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■ミソカ Live Vol.5 スペシャル(2012年12月30日)@高円寺HIGH

 2011年から散発的ながらも活動を再開し、2012年も不定期ながらにライブ活動を行っていたCOTDだが、2012年の締め括りとしてNARASAKI、KANNO、NEGISHI、NAGASAWAという初期メンバー編成でのスペシャルライブを敢行した。屈指の名曲揃いの初期の楽曲を中心にプレイするっていうファンなら本当にスペシャルな夜だったし、前座のゲストライブもかつてCOTDに在籍していたイチマキ嬢率いるBP.と完璧過ぎる布陣。チケットは勿論ソールドアウトだったし、この日の高円寺HIGHは本当に特別な夜だった。



BP.

 スタート前に掟ポルシェがDJをやっていたりしてて、そして先ずは今回のライブのゲストであるBP.のライブからスタート。イチマキ嬢の産休による活動休止期間は長かったけど、10月での大阪狩りではそんなブランクは全く感じさせないライブだったし、今回のライブもよりバンドが良い感じであるのを証明していた。ギターポップとハードコアとシューゲイザーを織り交ぜたサウンドとイチマキ嬢のウィスパーボイスのボーカルが溶け合って、ハジメガネ氏のシャウトがハードコアさを高める男女ツインボーカルでのポップさもハードさも溶け込む独自のBP.サウンドはやはりオルタナティブであるし、同時にポップさも絶対に忘れないのだ。今回のライブでは近日リリース予定の再始動後初となる新作音源の楽曲もプレイし、90年代の活動期間から全くブレない浮遊するポップさをより研ぎ澄ました印象を受けたし、ソリッドさもより研ぎ澄ましシャープに刺し殺すシンプルでありながらもタイトなアンサンブルはより楽曲の持ち味を生かす。ポップでハードなオルタナティブロックとしてBP.はずっとブレてないし、今回のライブでもそれを見事に証明してくれた。35分程と短い時間ではあったが、COTDと共に90年代を闘って来た猛者の凄みを見せてくれた。



・COALTAR OF THE DEEPERS

 転換の間に掟ポルシェ司会によるCOTDグッズ抽選会があったりしつつ、いよいよ今回の主役であるCOTDのアクトへ。初期メンバーでのライブという事もあり、NARASAKIは今回はギターボーカルのスタイルでのライブ。そして1曲目から最初期のEPからプリンスのカバーである「when you weremine 」でキックオフ!!最早完全に原曲を破壊したシューゲイジングメタリックサウンドとイントロのワウをかましまくった轟音ノイズのギターワークでフロアは一瞬でモッシュの嵐へ!!そこからギターロックとスラッシュメタルとシューゲイザーをクロスオーバーさせた初期COTDの名曲が乱打されてフロアは瞬く間に暴動へ。KANNO氏の正確無比に叩き出す怒涛の手数の鬼神ドラムは今回も健在だったが、NAGASAWA氏のベースもとにかく凄い。怒涛のラインを高速フィンガーピッキングで余裕で弾き倒す男らしさだけでなく、とにかく太くて重い音で耳を貫く重低音を炸裂させ、KANNO氏のマシンガンドラムと共にアンサンブルのグルーブにとんでもない厚みを加えていく。そして今回のライブはここ最近のCOTDと打って変わって、完全に爆音仕様になっており、NARASAKIとNEGISHI氏のギターが織り成す轟音メタリックサウンドは本当に鼓膜を貫く破壊力を持っていた。それは「summer days」の様な甘いギターポップな楽曲でも炸裂していた。こちらも最初期の名曲である「mummy lover」では轟音サウンドだけでなくボサノバも取り入れたサウンドの風通しの良さを見せていたし轟音ギターとアコギの対比が見事。
 そして個人的に大好きな1曲である「charming shister kiss me dead!!」では郷愁のメロディが哀愁と轟音と共に押し寄せ、胸があっという間に締め付けられる想いで一杯に。そしてNEGISHI氏の「ロックンロール!!」という謎MCから始まった「snow」では先ほどまでの突き刺す轟音とは変わって、この季節とシンクロする柔らかな郷愁がゆるやかに流れ、甘い旋律に身を任せてしまった。しかしそんな楽曲の後に「crawl to me」をブチかまし、ゆるやかなる空気をイントロの高速カッティングで破壊。そしてNARASAKIの「このメンバーでしか出来ない曲をやります。」というMCから始まった「the visitors」の無慈悲なインプロ絵巻で、それぞれの音が暴れ狂う混沌を叩きつけ、「C/O/T/D」にて疾走する甘い旋律に胸を焼きつかれるというバンドのレンジの広さは初期の楽曲ばかりプレイしている今回のセットからでも明らかだし、それを統率させCOTDの音にするNARASAKIのセンス。何よりもそれをポップで暴力的な轟音サウンドとして叩きつけるアンサンブルは本当に見事としか言えなかった。
 そして圧巻だったのは本編ラストの3曲バンドのテーマとも言える最初期の大名曲「deepers're scheming」にて激ドラマティックかつスラッシュな暴力性も郷愁もドラマティックさも全て全開になった怒涛の轟音絵巻でフロアは最高潮へ!!「俺達はまだ若い!!」というMCからKANNO氏の2カウントから怒涛のサウンドを叩き付けた「Blink」、そして本編ラストは前回のライブでは前奏しかやらなかったThe Cureのカバーである「killing an arab」!!こちらも原曲を完全に破壊したハードコアサウンドで本編は完全に昇天。息つく暇も無い正に迫り来る轟音の洪水に圧倒されるしか無かった。
 そしてアンコールの声に応えて、NARASAKIが一人ステージへ、リバーブをかけたウクレレで「coal cut」を披露し、そして今回BP.で参加しかつてのメンバーであったイチマキ嬢が登場。アコギを持ったNARASAKIと共にイチマキ嬢のボーカルで「mexcico」をじっくりと聴かせる。そして何故かアフロの鬘を被ったNEGISHI氏と民族衣装みたいな服に着替えたNAGASAWA氏と、何も変わってないKANNNO氏も登場し「the lightbed」へ。ボサノバの風通しの良いフレーズとイチマキ嬢のコーラスが本当に心地よく、しかし終盤で圧巻のシューゲイザーサウンドを展開し、再び体内の血液の温度が上がる感覚を覚える。イチマキ嬢がステージから去り、再び4人でのCOTDへ。「thrash up disturbace #4」、まさかの「atomic joe」で後夜祭的狂騒と共に爆発するサウンド。そして最後の最後に「amethyst」!!!!!パーティは狂騒と熱狂のまま終わった。



セットリスト

1.When You Were Mine
2.earth thing
3.your melody
4.summer days
5.mummy lover
6.charming shister kiss me dead!!
7.snow
8.crawl to me
9.the visitors
10.C/O/T/D
11.Deepers Are Scheming
12.Blink
13.killing an arab

en1.coal cut
en2.mexico(Ver.1)
en3.the lightbed
en4.thrash up disturbace #4
en5.atomic joe
en6.amethyst



 個人的に2012年のライブ納めとなったライブだったが、2012年のライブ納めがCOTDで本当に良かったと思う。今年一番狂騒の中で暴れたし、ライブ終わりは本当に全身汗だくになっていた。不定期ながらも活動を続け、気がついたら結成から20年を越えた猛者であるCOTD。2013年はいよいよ新しい音源とかを出してくれるんじゃないかって期待をしつつ、これからの活動も引き続き追いかけ続けていくつもりだ。
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