■2016年05月

■REDSHEER presents “GRAY WORLD Vol.5”(2016年5月21日)@東高円寺二万電圧

 昨年春から精力的に開催されて来たREDSHEER企画「GRAY WORLD」。一先ずこの日で最終章という事らしいが、最終章はこれまで以上に最凶の4バンドでの4マンライブとなった。
 まさかまさかの復活を果たしたHellchild、ライブを重ねる毎に前人未到の領域へと達してしまっているBB、キャリアを重ねた重鎮ばかりの中でどんなライブを見せてくれるのかという所も含めて楽しみだった若武者NoLA、そして常に新感覚の激音のみを提示する主催のREDSHEERと過去最高の面子での「GRAY WORLD」となった。
 僕自身は第一回から今回まで「GRAY WORLD」の全ての回に足を運ばせて頂いているが、毎回壮絶なドラマが生まれるのは知っていた。この日も案の定の被りが都内は多かったが、二万電圧には多くの人が足を運んでいたと思う。それだけこの「GRAY WORLD」に新たなる刺激を求めている人が多かったのだと思う。



・REDSHEER

 ハナからいきなり主催のREDSHEERだ。ほぼオンタイムでライブ自体は始まったが、最初から容赦無く新曲である「DistortionsContortions」と「Fall Into Oblivion」の2曲を立て続けにボム。「DistortionsContortions」は先日のKhmerの来日公演で初めて披露された新曲だけど、クリーントーンの不気味だけど悲しくなるメロディとその悲しさが爆発したかの様な激昂パートの落差の激しさとそれぞれの楽器が荒ぶりまくりながら暴走する解読不能さを持つ必殺の一曲!!ここ最近のライブで頭によくプレイされていた「Fall Into Oblivion」もREDSHEER流のエモをストレートながらも一筋縄じゃいかないアプローチで放つ名曲。
 全くベクトルが違う2曲から更にトラッシュに刻み付ける「Yoru No Sotogawa」へと続いてバンドのテンションもかなりノリにノっていた。近日リリース予定の4wayスプリット収録曲「SIGH」はこれまでライブで披露していたベースとドラムでジワジワ迫り来るイントロからギターの薄暗いフレーズの美しさから一気にギアを踏み込んでカオスへと雪崩込むアレンジへと変わっており、REDSHEERの持つメロディアスさと混沌と激昂の三つ巴がよりダイレクトに伝わる音へと進化を遂げていた。
 ラストは最早REDSHEERのお家芸とも言える「Curse from Sad Spirit」の静と激が織り成す総合暗黒型芸術から「Gloom」のスラッジ地獄変の流れで締め括り。30分6曲のライブではあったが、目まぐるしく音を変貌させながらも赤黒く渦巻く音が二万電圧を見事に飲み込んでいた。バンドの演奏のテンションも完成度も含めてここ最近のライブでは特にベストなライブだったとも思う。
 ハナではあったが、初っ端から主催がとんでもないライブで二万に火を付けまくった!!



・Hellchild

 昨年突如「地獄童」の名でシーンに現れ「地獄童、一体何チャイルドなんだ!?」と多くの人の話題をかっさらったが、正式にHellchildとして復活を果たしたエクストリームミュージックの伝説。やっとライブを観る事が叶って嬉しい限りだ。
 そりゃボーカルこそツカサ氏では無いが、新任のボーカル氏がまずツカサ氏に負けず劣らず凄いボーカリストだと思った。本当に腹の底の底から吐き出している様な声に憎悪を加えた声はヘルチャの音にバッチリ嵌っており、ツカサ氏とはまた違う声の魅力でフロアを突き刺す。
 楽器隊の演奏もブランクなんて全く感じさせない凶悪な物を繰り出しており、ガッツリ噛み合った演奏を繰り出してくる。この日は新曲等はプレイしていなかったが、往年の名曲たちをど直球に繰り出すライブを展開していた。ヘルチャは単なるデスメタルバンドでは終わっておらず、ハードコア等も取り込んだ当時のエクストリームミュージックの先見性と純度をそのままにライブを繰り出しており、余計なギミックには全く頼らずに、音だけで勝負しているスタンスも含めて心に来る物が確かにあった。
 ラストは個人的に大好きな一曲「Self-Scorn」で締め括り。30分間で繰り出す地獄の重低音のストイックな斬れ味にやられた。でもこんなに格好良いライブをやってくれたってのもあるけど、再結成したからには現在のHellchildの新曲がいち早く聴きたいのだ!!



