■Jack The Stripper

■Raw Nerve/Jack The Stripper

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 先日日本に来日し、NoLAと共にツアーを行ったオーストラリアのカオティックハードコアであるJack The Stripperの2013年リリースの2ndアルバム。
 来日公演で目撃したライブでは脳筋丸出しな強さとビートダウンとヘビィさを全力で突き詰めたパワフルかつ獰猛なライブアクトにド肝を抜かれたが、ライブで見せた強さは音源の方でも健在。である。

 音楽性としては決して斬新な事をやっている訳では無いし、Convereg凄く大好きなんだろうなって感じの正統派カオティックハードコアサウンド。でもカオス感よりもビートダウンを基調とした重さの方を重視している印象を受けるし、非常にストレートな部類のバンドだと思う。
 曲の随所随所で不協和音駆使のギターフレーズを盛り込んだり、曲の中で転調を繰り返したりするサウンドスタイル以上に、極悪に刻まれるギターリフだったり、瞬発力重視で繰り出されるビートといった点で勝負している感じだし、カオティックハードコアなサウンドになったのは結果論な気もするし、それこそConvergeも結果としてのカオティックハードコアなサウンドだし、あくまでもヘビィなハードコアを突き詰めた上でのサウンドだ。

 爆走パートを随所に盛り込みながらも基本はビートダウンパートで攻めるスタイルだから音に鈍器感が出まくっているし、ツインギターを活かして片方がカオティックなフレーズを弾いても、もう片方がヘビィなリフをゴリゴリ刻んでいく男臭さしか無いギターワークは熱い。
 ビートダウン重視と言っても、あからさまな前フリをしてからのビートダウンだったり、パワーヴァイオレンスの唐突にビートダウンする極端さでも無く、往のも年の硬派なメタルコアバンドの曲の中で緩急を付ける意味でのビートダウンを他のバンドよりも比率マシマシで繰り出しているのも彼等のサウンドの特徴だ。

 アルバムを通して聴いても曲毎に大きな変化は無く、男気一本でカオティック&ビートダウンなスタイルだし、時折少しエモっぽくてメロディアスなパートもあったりするけど、それもアクセントでしか無いし、良い意味で金太郎飴な投擲サウンド。
 その瞬間の事しか考えてないぜ!!とばかりに瞬発力系の筋肉を使いまくった汗臭さムンムンハードコア。来日公演ではボーカルが流血する始末だったし、そんな大馬鹿っぷりはアルバムでも健在。男は黙ってリフとビートダウンじゃ!!な兄貴達はマストな作品だ。



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メジャーの物からマニアックな物まで良い音楽を幅広く紹介してこうと思ってますが、ハードコアとかが多目だったりします。他にもコラム書いたりもしています。

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