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■dfer vol.6(2012年12月8日)@武蔵境STATTO

 友人のお誘いを受けて、ひょんな事から今回こちらのイベントに足を運ぶ事になった。武蔵境という場所自体行くのが初めてだったし、STATTOというハコに行くのも当然初めて。そんな個人的には若干アウェー感もありつつも、ひとつの新規開拓的な意味を込めて今回こちらのイベントに足を運んだ。友人曰くガチガチのパンク・ハードコアなイベントらしく、ハコには見るからにそれらしき人が多くいたし、出演バンドは全部ガチな格好良さに満ちていた。



・Kalt bruching Acideath

 一発目はKalt bruching Acideathという4人組のバンド(Google先生で調べてみたけど詳細が全く出てこなくて色々と謎なバンド)。音楽性で言うとグラインドとドゥームのクロスオーバーであり、歪みまくった爆音が先ず凄かった。それでハウリングするノイズと共に反復するリフによる極悪なドゥームを放出したと思えば、一気にBPMを加速させてグラインドコアになり、またドゥームへと変貌する。それを繰り返す楽曲は両極端なエクストリームさを交互に繰り出し脳を破壊にしかかってくる物。凄まじい爆音と音圧の中でボーカルが叫び、混沌とした空気を序盤から生み出しており、それを徹底して貫いてたバンドであった。詳細こそ分からないが、いきなり破壊力に満ちた音塊をぶつけられてしまった。



・Punhalada

 続いては名古屋の3ピースバンドであるPunhalada。実は今回が初ライブで、初ライブが地元では無くて東京というのも何とも不思議な話だが、こちらは本当に雑多なクロスオーバースラッシュを展開してくれた。ベースボーカルの人はブラジル人と日本人のハーフらしく、見た目のインパクトもかなりあるが、音楽性はスラッシュメタルにオールドスクールなハードコアやらストーナーやらを盛り込んだ正統派であり、ロック色の強さもあるサウンド。高速2ビートの性急さで楽曲を引っ張りつつ、基本はプリミティブなギターの刻みで攻め立て、時にストーナーなサウンドを聴かせる音は本当にクロスオーバーの良さを全面的に生かしていた。メンバーそれぞれのステージングも含めて王道の格好良さを感じるバンドだった。来年にはレコーディングをして、また東京でライブをするともMCで言っていたし、そちらも楽しみにしたい。



・AMNESEA

 こちらは全員女性のベースレスクラストコアバンド。こちらも初見だったが、正統派クラストサウンドをより邪悪にしたクールで冷徹なサウンドを展開。ボーカルにリバーブをかけ、ギターの音はノイジーな音作り、それに正統派クラストのビートで邪悪に進行していくスタイル。良い意味での女性らしさを感じさせつつも、徹底して冷徹な邪悪なクラストサウンドはNERVSを個人的に思い出してしまった、切れ味鋭いノイズギターのリフとリバーブの強いボーカルとDビートの三重奏は危険な毒素を放っていた。



・Hemispherical

 こちらは岐阜のバンドであるHemispherical。もう最高に男らしいオールドスクールハードコアスタイルを取っており、クラストのワルな感じとUSハードコアのキャッチーさの両方を持っているバンドだったし、ショートでキラーな楽曲をここぞとばかりにノンストップで畳み掛けていく様は単純に格好良いと思った。やや暴走気味のテンションで突き進むライブも良かったし、非常にパワフル!でもキャッチーさは忘れないという何ともニクいバンドであした。しかし岐阜にもこういったハードコアバンドが存在しているという発見は大きかったなあ。



・Asmodeus

 トリ前に登場したのは暗黒メタルクラストバンドであるAsmodeusだが、個人的にこの日のライブで一番強烈なインパクトを与えてくれたバンドだった。悲壮感溢れるアルペジオから始まり、そこから壮大さを感じさせながらも極悪なメタリックなリフが邪悪な轟音として押し寄せてくるし、何よりもそのヘビィさの中に潜む悲壮感が旋律の中で暴れ狂い非常にシリアスでありながらも、強靭なサウンドを展開していた。何よりもボーカルの人のグロウルがその悲壮感を更に拡大させていたし、メタリックなサウンドの中で激情が暴れ狂う様は本当に圧巻の一言。残念ながら物販で音源は売っていなかったけど、機会があればまた観たいと心から思ったよ。



・Peaceful Collapse

 トリは仙台のポリティカルハードコアバンドであるPeaceful Collapse。そのMCも含めて非常に政治的なメッセージの強いバンドであり、古き良きジャパコアのスタイルを取り、日本語詞で強烈な怒りをメッセージとして訴えるパンクバンドらしさ全開であり、正統派クラストコアスタイルのサウンドだけでなく、日本語で歌い叫び、非常に内容も聞き取り易い歌詞等も含めて本当にオールドスクールなバンドだと思ったし、痛烈で破壊力と貫禄に満ちたバンドサウンドで攻めながらも、それ以上に真摯にメッセージを伝える姿がよりサウンドに説得力を加えていたし、怒りを伝え叫ぶ為のハードコアとして彼等は本当に格好良いバンドだと思った。



 そんな感じで簡単にだけど今回のイベントのライブレポとなったが、今回のイベントは本当に正統派のハードコア・クラスト・パンクのバンドが集結したイベントだったし、どのバンドもハードコアパンクとしての純粋に格好良いバンドだと思ったし、正直に言ってしまえば全バンド初見で予備知識が全く無い状態で今回のイベントに臨んだ訳ではあるけれども、本当に楽しい夜を過ごさせて貰った。こうして新たな発見があるし、本当に日夜多くの場所で熱いイベントがあり、熱いバンドが数多くライブをしてるって考えると、まだまだ新規開拓の必要があるなって個人的に思ったりもした。後、武蔵境は遠かったです。
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タグ : ライブレポ

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