■2011年09月

■Shepherd Blood/Mühr

1130075869-1.jpg



 オランダはアムステルダムのドゥームメタルバンドであるMühr(読み方はムッハーで良いのか?)の2010年に自主制作にて発表された1stEPが今作だ。その音は非常にサイケデリックであり煙たさと酩酊感に満ちたドゥームメタルを展開してる。今作も僅か2曲しか収録されていない作品ではあるが、共に10分越えの大作でドゥーム愛好家であったら涎を垂らす事間違いなしな尺なのがまたニクい。重厚なサイケデリックドゥームが展開された作品だ。



 基本的にはドゥームであるが超絶ヘビィ&スロウなリフが空間を埋め尽くし、推進力を放棄したリズム隊の引き摺る様な速度のビートがそれをより明確に、それでいてサイケデリックでトランシーな空間的な音も加えられていて、個人的にはどこかイタリアのUFOmammutにも通じる部分がある様にも感じられるのだけれども、こいつらはもっとダウナーに入って沈んでいくバッドトリップ入りそうになる感触なのだ。それでいてスラッジコアな粗暴さも感じさせてくれるのがこいつらの良さでもあったりする。そして楽曲の中でストーナーさを全開ししながらも音が歪みまくって壊れきったギターソロも聴かせてくれている。それがまたマリファナの煙をキメて天へと昇って行く様な高揚感では無く、悪い物をキメ過ぎてしまって見えてはいけない物が見えてしまってパラノってしまいそうな感覚に陥る。EWを捻り潰す勢いがあるヘビィさとローファイさとは対照的にボーカルはどこか儚げな歌を聞かせるけろで、それもどこか独白めいた歌い方だし、マリファナキメて歌ってる感じがもう簡単に想像出来てしまう。言ってしまえばこいつらの活動拠点であるオランダのアムステルダムは世界でも屈指のマリファナ天国として有名だし、そりゃハッパやり過ぎてバッドトリップしてしまってる音楽性に行き着くのも何か納得出来てしまうのだ。
 しかしながら今作に収録されている2曲はそれぞれが違うベクトルでこいつらの良さを良い感じに表している。重苦しいリフと推進力放棄のBPMとサイケデリックさは共通しているけど。第1曲「Shepherd​」はスラッジな感触すら持っているヘビィなリフで徹底的に聴き手を粉砕しにかかってきている粗暴さが際立っているし、対する第2曲「Blood」はもっと空間的な音の残響と、沈む所まで沈んで行くダウナーさが際立った楽曲になっている。そのどちらもMührそのものと言える音になっているし、ダウナーさとヘビィさとサイケデリックさを突き詰めたドゥームメタルを1stでここまで見せ付けてくれてるとなるとこの先が恐ろしくなって期待してしまう。



 ドゥームメタルの世界はEWを始めとしてマリファナ&サイケデリックなヘビィ極まりないバンドが多いが、マリファナ天国アムステルダムのこいつらはそれを突き抜けて本当にダウナー極まりないドゥームメタルを展開してくれている。今作は僅か2曲入りだがかなりの物を見せてくれた。これからの音が楽しみで仕方ない。
 また今作はバンドのBandCampの方でname your price方式で配信されている。視聴だけも出来るので興味がある方は下記リンクから是非その音に触れて欲しい。



Mühr BandCamp
スポンサーサイト

■This riff defeats a line of the people who line up a chinese noodle shop/Gomnupers


This riff defeats a line of the people who line up a Chinese noodleThis riff defeats a line of the people who line up a Chinese noodle
(2009/12/23)
GOMNUPERS;MAN IS THE BASTARD

商品詳細を見る




 札幌を拠点に活動するハードコアバンドであるGomnupersの09年発表の3rdアルバム。これまでに発表された1stと2ndではストレートなハードコアを展開しながらも、そのリフはヘビィさは正に重圧殺マシーンの異名を得るに至るに相応しい極悪な物であった。そしてメンバーチェンジを経て発表された今作ではボーカルレスのインストバンドになっており、それ以上にストレートなハードコア路線からその重圧殺サウンドはそのままにBPMを一気に落としより極悪で殺気に満ちたスラッジコアバンドへと変貌を遂げている。



 まず今まで以上にギターを始めとする各楽器隊の音圧と音量とヘビィさがより禍々しい音になっている。それでいて楽曲のBPMもスロウになりどこを切ってもスラッジコアな音になっている。しかし従来のスラッジコア以上にハードコア色の強さを感じる部分もあるし、それでいて引き摺る様な感触のスラッジリフといった要素を強く感じるし、そのリフの破壊力を増幅させる一発一発の音の重みも相当な物であるが、少ないリフで終わり無く展開するギターリフに対して、タイトかつ重みのあるドラムが徐々に展開や構成を変化させる事によって楽曲そのものに退屈さを感じさせる事は無い。それでいてどこか病的な感触を受けるのはリフの一音一音の響きであったりが手伝っている部分もあるだろう。個人的にはイタリアのLentoの様な一点集中型の破壊力と無慈悲さをこのバンドから感じるし、それをドゥーム側では無くスラッジ側からのアプローチを仕掛ける事によってこのバンドの核にあるハードコアさは失われる事無く、よりヘビィにより病的さを増したスラッジコアとしての音を感じる事が出来る。そして何よりも作品全体を通して遠慮なんか全く無く休まる事無く60分近くにも渡り重圧殺マシーンも無慈悲なスラッジ地獄がただ繰り広げられている。だが元々がハードコアバンドであった事もありそのリフはシンプルであるし、どこかハードコアのキャッチーさを仄かに感じさせてくれる部分がある様にも見えるのだ。



 長い年月をかけて自らの音をビルドアップさせた結果、無慈悲で遠慮無しの重圧殺スラッジサウンドを完成させたこいつらであるが、過去の作品のストレートかつカオティックな絶叫重圧殺ハードコアから一気に化けた作品でもあるし、過去の作品を愛聴していた人でも戸惑いを覚えるかもしれない。しかし自らの最大の武器であったヘビィなリフを突き詰め極めたからこその今作のスラッジサウンドであり、その変化はどこか必然でもあるのだ。札幌の重圧殺マシーンは今もなお健在だ。



■Hydra Lernaia/Eryn Non Dae.


Hydra LernaiaHydra Lernaia
(2009/06/23)
Eryn Non Dae

商品詳細を見る




 フランスのEryn Non Dae.は非常にハイブリットな現代に登場するべくして登場したバンドだ。今作は2009年に発表されたこいつらの1stアルバムであるが、デスメタルとカオティックハードコアとスラッジコアを強引に混ぜ合わせてミキサーで一つにしたら重圧的な音と統率されたカオスが空間を支配するポストメタルでありカオティックハードコアな音になってしまったとでも言うべきサウンドはハードコアの粗暴さで聴き手をひねり潰す破壊力を前面に押し出しながらも、先読みの出来ない展開や構成でよりバンドのハイブリットさを見せ付けてくれる作品。



 例えばMeshuggahに通じる変拍子と不協和音の嵐は今作に存在するけど、こいつらはデスメタル要素を感じさせながらもハードコアであるし、Meshuggahとは全く違う音だ。片やConverge辺りに通じる構成力やカオティックさもあるが、こいつらは更にヘビィでスラッジな音を響かせている。スラッジ・ポストメタル勢と比べてみてもこいつら程、音が粗暴で混沌としているバンドは存在しない。多くの音楽的要素を組み合わせたハイブリッドなバンドであるのは間違い無いのだけれども、それらの完全に自らの音に消化した結果、全く似た方向性のバンドが浮かんで来ないオリジナリティ溢れる音を放出する作品になっている。一貫してデスメタル×カオティックハードコアなブルータルな音を噴出し、緻密にポリリズムを叩き出しながらも一音一音がスラッジハンマーの如し重さを持つドラムが乱れ咲き、またギターもマスロック的な変拍子を多用しながらもキャッチーさなんて微塵も感じさせないスラッジかつブルータルなリフを刻み付けて行く。それらが三位一体となってドス黒い音を噴出したかと思えば、不意に波を引き、不協和音の旋律が静謐に奏でられ、嵐の前の不穏さを奏でてそのまま更に暴発する無慈悲な音塊といった構成も見せ付けてくるから本当にこいつらは油断できない。その構成力と徹底したブルータルの美学は芸術的ですらあるけど、こいつらには感情移入出来るメロウさは全く無い。楽曲の構成もドラマティックである筈なのだけれども、それは破滅的な音の破壊力が加速したからこそ感じる物でもあるし、聴き手に寄り添ってなんかくれない本当に殺意のみで尽き動く狂気のブルータルカオティック絵巻だ。特に第1曲「When Time Elapses」なんてバンドの持ち味がフルに発揮された渾身の1曲となっており、7分間の中でデスメタル・カオティックハードコア・ポストメタルの要素が目まぐるしく展開し、それでいて終盤でその殺気を高め一気に地獄の底に突き落としにかかってくる極悪な1曲だ。他の楽曲の完成度も非常に高く、中盤でドゥームな展開を見せながら終盤で一気に渇ききった崩壊へと雪崩れ込む第4曲「The Decline And The Fall」だったり、他の楽曲も一貫してブルータル&カオティックな音を展開し、それらが統率されドス黒いサウンドに変換されている。



 1stアルバムでここまでの作品を作り上げてしまった事実にまず驚きであるし、徹底して漆黒のブルータルな音で攻め立てながらも楽曲の中で緩急を付ける事でより不穏の空気を作り出し、しかもそれらが計算の上でポリリズムが咲き乱れる予測不能のカオスへと雪崩れ込むのだから本当に恐ろしい。こいつらは本当にジャンル識別不能なハイブリッドさを持ちながらも一貫した無慈悲なサウンドを展開し、その行き着く先は絶望的な破壊の旋律と戦慄だ。デスメタルもカオティックハードコアも飲み込んだ先の黒く重いスラッジな音。こいつらのこれからは死ぬ気で追いかけるつもりだ。



■The Descent Of Man/Vestiges

vestiges-the-descent-of-man.jpg



 アメリカはワシントンのバンドであるVestigesの2010年発表の作品。全7曲の組曲形式の壮大な作品となっている。音楽性はポストメタルを基軸にした物でありISISの影響を感じさせる物ではあるが、単なるISISフォロワーには決してなっておらず、激情系・アンビエント・ブラックメタル・クラストコアと様々な要素を融合させて独自の音を展開する良質なポストメタルバンドだ。ISIS以降のポストメタルを体現する作品だと言える。



 アンビエントなイントロからクラストと激情を融合させたハードコアサウンドから今作は始まる、ハードコアの肉体に訴えかける快楽性と粗暴さを同時に持ち合わせながらも、その旋律は非常に物悲しさを感じさせダークな物である。それでいて幾重に重なり合う轟音のリフが自らの音圧を高めている。またクラストコアとブラックメタルを融合させたパートも性急なDビートとトレモロリフが組み合わさり、その暴力性を高めていく。しかし徹底して重厚なアンサンブルは崩れていないし、様々な音楽的要素を組み合わせていながらも、それを一貫して壮大なハードコアへと変換するバンドのセンスの高さを強く感じる。作品全体の構成と緩急の付け方もまた見事で、クラスト・ブラックメタルの性急なパートから自然な形で重低音がドローンな形で響くアンビエント色を感じさせるパートへと移行し、それらが全て自然な形で繋がっていく。疾走する轟音パートから自然な形でテンポを落とし、スラッジサウンドへとまた変貌を遂げていく様も全て一貫した音としてアウトプットされている。
 前半は激情・ブラックメタル・クラストを基盤に展開されていくが、中盤からはバンドのポストメタルバンドとしての持ち味も見せ始める、反復するビートと音が徐々にドラマティックに加速させて行き、一気にバーストするかと思わせておいて、ベースの残響音が響くドローンなパートになり、そこから再びクリーントーンでのギター進行と激情のシャウトが聴き手を揺さぶり、一気にメロウな激情サウンドへと昇華されていく様は、単なるツギハギじゃ絶対に生まれない徹底した美意識によるドラマティックな音の世界だ。そして後半は完全にスラッジなリフが引き摺る様に響く静謐かつ重苦しいポストメタルへ、そして暴発した先にあるのは、ヘビィな轟音リフと緻密でありながらも隕石の様なリズムを鳴らすドラムが印象的なポストメタル絵巻だ。しかしそこから再び前半の様なブラックメタルへと変貌し、崩壊寸前のカタルシスを残し、聴き手に緊張感を与えながら暴走していく。そして完全にスラッジな音と激情系ハードコアを融合させた終盤で今まで築き上げた芸術的な音を全て粉砕するかの如く破壊の限りを尽くし、最後は稲妻の様なリフが無慈悲に振り落とされる。



 
 この様に多彩な音楽性と、緩急を付けながらも様々な音が交錯する展開と構成を兼ね揃えた作品であるが、その音楽性が向いてるベクトルは本当に一貫しているし、粗暴さと徹底した美意識が同居した素晴らしい作品となっている。方法論はまた違うのだが、日本のheaven in her armsに通じるダークさとハードコアの暴力性を保ったまま美しくブチ壊れていく様とドラマティックな楽曲の展開はこのバンドの持ち味では無いかと思う。ISIS以降多くのポストメタルバンドが登場しているが、ISIS解散以降はISISに追いつけ追い越せと多くのバンドが素晴らしい作品を発表し、シーンを次の一歩へと突き動かし始めている。今作もそんなシーンの流れの中で生まれた傑作だと言える。



 また今作はBandCampの方でフリーダウンロード配布されている。日本のAmazonn等では取り扱っておらず盤自体の入手は難しいので下記リンクからダウンロードして是非その音に触れて欲しい。

The Descent Of Manダウンロードページ

■Seiromistkrieg/SEIROM

Seirom 2011 Seiromistkrieg



 オランダの超下衆野郎アンビエントブラックメタルノイズユニットであるGnaw Their TonguesのMoriesの別名義でのユニットがこのSEIROMである。Gnawではとんでもない音圧で汚物と憎悪に満ちた拷問ノイズを展開していたけど、今作では幽玄なアンビエントサウンドが展開されており、その音圧こそ健在であるが非常に美しい音を奏でている。殺気と憎しみに満ちた音を鳴らしているGnawとは全く違う良質なアンビエント作品になっていると言えるだろう。



 今作は3曲で約33分の組曲形式の作品であるが、序盤から反復する音の音圧は中々の物である。しかし無機質さを感じさせながらも何処か揺らめく感触はやたら神秘的であるのだ。それが徐々にノイジーな轟音へと変貌を遂げていくとその音圧も高まり、不穏の空気を生み出し始める。しかしその音から徐々に幽玄なシンセの音が微かに聴こえ始めた瞬間にGnawとはまた違うカタルシスが生み出される。それは暴風雨の中に差し込む微かな光の様であり、それが徐々に広がっていくのだ。まるで祝福の雨の様に降り注ぐそれはミニマムな手法を取っていながらもその音を徐々に広げ、強い音圧はより壮大で幽玄の空気を生み出す。第3曲に入るとよりその幽玄さは加速し、幾重にも重なる音が絶妙なハーモニーを奏でる。音だけを取ってしまえばノイズミュージックであるし、耳を劈く様な音圧と歪さではあるのだけれども、そのノイズと重なり合うシンセの音が儚い旋律を奏で、メインで鳴るノイズも殺気や憎悪とは無縁な天界から降り注ぐ抗えない何かとして存在している様にさえ思えてくるのだ。そして終盤でその音は完全なるホワイトノイズへと変貌し、裏で性急に刻まれるリズムマシーンの音が感傷的な感触を加速させ、最後はクラシカルに静かに幕を引いて行く。



