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■音波交際センター「再会編」(2013年3月31日)@新代田FEVER

 昨年の夏以降、ライブ活動を休止し新作の製作に取り掛かっていた、柏市から世界を揺らすプログレッシブ激情ハードコアバンドであるkamomekamome。そんな彼等が七ヶ月振りにライブをし、再び最前線に帰ってくる!!今回のkamomekamome企画は、そんな彼等の新たなスタートのプロローグとなる企画であり、対バンは盟友である GARLIC BOYSに加え、Crystal LakeとBEFORE MY LIFE FAILSを迎え、2013年のkamomekamoneの始まりを盛大に告げるイベントとなったのだ。この日FEVERに集まった人々は本当にカモメのライブ再開、そして新作を待ち望んでいた人々だと思うし、僕もその一人である、なので今回はカモメの復活を祝いに新代田FEVERまで足を運ばせて頂いた。



・BEFORE MY LIFE FAILS

 ライブ前に昼間から友人と酒を飲んで来て、本当に良い感じに酔いながらFEVERに到着。そして一発目はBEFORE MY LIFE FAILSから。今回初めてその存在を知ったスクリーモ系のバンドである。僕個人としてはスクリーモはあまり好きなジャンルじゃないのが正直な所だけど、彼等は良い意味で非常にキャッチーなバンドで、ズクズクのリフと、2バスのビートで攻め立てながらも、非常にメロが立った楽曲。何よりもノリの良い楽曲には否応無しにテンションを高くさせられたよ。一発目から熱いアクトを繰り広げてたし、FEVERを熱くしてくれた。



・Crystal Lake

 続いてはこちらも初見なメタルコア系のバンドであるCrystal Lake。今回の企画で一番チューニングが重いバンドであり、ズクズクに刻むリフとメタルコアド真ん中なビート、ブルータルなボーカルと、正統派でありながらも、中々に格好良いサウンドを聴かせてくれるバンドだった。途中BEFORE MY LIFE FAILSのボーカルの人がゲストボーカルで乱入したりもしてたし、キャッチーさを投げ捨てて、武骨なメタルコアを炸裂させるライブ。こちらも馬力と熱量が半端じゃ無かったし、またまた熱いライブだった!フロアもモッシュで大盛り上がり!!



・GARLIC BOYS

 そして大ベテランのパンクロックバンドであるGARLIC BOYSへ!とにかくこのバンドはハードコアパンクが何であるかを分かりすぎているバンドであり、最高に格好良い、若干メタリックなリフ、正統派パンクロックのビート、それなにに最高に馬鹿な歌詞で歌う。しかしそれが最高に格好良いのだ。男の哀愁わやたら感じさせ、40分程のライブで惜しみなく繰り出される名曲の数々!!特に「ハッスルするっす」と「YOKOZUNA」をやった時は本当にテンションがマックスに!!モッシュピッドもとんでもない事になっており、ダイバー続出!!本当に馬鹿単純に格好良いリフ、ビート、馬鹿で哀愁漂う男っぷり。たったそれだけで戦って来たバンドであり、たったそれだけで30年近くも活動しているからこそ、本当に貫禄と凄みを持ちながらも、最高にパッションとエネルギーに満ちたライブをしていて、FEVERは男女共に大ハッスル!!大ベテランでありながら、衰えや落ち着きなんてないし、溢れるパッションを全身で感じ取らせて頂いた!!



・kamomekamome

 そして本日の主役であるカモメのライブへ!!セッティングが終わり、そして向氏が登場し「久しぶり!!」の第一声にFEVERはいきなりクライマックスへ!!そしてキックオフはもう必殺中の必殺の1曲であり、カモメのライブでは御馴染みの最強の1曲目「エクスキューズミー」!!変拍子を駆使しながらも、どこまでもハードコアでありエモーショナルであり、歌であり、ツインボーカルでの絶唱の掛け合い、刻まれるツインギターのリフの応酬。カオティックでありながら正確無比なベースと、ハードコア的でありながらもタイトでダンサブルなドラムが繰り出すエモーショナルハードコア酒池肉林にのっけからダイバー続出!モッシュの嵐!!続くより複雑なギターの絡みが光る「ハンズフリーからのお知らせ」、カモメの楽曲郡の中でも屈指のエモーショナルさを誇る大名曲「この時期のヴァンパイア」と続き早くも絶頂状態へ!!特に「この時期のヴァンパイア」なんて複雑極まりないビートとリフを持ちながらも、それを決して難解に聴かせないし、そんなアンサンブルから滲み出るのは紛れも無いエモーショナルさ、特に向氏と中瀬氏の絶唱の掛け合いのパートなんて本当に胸を打ちぬかれる想いになってしまいそうになる。
 向氏がMCで中瀬氏が結婚したという目出度い報告をしたりしつつ、2ndアルバムからダンサブルかつ直情的な「スキンシップ編」で更にフロアを熱くし、そしてよりメロウで歌に重きを置いたカモメの世界へ。「クワイエットが呼んでいる」は彼等が持つ歌の魅力を前面に押し出しながら、それでもプログレッシブといった要素もしっかり出し、それでもヘビィな精神的な重さも感じさせる名曲であり、やはり心にかなり来る物がある。そして現在レコーディング中の新作からの新曲は、ハードコアとしての直情性や彼等の持つプログレッシブさはそのままに、更にエモーショナルさを加速させた楽曲で、既に名曲リストの仲間入りを果たすであろう事は確信した。大名曲「事切れ手鞠歌」は複雑に絡むリフと2ビートとダンサブルさとポリリズムを組み合わせた萬田氏のドラムが印象的であるが、それ以上に全編クリーントーンで歌われるのは絶望であり、ダークサイドカモメの屈指の名曲。悲しみと憎しみをハードコアとして鳴らし、それで全てを打ち抜く瞬間は確かにあった。
 再び向氏のMCに入ると、向氏は新作の楽曲は難産に告ぐ難産だった事、新作の楽曲の歌詞は3.11の震災以降という部分がかなり強く出ているという事、そしてその待望の新作は夏にリリース予定という最高に嬉しいアナウンスをしてくれた。そして1stの1曲目である「ハミングエンバーミング」というこちらもダークなカモメの魅力が強い初期のプログレッシブ路線の中でもメロディアスで悲しい名曲をプレイ。そして新曲を2曲披露。新曲の歌詞とかは聞き取れなかったし、分からないけど、それでもポジティブなエネルギーに満ち溢れ、シリアスでこそあるけど、それでも先に行くという力強い宣言、何よりも向氏と中瀬氏のツインボーカルになってからのカモメが更に鍛え上げられ、進化している事を実感した。
 ライブもいよいよ終盤に入り、向氏の「ここからが本番だぜ!靴紐結んでおけよ!」って煽りと共に「化け直し」をプレイ。カモメの中でも一番の盛り上がりを見せる名曲は、この日一番のダイバーとモッシュを生み出し、ヘビィなリフとダンサブルかつ複雑なビート、TOOLの流れにありながら、それを独自のハードコアに仕上げた必殺の楽曲で再びFEVERに火を点ける!!そして向氏が高らかに甦る事を日本全国、この日いた人々に告げての「Happy Rebirthday To You」!!新たな始まりを間違いなく感じたし、何度も言うけど、新たな力を感動的でエモーショナルな名曲によって感じた。
 本編が終わり、手拍子に応えて5人が再び登場。そして向氏お得意の謎に小芝居が入ったMCに入る(ABC我孫子シティアブノーマルシティから始まる、カモメのライブでおなじみの下り)。そして小芝居を終えて、向氏の荒い息遣いから、ただでさえ最強の名曲ばかりのカモメの名曲郡の中でも特に最強と呼ぶべき1曲である「メデューサ」へ!!荒れ狂うフロアの狂騒と共に、kamomekamome最前線復帰ライブは幕を閉じた。


セットリスト

1.エクスキューズミー
2.ハンズフリーからのお知らせ
3.この時期のヴァンパイア
4.スキンシップ編
5.クワイエットが呼んでいる
6.新曲
7.事切れ手鞠歌
8.ハミングエンバーミング
9.新曲
10.新曲
11.化け直し
12.Happy Rebirthday To You

en.メデューサ



 とにかくkamomekamomeが七ヶ月製作活動に入り、ライブを全くしていない状態だったが、しかし彼等は新たな始まりを今回のライブで高らかに宣言した。新曲は3曲披露したが、どれも間違いなく名曲で、夏にリリースされるアルバムは間違いなく傑作だと確信したし、2013年のkamomekamomeは更にとんでもない事になると思う。これからは再びライブ活動もするし、今年は本当に大きく動いていくだろう。kamomekamomeという柏市が生んだ異形のハードコア、それが更に凄まじい事になっていくのが今から楽しみで仕方ない。
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