・BB

 ここ最近はロングセットでのBBばかり観ていたので久々に30分セットのBBを今回観る事になったのだけど、30分だろうと45分だろうとBBは常に最新のライブが最高のライブであり続ける最高のバンドだ。
 楽器隊によるイントロから髪をバッサリ切って短髪になったRyuji氏が登場しお馴染みの必殺の一曲「Shadowy」からこの日もライブはスタート。何度観てもBBというバンドに対するカテゴライズなんて不要だと思わせられるが、ジャンクロックからカオティックハードコアからヘビィネスまでの文脈を持ちながら、それを先へと繋げるオリジナリティと演奏力は正にBBだけの物。バッキバキに歪んだ駒村氏のベースと重低音を放ちながらも時にゴシックかつジャンクなギターを放つ坂元氏のギター、タイトかつパワフルに複雑なBBの楽曲を乗りこなす与一氏、そして鬼神ボーカルのRyuji氏と鉄壁さに更に磨きがかかる。
 今回は3曲目に初披露の新曲をプレイしていたが、これがBB流のAPC的なより耽美かつ歌の力を前面に押し出しながらも、よりドローンと沈んでいくダークな重さを持つ一曲となっており、正式音源未発表にも関わらず既に生まれているBB名曲殿堂に早くも仲間入りを果たす新境地を見せつけていた。
 ラストはBorisかよって勢いで大量のスモークがステージを埋め尽くす中で音と怒号が輪郭を無くして交じり合う混迷の中でいつも通り全てを置き去りにして終了。まるで自分の内面に新たなる毒を溜め込んでしまう様なライブであり、このバンドの凄さを言葉にするのは本当に難しいと思ってしまった。やっぱりBBは本物のオリジネーターだ!!



・NoLA

 トリは今回の出演バンドの中で圧倒的に若手のNoLAだったが、この日はNoLAが最終的に全部持っていくライブをしてしまっていたと思う。
 Yutoがベーシストとして加入し5人編成になってからのNoLAは本当に音のキレも重さも演奏もパフォーマンスも全てが完全な状態となって仕上がりに仕上がっている。「The Dead Beat」、「Pull」の流れの時点でバンドのテンションは既に完成された状態になっており、これまで出演の3バンドを若手だからこそ生み出せる激音で喰い殺そうとしていたに違いない。
 お馴染みの「No Country」の時はTakeruが早速フロアへと飛び出して暴れ回っていたが、今のNoLAって完全体制になったからこその音の開放感が本当に気持ちが良い!!吐き出す音は禍々しい音ではあるけど、強烈な音は時には薬となり得る訳であり、自分の内面に溜まった毒をNoLAのサウンドが解毒するといった所か。この日はBBの凄まじいライブで自己の内側に毒を溜め込んで、でもそれがNoLAで一気に外に吐き出される気持ちよさがあった。
 ちょっと久々にライブで聴けた「術-sube-」から一撃必殺の最新で最凶の一曲「Last Moment」からラストの「Slave」までの全7曲に渡って最高のテンションでライブは展開されたが、アンコールをやらないNoLAがフロアの熱に応えて再度「The Pit」をプレイしたが、その時の極悪なヘビィネスが渦巻く中でフロアの客からもステージ上のNoLAからも楽しさって奴が伝わって来ていたのが僕としては良かった。暗黒激音祭は最後の最後にNoLAがバッチリ最高のライブを魅せてくれた!!



 REDSHEER主催の「GRAY WORLD」はこれにて一旦終了ではあるが、REDSHEER企画自体はまた少し間を空けつつも開催されるとは思うので、今回はあくまでも一応の最終章と言う感じではあったが、REDSHEER主催の激音祭は見事な有終の美を飾ったと言える。
 僕個人としては、こんなにも色々なライブが被っている中でこの日の二万電圧を選んだ人は本物のフリークスだと思っており、心の底から尊敬している。勿論REDSHEER、Hellchild、BB、NolAといった出演バンドや、僕が心の底から大好きな東高円寺二万電圧のスタッフの皆さんも本気でリスペクトさせて頂いている。だけど自分自身の目と耳でこの日の「GRAY WORLD」を選んで足を運んだ人々にこそ僕はリスペクトの念を贈りたい気持ちで一杯だ。
 本当にこの日の「GRAY WORLD」に関わった全ての人々に改めて感謝と尊敬の気持ちを一人の音楽好きの客としてここに記させて頂く。そしてREDSHEER企画再始動も含めて各出演バンドの今後を楽しみにしています。
スポンサーサイト
タグ : ライブレポ

■弱蝕論/sewi

a1374807505_16.jpg



 結成14年にして初の1stフルアルバム!!京都を拠点に活動し、音楽性を変えながらも唯一無二の存在としてシーンの中で絶大なる評価を集めてきたsewiの誰もが待ち望んでいた1stアルバム。リリースは前作EP同様に三島が世界の誇るfurther platonicsからのリリースとなっている。



 ツインベース&ツインドラムの6ピースという異質な編成や激情ハードコアから始まりながらもエモやポストロックやジャズやファンク等を取り入れ、スポークンワードによる河野氏のボーカルスタイル等が現在のsewiを語る上で取り上げられるが、実はそこはそんなに重要な所では無いと僕は思う。勿論ツインドラムとツインベースの複雑で重厚なアンサンブルは今作の一つの肝になっているが、曲自体は非常のストレートな印象を受ける。
 そして河野氏が乗せる言葉は日々の生活や痛みや苦悩といった一見するとネガティブ極まりない個人的感情をひたすらに綴り続けてる。だけど河野氏の言葉を個人的な鬱的感情の羅列とは僕は到底に思えない。第2曲「シキ」のラインにある「手垢で汚れた私小説が書きたい」といった言葉は今作に現れている。
 何よりも先ずはトラックのセンスが良すぎる。第2曲「シキ」はジャジーなピアノのフレーズとドープなグルーブが耳に残るけど、そこに乗るギターフレーズは直情的であり、一見クールで冷笑的だと思わせておいて、静かに燃え上がる熱が聴き手の心を突き刺していくだろう。
 私小説的リリックが複雑で独特のコード進行と共に足早に綴られていく第3曲「最後の晩餐」、今作の中で最もストレートでダイナミックな音と共に諦めと怒りが混在する感情の中で新たな決意表明を記した第5曲「灰の雫」、メロディが物悲しさと郷愁といった失われてしまったイノセンスの美しさに恋焦がれそうになる第6曲「dawn」、語りかける様にストーリーが進んでいくラブソング「夏越しの月」、泣きに泣いたギターフレーズともう二度と戻れないからこその覚悟を歌った第9曲「goodby」、盤の帯にも書かれている「そして、俺は唯一無二となった」という今作を象徴するフレーズで締めくくられる最終曲「贋世捨人」まで生温い表現は今作には何一つも無い。
 作りこまれたトラックは冷静さとネガティブさがより加速する音になっていながら、ここぞとばかりに叫びだすギターが前向きだとか後ろ向きだとかという感覚を超えた諦めきれない感情を吐き出す。歌詞カードをじっくり眺めながら今作を聴いているとその言葉の痛々しさが突き刺さるが、約30分の今作を聴き終えた時に感じるのは一つの達成感だったり、自分の中の毒が解毒された様な開放感だったりもする。何よりも歪であるからこそ河野氏が何度も綴る「覚悟」を表明した言葉には不思議と勇気づけられたりもするのだ。



 安易なカテゴライズも出来ない。河野氏が綴る言葉は簡単には理解した気にはさせてくれない。寧ろ聴いていると辛くなってしまう人もいるかもしれない。だけどsewiの音楽は集団意識や多数派の無自覚の暴力、感受性を押し殺してしまっている事実、それらに対して容赦無くカウンターを打ち込んでくる。今作にあるのは音楽や人々に対する不器用な愛、マイノリティの中でも生き続けるといった覚悟なのだから。
 飲み込んでも消化しきれずに残り続ける音と言葉、確かな毒ではあるが同時に確かな薬にもなり得る音楽。痛みと琴線に触れるからこそ本当の意味で優しい言葉。もし今作を聴いて例え不快感とかいった感情だとしても何かを感じる事が出来たら、この「弱蝕論」というアルバムは貴方にとって確かな一枚となるだろう。



■heaven in her arms presents「Light to the hope」(2016年5月15日)@下北沢ERA

 2014年の10月を最後に一切のライブ活動を行っていなかったheaven in her armsが自主企画にて実に一年半振りのライブを行った。
 日曜昼のEARでのデイタイムイベントだが、対バンにドイツのエモヴァイオレンスの最先端を往くThe Tidal Sleepを迎えての激アツ過ぎる2マンライブ。
 The Tidal Sleepはex.COHOL、ex.isolateのボンバー氏の招聘により今回来日が実現。HIHAとThe Tidal Sleepは2014年にヨーロッパにて共演を果たしており、この東京で再会を果たすという何ともエモくなる話ではあるが、日本とドイツの最高峰のバンドがこうして2マンで殺り合うのは本当に熱くなるしか無い。
 実際に日曜とは言え昼間のイベントにも関わらずERAには本当に多くの人が集結しており、heaven in her armsの復活、The Tidal Sleepの来日を心待ちにしていた人が本当に多かったのだと実感した。



・heaven in her arms

 10分弱押して先攻はHIHAからスタート。メンバーが登場した瞬間にフロアからHIHAの帰還を待ち望んでいたオーディエンスの熱い歓声が飛び交い、ケント氏の「今日は来てくれてありがとう。」といった旨の挨拶からの「黒い閃光」でライブはスタート。先ずはHIHA流の静謐なメロディセンスが光るインスト曲で腕慣らしといった所かと思っていたが、続く「終焉の眩しさ」で一気にギアをフルスロットルに切り替え、更に「Inversion Operation」で畳み掛ける攻めのモードだ。
 序盤は久々のライブという事もあって固さや少し手探りな感じも正直に言うとあったけど、「Inversion Operation」をプレイする頃にはエンジンもしっかり温まりバンドの本領が発揮される。
 それにしてもHIHAはEARの大ハコ的な音響と見事に音がハマると改めて実感させられた。トリプルギターの音の分離もかなりしっかりしている反面、HIHAならではのドス黒い濁流の音も同時に発揮されている。メリハリが抜群な音響がHIHAの世界観をより明確にしているのも印象深かった。
 だけどこの日一番驚かされたのは「久々のライブだから昔の曲とかやったりするけど、その前に新しいのを一発。」というケント氏のMCからプレイされた新曲だろう。この新曲がこれまでのHIHAを踏まえた上で新境地を切り開いた名曲であり、3本のギターのクリーントーンの絡みで引っ張りに引っ張った末に終盤はこれまで以上のドラマティックな激流を生み出す会心の一曲!!特に終盤のパートは「真っ白なブラックメタル」なんて矛盾した言葉が普通に成立してしまう程であり、光を想起させる音とメロディをブラックメタルの熾烈さで体現したとんでもない境地。これ本当に震えたよ。
 ラストは「声明~痣で埋まる」、「交差配列~鉄線とカナリア」というHIHAのアンセム二曲をぶちかまして終了。終盤になるとバンドの演奏の熱も高次元さも高まりに高まり、駆け巡る様に漆黒と美轟音の激情を吐き出し尽くしていた。
 本当に久々のライブではあったが、HIHAは何一つ変わらず、だけど新たなる扉をこじ開けて僕たちの前に帰ってきてくれた。何よりもHIHAに代わるバンドはやはり他にいないと改めて確信した。



・The Tidal Sleep

 後攻はドイツのエモヴァイオレンス最先端ことThe Tidal Sleep。ドイツが世界に誇るエモヴァイオレンス最高峰のバンドであったTrainwreckのメンバーも在籍しているという事もあって、この日本でも高い注目度を誇っており、僕自身も音源の方でバンドの実力は体感していた。
 「私、私たちがドイツから来ましたThe Tidal Sleepです。」という日本語でのMCからライブはスタート。サウンド的には美メロと疾走感を生かした風通しの良い音だが、実際にライブで体感するとこのバンドのサウンドスケープの奥行きの深さに驚かされる。
 クリーントーンでメロディを聴かせるパートは清流の様な流れから深海の中に潜り込む様なドリーミーさを表現し、正当な劇場ハードコアスタイルでありながら幻想的な世界を描き出す。
 しかし彼らはもっと生々しくダイレクトな音をブチ放つバンドなのだ。クリーントーンの幻惑音色とは対照的に激情が昂ぶるハードコアパートでは雷鳴の連続の様な音をドッカンドッカンと撃ち落としてくる。そもギャップには改めて驚かされたが、同時に激と静のメリハリが効いたアンサンブルは魂を燃え上がらせる事も、その音色に酔いしれさせる事も出来るからバンドの懐のデカさを感じる。
 だけど僕は熾烈なイカヅチの激情の音の中からどうしても滲み出てしまう人間臭い暖かさがこのバンドの一番の魅力だとライブを観て気付かされた。実際に演奏力はかなり高く、音のアンサンブルの奥行も横幅も幅広く、演奏のテンションも凄く高い。でもそれ以上に観る者を笑顔にする優しさがこのバンドにはあった。
 アンコール含めて35分弱のライブではあったが、一瞬で駆け抜ける爽やかな風の様なハードコア。観終わった後には体から毒が全部抜けた感覚すらあった。これがドイツのエモヴァイオレンスの最高峰の実力だ!!



 heaven in her armsとThe Tidal Sleepと日本とドイツの最高の2バンドによるぶつかり合い。まるで闇と光が混ざり合う様な2マンライブであったが、轟音の先にあったのは確かな天国だった。HIHAは本当に再始動おめでとうございます、ずっと心待ちにしていました。
 The Tidal Sleepはツアー前半戦を終え、残りは沖縄のINFORESTと共に沖縄・大阪・東京小岩の三公演を残すのみとなっている。少しでも気になっている沖縄・大阪近郊・東京近郊の人は迷わず足を運んでみて欲しい。ドイツのエモヴァイオレンス最強クラスの実力は伊達じゃないから!!
タグ : ライブレポ

■Oppression Freedom Vol.13 -MoE&Birushanah Japan Tour 2016-(2016年5月6日)@東高円寺二万電圧

 先日から日本を津々浦々とツアー中のノルウェーのジャンクロックバンドMoE、そんなMoEの東京公演ラストはCoffins企画!!共にツアーしているBirushanahだけで無く、THE DEAD PAN SPEAKERSとZOTHIQUEを対バンに迎えた豪華なフライデーナイト。
 ツアー初日にその実力を確信したMoEは勿論、絶好調なCoffinsをはじめとする国内バンドのライブも含めて本当に楽しみな夜だった。



・ZOTHIQUE

 いきなりZOTHIQUEからスタートで絶倒だ。ZOTHIQUEはライブ自体は三ヶ月振りではあったが、この日はサポートギタリストを迎えての5人編成でのライブ。
 そして序盤からいきなり金星行きの轟音トランス「Venus」で二万電圧を宇宙に変える。しかしながらギターが一本増えた事により音の幅と音圧が本当に広がっており、これまでのZOTHIQUE以上に宇宙的サウンドスケープに磨きがかかっていた。Darklaw氏のキーボードと二本のギターが生み出す美轟音世界は最早ドゥームの括りで語れない高揚感に満ち溢れ、意識を彼方へとぶっ飛ばしてくれる。
 その一方でドロッドロッのマグマの様な激烈ドゥーム「Amoy」を続いて繰り出してくる落差にも驚かされる。金星まで到達してしまったかと思えば大気圧と表面温度によって溶かされてしまうのだからタチが悪い。
 ZOTHIQUE流の正統派ドゥームの異常解釈「Faith, Hope And Charity」を挟み、最後は最早ZOTHIQUEのライブに必要不可欠な存在となっているKumiさんをゲストボーカルに迎えての「Sunless」。6人編成で最後の最後に破壊的な声と爆音とノイズの交響曲で締めくくりだ。金星に到達したと思ったら高熱で溶かされて最後は太陽を無くすという現在のZOTHIQUEの集大成的ライブになったのではないだろうか?しかしこのバンドは果たして何処に行ってしまうか本当に分からない。でもそれこそがZOTHIQUEらしさだと僕は思う。



・THE DEAD PAN SPEAKERS

 久々にライブを拝見させて頂いたデッパンはZOTHIQUEとは全く違う宇宙を生み出すライブを展開。サイケデリックやクラウトロックやトライヴァル等とリンクしながらも、結局は最高のダンスミュージックを奏でてフロアを狂騒の渦に巻き込んでいく。
 こうした激音イベントの中でデッパンは清涼剤的な立ち位置になっていたりもするのだけど、単なる清涼剤は終わってくれないのがデッパンの魅力だろう。人力ダンスサウンドによりグルーブの太さと、トランスするサウンドによる高揚感。その両方で彼らは踊らせてくれる。
 40分に及ぶライブも本当に一瞬。決して常に高揚させるのでは無く、クールダウンさせる展開を盛り込みながらも、最終的にはハードコアな精神が生み出す音の攻撃性と可能性によるマジックなのだろう。
 決してサウンド自体は古臭くないのに、古き良きロック魂溢れる熱いライブを展開。クールネスの中に見え隠れする熱情のレベルミュージックの真髄がそこにある。



・MoE

 ここでノルウェーからの刺客MoEのアクトへ。ブッシュバッシュでその強烈なジャンクロックサウンドにノックアウトされたが、ライブを観るのが二度目となったこの日はツアーを重ねた事もあり、かなりの仕上がり具合のライブ。二万電圧の音響とも相性は最高で、MoEの持つ硬質なジャンクロックがよりハイファイかつ高次元にアップデート。
 スラッジ要素から2ビートハードコアまでとそのカードは本当に多いバンドではあるが、一貫しているのはどこまでもヒステリックであるという事。女性ベースボーカルのテンションの高さもあるが、バンド全体の演奏の熱量が異様に高く、だけど熱血的サウンドでは無く、殺気とヘイトに溢れている。
 怨念と屈強なマッチョイズムの両方を持ち、毒々しさ全開で通り魔的に刺し殺す音は刺し違えてもお構いなし。兎に角尖り尽くした上に重い。そんな音を40分近くも浴びていたが、逆に強烈な爽快感すら覚えてしまった。
 ドロドロとした毒も飲み込んでしまえば快楽。得体の知れなさから最終的にはMoEの激音を体内に植え込む。今回のライブも大きな盛り上がりを見せ、この日本でもMoE中毒者は増えたであろう。ノルウェー大使館もイチオシなMoE、是非ともまた日本に来てくれ!!



・Birushanah

 大阪の大妖怪Birushanahも圧倒的なライブだった。のっけから佐野氏がメタルパーカッションの鉄板の上に乗っかって客を煽った時点でフロアのテンションはかなり昂ぶっていた。
 メタルパーカッションの破裂音がドラムとシンクロし、ISO氏のギターがヘビィながらも和音階の旋律を奏でる事による祭囃子の様な狂騒。この日プレイしていた曲はダンサブルさだけで無く、ここ最近の歌心溢れるBirushanahもしっかりアピール。出している音は全て破壊音な筈なのだが不思議とそうした印象は無く、一体感溢れるアンサンブルだからこそ聴かせるBirushanahも躍らせるBirushanahの両方をアピール出来ている。
 Birushanahも40分近いセットだったにも関わらず中だるみとは一切無縁なタイトさを展開。その中でISO氏のボーカルがかなり映えていた。それとMCも絶好調で、佐野氏は「ブリザードの国からMoEとツアー回ってますがー!!」なんてやたらブリザードを押していたのは笑った。
 ラストは14分に及ぶ大曲「鏡」で締めくくり。ドラムとメタルパーカッションの打音の流線型が緩やかに形を作りながら、最後はそれを粉々に打ち砕くアンサンブルでフィニッシュ!!佐野氏のフロアに降りての銅鑼滅多打ちのお家芸も飛び出し歓喜の渦に巻き込んだ。大阪の大妖怪バンドはやはり違うのだ。



・Coffins

 しかしこの日はトリのCoffinsが全て持っていったと過言では無いだろう。最初にベースのAtake氏が各出演バンドに対して「ヤバかったよね!?」って賛辞を送り、今回は二万電圧の音止めの時間の関係で一曲しかプレイ出来ない事を伝える。
 他の出演バンドに加えて明らかに演奏時間が短いという事態になってはしまったが、だからこそ生み出されたグルーブがこの日のCoffinsには間違いなくあった。プレイされたのは彼らの代表曲であり大アンセム「Evil Infection」!!デスメタルからドゥームからロックまで飲み込んだCoffinsにしか生み出せなかった名曲だが、この日の「Evil Infection」は普段のライブよりも激走と爆裂と重さの坩堝からメンバー全員の熱気と気迫がとんでもない事になっていた。
 フロアの盛り上がりも異様なまでにヒートアップし、たった1曲しかプレイ出来なくてもCoffinsには関係無いのである。いやだからこそフロアと異常な化学反応が生まれたとも言えるだろう。
 これでライブが終わりかと思ったがフロアから「まだHellbringerなら出来る!!」という声が上がり、急遽もう一曲追加で
こちらもCoffinsの大アンセム「Hellbringer」をプレイ。いつも通りの重戦車サウンドでありながら、いつも以上に爆走感溢れる音で更にフロアは盛り上がり、たった10分弱全2曲という非常に短いセットでありながら、必殺のアンセム2曲だけで全てをかっさらった。
 現体制Coffinsの絶好調っぷりはライブを観ていて分かっていたが、このたった2曲で全てを持っていけるCoffinsというバンドは本当に凄まじいバンドなのだ。もう本当に心臓が爆発しそうな位に良いライブだった!!



 東京・大阪・ノルウェーとそれぞれの地域や国から最高のバンド5バンドが集結し、エクストリームな夜はこうして幕を閉じた。全バンドが主役張れるだけの凄まじいライブを展開しており、その最後の最後に立っていた奴が真の勝者という感じだったが、この日は逆境を跳ね返す底力を発揮したCoffinsが真の勝者となった。
 勿論、他の4バンドのライブも素晴らしく、この組み合わせでこんな全部メインディッシュなライブなんてまず無いよなあって思った。平日にも関わらず二万電圧は大盛況だったと思うし、このイベントは完全に大成功であり伝説の夜って事で良いよね。
タグ : ライブレポ

■SWARRRM 20th anniversary special edition "20year chaos" Release GIG(2016年5月4日)@新大久保EARTHDOM

 神戸が日本に誇るカオティックグラインドことSWARRRM が今年で結成20周年を迎える!!それを記念した編集盤が今回3LAからのリリースが決定し歓喜の声を上げた人も多い筈だ。編集盤のリリースは少し先であるが、今回はSWARRRM の20周年を祝福するメモリアルなライブであり、各地からジャンル問わずに猛者が集結しGWを爆音で染め上げた。
 全7バンドに及ぶ狂騒の宴にこれまで類を見ない程の人がアースダムに集結!!この日本にもまだまだ激音フリークスの変態達が多数いるって事は本当に嬉しい。そんな変態達と激音バンドが繰り広げた記憶に焼き付く一夜の記録をここに記す。



・SELF DECONSTRUCTION

 初っ端からグラインドとパワーヴァイオレンスの狭間を狙い撃ちする神出鬼没の3人組セルコンからスタートだ。
 先日は韓国もライブを行い、日々とんでもない本数のライブをこなす彼女たちだけど、ゴスロリ男の娘ギタリスト葛葉氏の独創的なフレーズが繰り出すカオスの中で屈強なドラムと女性らしかぬタフネス溢れるボーカルの三位一体アタック!!
 曲間全く無しのメドレー状態で恐らく20曲以上はプレイしていたが、最初から最後まで途切れぬテンションを保ちながら爆走しまくるエネルギーこそセルコンのライブの魅力だろう。
 ライブ自体は以前より長くプレイするようになったが(言っても20分とかではあるけど)、その20分間でどれだけ突き抜けられるかというセルコンの短距離走型グラインドヴァイオレンスは今回の狂宴のスタートにピッタリだった。



・Super Structure

 お次も短距離走型パワーヴァイオレンスなSuper Structure!!今回の面子の中ではかなり浮いているバンドかもしれなかったけど、この面子の中に「敢えての」Super Structureだと思う。
 そもそも通り魔の様に各地のライブに現れてはピットを荒らすだけ荒らして帰るSuper Structureにはホームだとかアウェイは関係無い。この日もピットを荒らしまくって帰っただけだ。
 今回はフル編成のライブでは無かったが、そこら辺も愉快犯なこのバンドには関係無し!!いつもより長めなセット(15分)ではあったが、結局不協和音と暴走とビートダウンで凶悪な音を放つだけでしか無い。その潔いハチャメチャさこそ彼らがフロアを揺らす確かな理由になるのだろう。
 この日もピットは荒れに荒れまくり、腕グルグルニキ大量発生という治安の悪さだったが、このバンドはグラインドとかファストコアとかそっちの方面の人にも是非とも聴いて欲しいと改めて思った。「腕グルグルバンドかー。」って甘く見ていたら駄目なのだ!!彼らのライブを観たら最後、貴方も荒れるピットの一部になるしかないのだから。



・sekien

 今回はSWARRRMのレコ発ではあるが先日3LAから1stアルバムがリリースされた姫路シティハードコア代表sekienの実質レコ発東京編でもあるのだ。そんな1stアルバムも絶好調で先日のKhmerと殺り合ったライブでも凄まじいテンションをブチかましていたsekienはこの日も絶好調!!
 アルバムの曲は早くもアルバム以上の熱気を放ち、人間離れしたアグレッシブさで攻めのライブを展開する。sekienのライブは特にドラムのビートの疾走感とパワフルさが他のバンドと段違いで、そんなドラムに引っ張られながらフロントの弦楽器二人の熱気も増幅していくという人間臭くありながら、同時にライブの中で三つの熱気がぶつかり合って加速していく化学反応が生まれるのだ。そのライブ感こそsekienが提示するハードコアパンクなのだ。
 勿論ネオクラストやブラッケンドクラストに対する熱い拘りとリスペクトを感じる楽曲たちはハードコアの枠に囚われないアプローチを繰り出す。でもそれを抜きにしてsekienはあくまでもハードコアパンクだ。余計な講釈や能書きはこのバンドには必要無く、怒りの篭ったハードコア特有の迸る魂を爆発させる力が全てだ。
 この日はいつもより曲も多くプレイし、アルバムの曲は大体プレイしていたが、最初から最後まで観る者の魂を震わせるライブを展開!!本物のライブバンドことsekienの「姫路舐めんじゃねえぞ!!」な気合がガンガン出まくりな最高のライブだった!!



・Twolow

 4人編成になってからも絶好調!!オルタナティブサイドからヘビィネスを提示するTwolowだ。ここまで爆走バンドが3バンド続いたが、イベントのど真ん中で激渋オルタナを鳴らすTwolowとは何とも粋じゃないか!!
 前々から演奏力には定評のあるバンドではあったが、4人になってからのtwolowは単純に音圧が上がったとかそういう物では無く、4人になったからこそグルーブの幅がより広がったサウンドを展開している。アーリー90sなグランジやオルタナティブロックのサウンドを鳴らしつつも、具体的にこれっていう形容がし難い独特の感触は4人になって更に磨きがかかった。
 ガッツリとバンドのアンサンブルを支える塚本・亀井のリズム隊の安定感と太さは相変わらず、そこのアグレッシブにリフを刻む水谷・ワタナベのギター隊の音が乗り、ミドルテンポでダークな音を鳴らしながら、その中で光るアグレッシブな猛禽さ、タフネスもより高まりを見せている。
 終盤はバンドのアンサンブルも乗りに乗りまくっており、ただでさえ技術レベルの高い4人の音が一体となって降り注ぐカタルシスが襲いかかり、その瞬間は鳴らすサウンドとは裏腹にとんでもない絶頂が存在した。
 それぞれのキャリアもあるが、若きギタリストが加入したTwolowのヘビィネスとグルーブは今後もよりパワーアップを続けるに違いない筈!!



・isolate

 今年はあんまりライブをやっていないisolateの久々のライブだが、ブランクは全く感じさせないいつも通りの圧巻の激情を放つライブを繰り出してくれた。
 この日は下手ギターのIwata氏はお休み、代わりにGraupelのKakimoto氏をサポートに迎えてのライブだったが、ライブ前に憧れのSWARRRMへのリスペクトをAndo氏が口にしてからライブはスタート。編成こそ完全では無かったが、SWARRRMを前にしてその背中を追いかけた世代の意地を見せてくれた。
 特に新曲とかをプレイしたセットでは無かったが、いきなり「終末」から始まり、合間にMCこそあったが、それ以外は轟音に次ぐ轟音を繰り出し、異常な熱気を放つ他のバンドに触発されたのか、初っ端からギアは全開!!
 終盤にはアンセム「狂う影にあわせて」を盛り込みながら、怒涛の勢いだけで突っ走るブラストと轟音!!サポートであるKakimoto氏はギターを携えながらフロアへサーフし、Kokeguchi氏は最後はやっぱりベース弦を全部ブチ切っての暗黒舞踏。
 今後ライブで披露されるであろう新曲も非常に楽しみだが、現在進行形で他に類を見ない激高の音をisolateは放ち、憧れのSWARRRMへと確かにバトンを託したのだ。



・SWARRRM

 トリ前は本日の主役のSWARRRM。やっぱりトリじゃないのねとは思ったが、isolateからのバトンをしっかりと受け取り自らの20年を祝う20分間が始まった。
 SWARRRMは大阪では何度もライブは観ていたけど、東京で観るのは初めてという事もあり、東京ではどんなライブを繰り出すのか凄く楽しみであったが、結論から言うと20周年とか東京でのライブだとかは関係無く、あくまでいつも通りのSWARRRMのライブをしただけだ。
 上半身裸で化物みたいな声を放つツカサ氏はいつもよりもアグレッシブに前に出ていた気もするけど、楽器隊はあくまでも地に足を付けた演奏。セットも昔の曲中心かと予想していたが最新アルバム「FLOWER」の楽曲をはじめ最新の曲中心のセットで勝負していた。
 編集盤のリリースという事もあったから過去の曲ももうちょっと聴きたかったっていう我侭な気持ちもありつつ、もっと長くライブやって欲しかったって感情もあったが、20周年だろうとなんだろうと浮き足立たせないでいつも通りのライブをするというSWARRRMのライブは流石であり、ソリッドなアンサンブルとツカサ氏の怒号が繰り広げる混沌に身を任せるだけに過ぎない。
 20年に渡ってメンバーチェンジ等もありながらも継続を続ける力、積み重ねた混沌に懐古するのでは無く、それを糧に新たな混沌を生み出すSWARRRMに拍手喝采!!



・STUBBORN FATHER

 だがこの日の全てをかっさらったのは今年で結成17年!!大阪のハードコアシーンで何処にも属さず誰にも媚びずにブレ無い精神を貫くハードコアことスタボンだったと僕は思う。
 持ち込みの蛍光照明がステージを照らす中、「裏側」の自動音声のSEが流れた瞬間に一気に張り詰める空気、ボーカルshige氏の顔こそ見えないけど、顔の無い妖怪が放つ言葉と叫び、絶頂の瞬間だけを切り取った楽器隊の演奏が濁流となって襲う瞬間に本気で体内の血液が沸騰して蒸発しそうになる感覚に襲われた。
 序盤から「裏側」、「創造の山」と必殺の2曲を繰り出し、フロアの熱気を最高潮まで持っていったが、2月のREDSHEER企画で初披露となった新曲2曲がやはり凄まじい出来になっている。
 スタボンの持ち味である爆発の瞬間を切り取ったカタルシスは勿論存在するが、これまでの楽曲以上にクリーントーンの不気味さと不条理さも磨かれ、最早既存のハードコアで例えに出せるバンドなんて一個もありゃしないのだが、どこを聴いてもスタボンの全くブレ無いハードコアになっているから本当に凄い。
 ラストに繰り出した大名曲「痣」は本当に全てを持っていた。超展開に次ぐ超展開が目まぐるしく繰り出されながら、ドラマティックにドメスティックに限界突破を繰り広げる音の洪水。
 個人的に凄く印象的だったのはshige氏が曲間の「吐かせて示す」という歌詞のラインの時にマイクスタンドをフロアに向けたシーンだ。もしかしたら別に何の意図も無かったのかもしれないが、フロアが一斉に「吐かせて示す!!!!!」と叫んだ瞬間がこの日のハイライトだった。孤高の存在であるスタボンがこの瞬間だけはフロアと共に存在していた。何か今思い出しても泣きそうになるよ。
 最後の最後はshige氏が設置された蛍光照明を足でなぎ倒して袖へと消えてライブは終了。アンコールこそ無かったが、全5曲の貫神の精神としてのハードコア。SWARRRMすら食ってしまっていたスタボンのこの日のライブを観れなかった人は本当に後悔してもしきれないと思うよ!!



 ジャンルやキャリアこそ違えどこの日の7バンドに及ぶ激音のドキュメントを観て思ったのは何よりも続けて来たからこそ生み出せる物が存在するという事だ。
 SWARRRMもそうだけど20年に渡って続くバンドなんて本当に少ない。だけど形こそ変われど続ける人、続くバンドがある。具体的な順位や数字でなんか表せやしない、観た人の数だけ感じるものがある。それこそがエクストリームミュージックの一番の魅力だと僕はこの日再確認した。
 SWARRRM改めて20周年おめでとうございます。SWARRRMはじめ、この日の出演バンド各位や3LAや色々なバンドや人たちがこれからもずっと続いていく事を祈ってます。
タグ : ライブレポ

プロフィール

AKSK

Author:AKSK
メジャーの物からマニアックな物まで良い音楽を幅広く紹介してこうと思ってますが、ハードコアとかが多目だったりします。他にもコラム書いたりもしています。

タグ別記事表示

日本 ライブレポ 激情系ハードコア アメリカ スラッジ ポストメタル ポストハードコア ポストロック カオティックハードコア ドゥーム エモ オルタナティブロック イギリス サイケ フランス アンビエント ストーナー ネオクラスト ドローン ドイツ シューゲイザー ハードコア ロック グラインドコア プログレ ギターロック ポストブラックメタル インタビュー マスロック ポストパンク デスメタル スウェーデン カナダ モダンへビィネス スラッシュメタル ブラックメタル ギターポップ エクスペリメンタル エレクトロニカ ジャンクロック イタリア インダストリアル ベルギー フューネラルドゥーム グランジ ノルウェー 年間BEST ジェント オーストラリア スペイン アコースティック ポップス プログレッシブメタル ラーメン ブラッケンドハードコア フォーク ミニマル モダンヘビィネス ニューウェイブ パワーヴァイオレンス ロシア ゴシックメタル ハードロック ファストコア ノイズ ニュースクールハードコア フィンランド メタルコア ゴシックドゥーム トリップホップ ヒップホップ 自殺系ブラックメタル オランダ 駄盤珍盤紹介 アブストラクト ノーウェイブ クラウトロック ダブ ヘビィロック パンク ゴシック ダブステップ ノイズコア シンガポール ラトビア ミクスチャー チェコ インディーロック メロディックパンク テクノ ポーランド ドラムンベース ウィッチハウス オルタナティブ アイルランド デンマーク スイス ヘビィネス メキシコ ポジパン ジャズ ヴィジュアル系 アシッドフォーク メタル ブルデス 声優 ボイスCD ドリームポップ トラッドフォーク クラストコア スクリーモ カントリー プリミティブブラック 韓国 ハンガリー アイスランド イラン シンフォニックブラック ギリシャ スコットランド USハードコア ポルトガル ガレージ ソフトロック フリージャズ モダンクラシカル 台湾 トルコ ファンク 

カテゴリー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

カウンター