 Gnawでは極限までの極悪極まりない音を噴出してたがこのSEIROMは真逆の神秘的で美しいアンビエントノイズを奏でている。Moriesが何故この様な音を奏でたかは分からないが、Gnawとはまた違うこの音の幽玄な世界は本当に畏怖の念を覚える物であるのは間違い無い筈だ。また今作はBandcampでフリーダウンロード形式で配布されているので下記リンクから覗いてみて欲しい。

Seiromistkriegダウンロードページ

■PINK/Boris


PINKPINK
(2005/11/18)
BORIS

商品詳細を見る




 ドゥームからストーナーからアンビエントまでと幅広い振れ幅を持っているBorisというバンドであるが、2005年発表の今作は、ヘビィロックとストーナーを基調にしている作品であるが、それぞれの楽曲が大きく振れ幅を持っており、決して単調な作品にはなっていない。しかしその殺気立った爆音も空間的な轟音も全て混ざり合った瞬間のカタルシスが今作にはパッケージングされており、それがBoris流のヘビィロックへと集結されていると言える作品だ。そしてBorisのヘビィロックの一つの到達点とも言える作品である。



 序盤からストーナーな轟音が襲ってくる作品にはなっておらず、第1曲「決別」はヘビィロックサイドとアンビエントサイドのBorisが一つのうねりとして現れた作品だ。耳を劈く爆音の轟音は非常に美しく、荒い爆音サウンドの粒子はどこか儚さすら感じさせてくれる物であるし、自らのストーナーサウンドをより奥深い物として仕立て上げた名曲で幕を開ける。そして第2曲「PINK」で刻みのリフとストーナーなヘビィロックサウンドがブギーするヘビィロックとしてのBorisで攻め立てる流れはBorisだからこそ生み出せる流れだ。神秘的な轟音から煙たい凶悪な爆音のリフが一つのロックとして均整の取れた物として存在している。そのまま続く「スクリーンの女」と「別になんでもない」のブギーするヘビィロックの砂埃とサイケデリックな感触が同居した音も今作の大きな魅力だ。ロックバンドとしてのBorisの馬力を否応無しに感じさせてくれる。
 今作は基調はヘビィロックとストーナーであるが、アンビエントやドゥームのカラーを持った楽曲も自然な形で同居させるBorisの懐の大きさが感じられる作品でもある。第5曲「ブラックアウト」はドゥーミーなリフの音塊が鉄槌の様に振り翳されていながら、サイケデリックな酩酊感が空間的轟音として響き渡っており、不意打ちの様に脳髄を侵されてしまう。第7曲「偽ブレッド」も思いっきりストーナーロックな音でありながら、その旋律の哀愁とヘビィロックからサイケデリックなドープさへと雪崩込んでいく瞬間はやはり一筋縄ではいかないと感じさせてくれる。そして集大成的な楽曲といえる最終曲「俺を捨てたところ」はBoris史上屈指の名曲だ。破滅へと暴走していくかの様な空間全てを埋め尽くす爆音のサウンドスケープはヘビィロックとしての破壊力も奥深い旋律も同居させ、その向こう側の世界へと無理矢理に連れて行かれ全てを飲み込む爆音と轟音の海へと誘っていく。



 今作はBorisの一つの到達点とも言える重要作品であり、自らの持っている武器を惜しみも無く開放し、その自らのヘビィロックを決定的な物にした。今作に至るまでBorisは様々なアプローチを繰り広げ多くの名作を生み出してきた訳であるが、今作でBorisのヘビィロックは確固たる形になったのだ。そしてBorisは現在も新たなアプローチを繰り返し、何をやらかすか分からないバンドとして多くのリスナーに支持され、毎回毎回多くの人々を驚かせ続けている。ヘビィロックの最果てへと暴走していくBorisのサウンドは矢張り唯一無二だ。



■SECOND CIRCLE/REDЯUM


SECOND CIRCLESECOND CIRCLE
(2000/04/28)
REDЯUM

商品詳細を見る




 かつて元THE BACK HORNのメンバーや元COCK ROACHのメンバーも在籍していた事で有名な今は亡きREDЯUMというバンドであるが、多くの人は後期のロック路線の方が馴染みが深いのかもしれない。しかし初期REDЯUMはPortisheadに大きな影響を受けており、生バンド形態でPortisheadの様な音楽をやるというコンセプトのバンドであった。今作は2000年発表の2ndEPであるが、初期REDЯUMのコンセプトが色濃くアウトプットされて面白い作品だと言える。



 音楽性はPortisheadの影響を色濃く感じさせる物であるが、決してその模倣では無い。Portisheadの持っているダークなグルーブをしっかりと継承しながらも、生バンドのシンプルさとタイトさが特徴的でもある。YUMIのボーカルは艶やかでクールでありながらもどこか粘着質の感触を持っており、そのしっとりとしていながらも聴き手に粘りつくボーカルは当時のREDЯUMの大きな武器だったのでは無いだろうか?第1曲「4 A.D. (4 ASIAN DOCUMENTS)」はバンド版Portisheadらしいダークなグルーブが特徴的な楽曲であるが、それと同時に時折顔を出すノイジーなディストーションサウンドがロックバンドとしてのうねりをまた生み出しており、スクラッチ音なんか入れていながらも、あくまでもロックバンドとしてのグルーブを殺すのではなく、ロックとトリップホップをクロスオーバーさせた物としてアウトプットされているし、それこそがこのバンドの面白さだと僕は思っている。
 逆に第2曲「SWALLOWING THE SUN」はロックバンドとしての要素のが大きく出ており、その中で冷徹なグルーブを生み出すといった物だ。しかしその冷徹さと耽美さは徹底しているし、その情緒性は日本人である彼らの持ち味であるし、それはこの音楽性とマッチし、ダークでありながらも感情豊かな音楽へと仕立て上げる要因にもなっている。第3曲「CIRCLES」も硬質のビートを刻みながらも、その旋律は非常にメランコリーであるし、生バンドでありながらもそれを感じさせないアレンジと、幻想的で浮遊する音と不意に入り込んでくるファズギターがまた良い味を出している。ラストの第5曲「PLANET OF YOUR SIXTH」は今作の集大成的な楽曲であり、クールなビートとグルーブとは対照的にYUMIが紡ぐ歌とギターの旋律はクリアな音を作り出し、重苦しくも透明感溢れるサウンドとなっており、そこに徐々に熱量を高める構成と展開が同居する事によって非常にドラマティックになっている。



 生バンド形態でPortisheadの様な音楽をやるというコンセプトの音楽ではあるが、決してそこに止まっていないし、あくまでもロックバンドである事に自覚的な作品であると思うし、そのアイデアだけでなくバンドだからこそのグルーブを殺さずに不穏のグルーブを生み出してるのが今作だ。それでいて絶妙な冷たさと硬質さを兼ね揃えているし、そこに乗る歌声と旋律は優しく儚い。これを2000年に日本でやっていたバンドがいたって事はもしかしたら大きな意味があるのではないかと僕は勝手に思っている。

■Holy Mountain/Sleep


Holy MountainHoly Mountain
(2009/06/16)
Sleep

商品詳細を見る




 ドゥーム・ストーナーの偉大なるマリファナ馬鹿バンドであるSleepの93年発表の2ndアルバムにしてドゥーム史に残る傑作の一つ。前作はドゥーム要素が強かったのに対して今作はバンド全体の音に煙たさが強く出ている物になっている。それでいて引き摺る様なヘビィなリフは健在!オジー・オズボーンが手放しで大絶賛するグルーブは正にマリファナ馬鹿が生み出す物であり。非常に酩酊感溢れるサウンドが魅力的だ。ギタリストだったJustin Marleの脱退によって3ピースでの音になっているが、それがよりスラッジな音を際立たせており、緊張感とグルーブとマリファナパワー全開の危険作品に仕上がっている。



 正直言って今作は全曲の完成度とグルーブが凄まじい事になっている傑作であるが、のっけからサバスの煙たい部分を抽出したかの様な音階のギターとベースが非常に印象的だ。リフも非常にシンプルでありながらも、そのリフの存在感がかなり大きい。後乗りのギターとベースの生み出すグルーブはシンプルなリフによる物であるが、その音階とヘビィさが融合した結果、とんでもなく煙たいマリファナグルーブへと結びついているのだ。そして引き摺るリズム隊の音に乗るMatt Pikeのギターソロの脳汁噴出の音はマリファナが生み出す宇宙そのものと言って良いだろう。ベースの音階もメロディラインをなぞる物でありながらも、それがギターの音階と見事に融和し、低域のグルーブをしっかりと生み出している。
 第2曲「The Druid」は今作でのSleepの進化を見せ付ける名曲であるし、ワンリフで繰り返されるギターリフとは対照的に動き回りドープな音を奏でるベースがそのヘビィさに立体的な色付けをするだけでなく、より効果的に危険な音を加えていくから本当にタチが悪い。そして中盤のギターソロは初期サバスのブギーする疾走感を継承しながらも、更にヘビィな物へと変貌させた名ソロだ。自由に動き回るギターとベースと、タイトに鳴らされるドラムが三位一体となって鼓膜に襲い掛かってくる。また第4曲「Holy Mountain」もほぼワンリフの進行でありながら、リズム隊の細かい部分での音の変化が展開を作り出し、ローファイの音作りも手伝い、ズブズブと沈んでいくかの様なヘビィでドープなグルーブを体感できる名曲と言って良いだろう。今作は全体的に長尺の楽曲は多くないコンパクトな作りの作品と言えるが全曲通しての徹底して貫かれているドープでヘビィなグルーブが印象的でもあるし、それと同時にロックとしての即効性も兼ね揃えている。



 今作に続く3rdである「Jerusalem」では規格外のドゥーム絵巻を展開するSleepであるが、それは今作に繋がっているし、今作もまたドゥーム史に於ける存在意義は非常に大きい。3ピースのシンプルな音と構成でありながらも、そのアンサンブルとグルーブはSleepにしか生み出せない物であるし、この頃からワンリフで構成された楽曲も多いが、そういった方法論だけでなくバンド自身が生み出すアンサンブルが本当に奇跡的である事は今作を聴けば分かると思う。Sleepは紛れも無いマリファナ馬鹿バンドであったが、「月でライブしたい。」とか言い出してしまう位であったそれは、ドゥーム・ストーナーとマリファナの煙から宇宙へと突き抜けて行くグルーブと酩酊感がこれでもかと噴出したサウンドにアウトプットされている。

■Ligfaerd/Nortt


LigfaerdLigfaerd
(2010/04/05)
Nortt

商品詳細を見る




 デンマークのフューネラルドゥームユニットであるNorttの2006年発表の2ndアルバム。その音はドゥームメタルの規格を超えて、ダークアンビエントやデプレッシブブラックにまで及んでいる徹底して黒を貫いた音と言えるだろう。ただでさえ暗黒の音を描くフューネラルドゥームであるが、そこにより精神的漆黒や死への渇望といった鬱な方向へ特化した要素を取り入れた結果、安易な救いなんか存在しない極端極まりない音楽になっている。



 まず第1曲「Gudsforladt」ではドゥームやブラックメタルの要素すら感じさせないひたすらアンビエントな音が繰り広げられている。静謐なシンセの音が薄らと聞こえ、ただ虚無感に満ちた音で埋め尽くされるだけの曲。しかしこの時点で精神を十分に蝕むだけの陰鬱さは発揮されている。そして続く第2曲「Ligprædike」で本領発揮。ノイジーで全てを搾り出すかの様なディストーションのギターがとてつもなくスローなリフを鳴らし、それに加えて生気の無いシンセが終わり無く反復し、そこに今にも止まりそうなドラムがギリギリでリズムを刻み、怨念に満ちた低域のボーカルが乗るという極端極まりない音を展開。ここに存在する音にバンドとしての音圧は皆無で、全てが今にも消え入りそうな音圧で鳴らされているから余計におぞましい空気を生み出している。そして後半のパートがまたこの陰鬱さを高めていく。展開も無くただ止まりそうな音を鳴らすだけの低域ギターは最早ホラーであり、そこに若干の感情を感じさせるフレーズが入るから感情移入してしまいそうになる。
 続く第3曲「Vanhellig」も死後の無の世界の様な感触を徹底して作り上げており序盤のアンビエントパートで嫌になる位にそのコールタールの様な音でズブズブに沈めてから突如鳴るギターリフは当然の様に生気を感じさせない物だ。というかここまで徹底して無機質とはまた違う、無感情の漆黒の音を徹底して鳴らしているから本当にタチが悪い。SilencerとかWorshipはまだその感情の部分を感じる事が出来るから救いがあるのだけれども、Norttが鳴らしてるのはその先に逝ってしまった人間の抜け殻の音なのだ。第5曲「Dødsrune」はそれを極めた最も凶悪な楽曲。鐘の音色と怨念の蠢く様なアンビエントな音とチャーチオルガンが奏でる感傷的な音色と無感情のギターが重なり合って、ある意味壮大なスケールで鳴らされている楽曲。そこから中盤のダークアンビエントな音だけになるパートなんか本気で心臓が止まりそうな感覚に襲われるし、そして再びボーカルとギターとドラムが入った所でその感触は消える事無く終わっていく。



 いくら何でもやり過ぎって言って良いレベルで抜け殻の様なフューネラルドゥームを鳴らしている今作であるが、楽曲そのものの完成度は非常に高い。しかし盛り上がり所なんか全く無いし、ドラマ性はおろか、感情を感じさせるパートすら皆無の本当に抜け殻になる感覚に襲われそうになる音楽だ。スローさを極めた音とリズムは心拍数が停止する寸前の死に向かう寸前の感覚を描いているかの様だ。ここまで徹底的に無感情で漆黒の音を描いてしまっては本当に極端だとしか言えないけど、そういった音楽がまた人間の救いになる事だってあるのだ。コールタールの海に沈んでいくかの様な音がただ終わり無く広がっている。

■O )))が放つ殺人的重音(後編)

sunno.jpg



 さて前編の方ではSUNN O)))本隊の方を紹介させて頂いたが、後編である今回はSUNN O)))の二人やSUNN O)))に関わっている人間の音源の方を紹介させて頂きたい。かなり多数の関連ユニットや音源が存在しているのだけれども、それらの殆どがSUNN O)))に負けず劣らず極悪な音を発信している。またSUNN O)))の片割れであるGregはSOUTHERN LORDというレーベルのオーナーであり、直接的な関わりこそは無いにしても、数多くの先鋭的なヘビィ系のバンドの音源を多数リリースしているのは有名な話だ。SOUTHERN LORDではSUNN O)))本隊の音源は勿論であるが、彼らがリスペクトするEarthを始め、PELICAN、Black Cobra、OM、Wolves in the Throne Room、更には我が日本が誇る爆音ヘビィロックバンドであるBorisに至るまで数多くのバンドの危険音源をリリースし、米国のアンダーグラウンドシーンを語る上では欠かす事の出来ないレーベルになっているのだ。SUNN O)))本隊のみならず、彼らは関連ユニットやSOUTHERN LORDを通してその危険極まりない音を拡散させ続けているのである。

 ではここからはSUNN O)))関連ユニットやバンドについて簡単にではあるが紹介させて頂く。どいつもこいつもSUNN O)))に負けず劣らず危険極まりない音を発信している奴らだ。



・Thorr's Hammer

 StephenとGregが初めて共に結成したバンドであり、ボーカリストに後にSUNN O)))の準メンバーとしても活躍する当時17歳であったRunhild Gammelsaeterを迎えている。その音楽性はデスドゥームと言える物であり、SUNN O)))の二人も最初はドゥームからスタートした事が伺える。しかしながら殺人的な重低音のスローなリフと陰鬱極まりない空気はこの当時から健在であり、Runhildのボーカルも女性とは思えない鬼気迫るデスボイスを披露している。このバンドは2回程のライブで解散してしまった超短命バンドではあったが、当時のデモ音源にライブ音源を1曲追加した形でSOUTHERN LORDから音源がリリースされており、その音源こそがSOUTHERN LORDが初めて発表したCDであり記念すべき物となっている。この当時から殺意と狂気が渦巻く音は健在だった事がその音源を聴けば分かると思う。


DommedagsnattDommedagsnatt
(2004/05/04)
Thorr's Hammer

商品詳細を見る




・Burning Witch

 Thorr's Hammer解散後にその残党によって結成されたのがBurning Witchである。Gregは途中で脱退してしまうが、こちらもSUNN O)))の二人がSUNN O)))結成前に組んでいたバンドである。バンド自体はメンバーチェンジ等を重ね、散発的に音源をリリースしながらも3年程でその活動を停止させてしまう。その音は相変わらず重く遅いドゥームメタルであるが、個人的にはThorr's Hammerよりもかなり聴きやすく感じるし、ドゥーム・スラッジがあまり得意で無い人も入り込みやすい物になっている。暗黒系の音と毒素を噴射させながらも、そのリフはどこかキャッチーであったりするのが面白いし、このBurning Witchでの音は後のKHANATE等にも僅かながら通じる部分があったりする。音源の方は全曲を網羅した編集盤がリリースされており、そちらでBurning Witchの音を存分に堪能出来る。


Crippled LuciferCrippled Lucifer
(2008/01/31)
Burning Witch

商品詳細を見る




・Goatsnake

 Gregが参加していたドゥーム・ストーナーバンド。その音は確かにヘビィではあるが、SUNN O)))を始めとする関連ユニットやバンドとは大きく違った物である。確かにドゥームではあるが、その音楽性は初期サバスの流れにある物で拷問の様な重圧殺の音はそこにはない。それを期待してしまったら肩透かしを食らうかもしれないけど、純粋にヘビィでりながらもブギーする煙たさと疾走感が本当に気持ち良いし、そのリフのセンスと破壊力が素晴らしいし、Gregのギタリストとしてのセンスが存分に発揮されている。正統派な音ではあるが、純度の高いドゥーム・ストーナーロックの完成度は最高レベルであるし、それでいてキャッチーだから卑怯だ。特に1stアルバムである「Ⅰ」はドゥーム・ストーナー屈指の名盤と言っても過言ではない。SUNN O)))らしさは皆無だが絶対に外せないバンドだ。バンドはアルバム2枚とミニアルバムを残し解散している。


1 + Dog Days1 + Dog Days
(2004/09/21)
Goatsnake

商品詳細を見る




・KHANATE

 StephenがSUNN O)))と並行した参加していたのがこのKHANATEであり、James Plotkinとの蜜月はSUNN O)))以上に陰鬱で凶悪な音を完成させてしまっている。SUNN O)))以上にアンビエントなカラーを放ち、全ての楽器が不整合のまま精神を擦り減らす様な音を超爆音で放出している。SUNN O)))はあくまでも無慈悲に超爆音の重低音リフを放つユニットだが、こちらは人の神経を逆撫でする音に満ちている。音楽的にはスラッジ要素を感じたりもするのだけれども、それをズタズタに解体したのがKHANATEの音と言って良いだろう。はっきり言ってSUNN O)))以上に人を選ぶ音楽ではあるのだけれども、この狂気に取り憑かれてしまったら二度と抜け出せなくなってしまうだろう。バンドの狂気を誰も止める事が出来ずにKHANATEは解散してしまったが、彼らが残した4枚のアルバムはどれも狂気と殺気が渦巻くスラッジ地獄だ。


Clean Hands Go FoulClean Hands Go Foul
(2009/05/26)
Khanate

商品詳細を見る




・KTL

 Stephenが電子音楽家PITAによるドローン・現代音楽ユニット。元々は演劇の音楽担当として組まれたユニットであり、SUNN O)))と比べたら重圧殺リフ等は無いけれど、アンビエントな音がただひたすらに反復し、無機質であるが故のくぐもった感触が特徴的である。しかしその無感情の音が幾重にも重なり合った瞬間に本当におぞましい感覚を覚え、恐怖すら覚える程だ。ただ単に無機質な音のみで構成されただけでなく、それらが全て効果的に人間の最深部にある狂気を掘り起こす様な音楽だ。しかもこれも爆音で聴けばそれだけその業の深さと、ブラックホールの様な虚無の世界に叩き落される事は確実だ。


IVIV
(2009/01/20)
KTL

商品詳細を見る




・Teeth Of Lions Rule The Divine

 ドゥームの到達点といっても過言ではないユニット。SUNN O)))の二人に加え、CathedralのLee Dorrian、Electric WizardのJustin Greavesという超豪華面子によって結成されたバンドだ。極限まで遅く重くを極め、Lee DorrianのボーカルはSUNN O)))の二人の音に見事にマッチし、CathedraとSUNN O)))には無い音を作り出す事に成功している。手法としてはSUNN O)))的な音にボーカルとドラムを乗せた物ではあるけど、それ以上にドゥーム要素も満載であるし、それを突き詰めた先の音がそこには存在している。「Rampton」というアルバムのみをリリースし活動は凍結してしまっているが、また活動再開して欲しい限りだ。


RamptonRampton
(2002/04/02)
Teeth of Lions Rule Divine

商品詳細を見る




・Ascend

 Stephenは本当に多くのユニットで活動しているのに対し、GregはGoatsnake以降はTeeth Of Lions Rule The Divine以外ではSUNN O)))本隊での活動しかしていなかったが、そんなGregが重い腰を上げて結成下のがこのAscendである。音楽的には初期SUNN O)))に近いドローンではあるが、そこに多数のゲストの音を加えドローンよりもミニマムに接近したそれは凶悪ではあるけれど、よりオーガニックな部分へと接近して物と言って良いだろう。それはここ最近のSUNN O)))にも見える要素であるし、この音はドローン初心者でも十分に接近出来る取っ付き易さもある。音響と空間に拘った先の音は非常に雄大な物だ。


Ample Fire WithinAmple Fire Within
(2008/05/27)
Ascend

商品詳細を見る




 他にもStephenは多数のバンドへの参加や、ソロ作品の発表等本当に精力的に活動しているのだが、僕自身がそれらの音にまだ触れていないので今回は省略させて頂く。また本当に多くの作品をSUNN O)))始め様々なユニットやバンドでリリースしており、その膨大な音源を入手するのはかなり困難である。今回は簡単に入手出来る物ばかり紹介したので興味を持ったら是非その音に触れて欲しい。SUNN O)))の二人のみならず、そこに関わった多くの人間の別作品の方も非常に素晴らしい物が多く紹介したいのであるが、そこまでしてしまうと本当に収集が付かなくなってしまうのでそちらも残念ながら省かせて頂く。
 SUNN O)))のみならずこういった様々な形で悪意と狂気は拡散されており、世界中のマニア達からの支持を集めているのは周知の事実であるし、こういったカルト要素のある音がこの日本でも多くの愛好家に支持されている事は本当に大きな意味がある。今回簡単な形になってしまったが様々な音源やバンド・ユニットを紹介させて頂いたので、是非その音に触れて欲しい限りだ。

プロフィール

AKSK

Author:AKSK
メジャーの物からマニアックな物まで良い音楽を幅広く紹介してこうと思ってますが、ハードコアとかが多目だったりします。他にもコラム書いたりもしています。

タグ別記事表示

日本 ライブレポ 激情系ハードコア アメリカ スラッジ ポストメタル ポストハードコア ポストロック カオティックハードコア ドゥーム エモ オルタナティブロック イギリス サイケ フランス アンビエント ストーナー ネオクラスト ドローン ドイツ シューゲイザー ハードコア ロック グラインドコア プログレ ギターロック ポストブラックメタル インタビュー マスロック ポストパンク デスメタル スウェーデン カナダ モダンへビィネス スラッシュメタル ブラックメタル ギターポップ エクスペリメンタル エレクトロニカ ジャンクロック イタリア インダストリアル ベルギー フューネラルドゥーム グランジ ノルウェー 年間BEST ジェント オーストラリア スペイン アコースティック ポップス プログレッシブメタル ラーメン ブラッケンドハードコア フォーク ミニマル モダンヘビィネス ニューウェイブ パワーヴァイオレンス ロシア ゴシックメタル ハードロック ファストコア ノイズ ニュースクールハードコア フィンランド メタルコア ゴシックドゥーム トリップホップ ヒップホップ 自殺系ブラックメタル オランダ 駄盤珍盤紹介 アブストラクト ノーウェイブ クラウトロック ダブ ヘビィロック パンク ゴシック ダブステップ ノイズコア シンガポール ラトビア ミクスチャー チェコ インディーロック メロディックパンク テクノ ポーランド ドラムンベース ウィッチハウス オルタナティブ アイルランド デンマーク スイス ヘビィネス メキシコ ポジパン ジャズ ヴィジュアル系 アシッドフォーク メタル ブルデス 声優 ボイスCD ドリームポップ トラッドフォーク クラストコア スクリーモ カントリー プリミティブブラック 韓国 ハンガリー アイスランド イラン シンフォニックブラック ギリシャ スコットランド USハードコア ポルトガル ガレージ ソフトロック フリージャズ モダンクラシカル 台湾 トルコ ファンク 

カテゴリー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター