が本当にそうなんだけど、持続する電子音が妙な心地よさを生み出しつつ、リズムマシーンの音が入るとじわじわと轟音成分が見え始め、そしてギターの轟音がシューゲイジングを加速させ、徐々に熱を帯びながら美轟音の洪水へと変貌していく。良い意味でのあざとさを感じさせながらも、静謐さからドラマティックな轟音のストーリーへと展開するサウンドは、この手の音が好きな人ならドンピシャだし、アンビエント・ドローンを退屈な物にするのでは無くて、美しくドラマティックな物にしているのがこの人の凄い所だと思う。
 第2曲「The Pacific Theater MMXIV」は一転してのっけから重苦しく歪んだギターのサウンドから始まり、荘厳であり重みのあるサウンドスケープを体現、Year Of No Lightとスプリットをリリースしたのも納得だし、ここ最近のYear Of No LightやMONO辺りと共振する轟音のストーリーは非常に重厚であり、ドラマティックなのだ。個人的には第3曲「Revival MMXIV」が特に気に入っており、今作で最もサウンドの荒々しさを感じるだけじゃなくて、リズムマシーンのリズムの作り方や轟音と共に鳴るギターのアルペジオのフレーズなんか非常にポストメタル的である。燃え上がりそうで燃え上がらずに焦らしに焦らす曲展開なんかも好きだ。第4曲「The Black Sea MMXIV」は完全一転して幽玄なアンビエントのアプローチをしているけど中盤から入る重みのあるギターの轟音がシリアスな緊張感を増幅させ、一つの悲哀の物語を13分に渡って繰り広げる名曲。そして未発表曲である第5曲「Stealth Drone」は完全にドローンな1曲で、不気味に蠢く持続音の霧の中で今作を締めくくる。



 芸術性や世界観やストーリー性の構築美を感じさせるサウンドスケープとギターの轟音の幽玄さによるサウンドは、単なる自己満足なアンビエントとは違って、しっかり聴き手を意識して作られていると勝手に思っていたりするし、そういった類の音が苦手な人でも敷居が低く楽しめるし、勿論アンビエント好きや轟音フリークスや、ここ最近のYear of No Light好きやポストメタル・ポストロック好きにも幅広く勧めたい作品である。寝転がって何も考えず、その音に身を委ねると幻惑の世界に飲み込まれる作品。勿論今作はTokyo Jupiter recordsにて購入可能だ。



■Shelter/Alcest


Shelter (Digisleeve Edition)Shelter (Digisleeve Edition)
(2014/01/21)
Alcest

商品詳細を見る




 最早ポストブラックメタルの代表格とも言えるフランスのAlcestの2014年リリースの最新の4th。前作で郷愁の美しさを見事に鳴らしていたAlcestだけど、今作ではとうとうブラックメタルを完全に捨ててしまったと言える。前作からブラックメタル成分よりも郷愁のシューゲイザーサウンドが前に出始めていた印象を受けるけど、今作はブラックメタル成分は皆無、そのジャケット通り、完全に光を描く作品になった。



 今作でブラックメタルを切り捨てた事に戸惑いを覚える人は多いとは思うけど、僕は今作を聴いて、これは純粋なまでにAlcestの作品だと思った。最初期の本当にシューゲイジングブラックメタルだった頃の影はもう無いけど、でもAlcestが鳴らして来たのは一貫して幻想的な光だと思うし、これまではそのサウンドの核にブラックメタル成分を盛り込んだ手法だったけど、今作はそれを捨て去り、シューゲイザー要素がかなり前に出た。同時にドリームポップな浮遊感を加えた印象。導入の第1曲「Wings」から今作のリードトラックになっている第2曲「Opale」の流れだけで完全に聴き手は美しく懐かしい夢の世界へと誘われてしまうだろう。そのメロディ自体は前作と実はそこまで変わってないし、相変わらず卓越したメロディセンスを誇り、見事な美しさを感じるけど、これまでと違うのは、そのメロディからより光を感じる様になった事。前作の最終曲なんてとんでもなくあ爽やかで驚いたりもしたけど、今作はその流れを引き継ぎ、それをより明確な形に具現化している。正に一つの高揚と恍惚を感じさせる冒頭の名曲だけで完全に持っていかれてしまったよ。
 第3曲「La Nuit Marche Avec Moi」も完全にシューゲイザーサウンドだけど、こちらは少しばかりメロディに憂いを感じさせてくれて、ポップネスの中で絶妙な湿り気が良いアクセントになっていると思う。それでいてドラマティックなシューゲイジングする旋律とneigeの歌が優しく包み込んでくる。第4曲「Voix Sereine」なんてドリームポップな要素を更に押し出し、珠玉の旋律を生かした煌きのサウンドはまるでここ最近のANATHEMAとも繋がっているとも僕は思ったし、その包む音から轟音へと変貌する様は一つの物語としてあざとい位にドラマティックだし、それが良い。その中でも第5曲「L'aveit Des Muses」はポジティブな光を生み出す今作の楽曲の中でも少し異質で、湿り気の部分が色濃く出たメランコリックさはこれまでのAlcestやLes Discretsの流れにある楽曲で今作の中ではかなり異質な楽曲。眩い光だけじゃなくて、作品の中で確かな闇の部分を中盤に持ってくる事によって、作品全体のストーリー性やアクセントをしっかり出しているし、そんな楽曲でもAlcestの旋律の魅力は全然揺らがない。そしてその流れと確かにシンクロしながら第6曲「Shelter」というまた眩い光を描くシューゲイザーへと繋がっていくから凄い。
 終盤の第7曲「Away」はドリームポップなアレンジを施しながらも、アコースティックな郷愁と物悲しさが同居する名曲で、作品がクライマックスを迎えるのを予告しながらも、根本の部分でのAlcestの魅力を十分に伝えてくれる。そして最終曲「Délivrance」は実に10分にも及ぶクライマックスを飾るに相応しい大曲。轟音系ポストロック的な要素を盛り込んだ意欲的な楽曲であるとも思うし、そんなアプローチはより一層今作のサウンドを明確にし、郷愁とメランコリックが大きな波となって押し寄せる感動的過ぎる幻想の物語のクライマックスに相応しいし、これまでとこれからのAlcestを確かに繋いだ屈指の名曲だろう。



 アプローチとしては完全にシューゲイザー方面に振り切った作品だし、今作を大きな変化の作品だと捉える人は多いとは思う。でも僕は今作はアプローチが変わっただけで、Alcestというバンドの核は何も変化していないと思ったし、郷愁とメランコリックさと光を描く夢の様な轟音体験をより明確な形で表現したからこそのアプローチの変化だと思う。Alcestが持っている魅力は何も変わらないし、それはシューゲイザー・ドリームポップに振り切っても揺るがない。個人的にはここ最近のANATHEMAに匹敵するレベルの天上の音が今作にはあると思うし、それを支持したい。来日公演も決まっているし、また日本でALcestに会えるのを楽しみにしつつも、今作の夢の様な体験をまた噛み締めたい。絶対支持。



プロフィール

AKSK

Author:AKSK
メジャーの物からマニアックな物まで良い音楽を幅広く紹介してこうと思ってますが、ハードコアとかが多目だったりします。他にもコラム書いたりもしています。

タグ別記事表示

日本 ライブレポ 激情系ハードコア アメリカ スラッジ ポストメタル ポストハードコア ポストロック カオティックハードコア ドゥーム エモ オルタナティブロック イギリス サイケ フランス アンビエント ストーナー ネオクラスト ドローン ドイツ シューゲイザー ハードコア ロック グラインドコア プログレ ギターロック ポストブラックメタル インタビュー マスロック ポストパンク デスメタル スウェーデン カナダ モダンへビィネス スラッシュメタル ブラックメタル ギターポップ エクスペリメンタル エレクトロニカ ジャンクロック イタリア インダストリアル ベルギー フューネラルドゥーム グランジ ノルウェー 年間BEST ジェント オーストラリア スペイン アコースティック ポップス プログレッシブメタル ラーメン ブラッケンドハードコア フォーク ミニマル モダンヘビィネス ニューウェイブ パワーヴァイオレンス ロシア ゴシックメタル ハードロック ファストコア ノイズ ニュースクールハードコア フィンランド メタルコア ゴシックドゥーム トリップホップ ヒップホップ 自殺系ブラックメタル オランダ 駄盤珍盤紹介 アブストラクト ノーウェイブ クラウトロック ダブ ヘビィロック パンク ゴシック ダブステップ ノイズコア シンガポール ラトビア ミクスチャー チェコ インディーロック メロディックパンク テクノ ポーランド ドラムンベース ウィッチハウス オルタナティブ アイルランド デンマーク スイス ヘビィネス メキシコ ポジパン ジャズ ヴィジュアル系 アシッドフォーク メタル ブルデス 声優 ボイスCD ドリームポップ トラッドフォーク クラストコア スクリーモ カントリー プリミティブブラック 韓国 ハンガリー アイスランド イラン シンフォニックブラック ギリシャ スコットランド USハードコア ポルトガル ガレージ ソフトロック フリージャズ モダンクラシカル 台湾 トルコ ファンク 

カテゴリー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター