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■BAY SIDE RIOT x 100 ANTENA presents PLAY DEAD SEASON FIRST ALBUM [JUNKHEAD] レコ発 横須賀編(2013年6月23日)@横須賀PUMPKIN

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 1stアルバム「JUNKHEAD」を3月にリリースし、現在全国をツアーしているPlay Dead Season。今回はそのツアーの横須賀編という事だが、対バンに羊数える、MIDDLE、Deepslauter、Curve、weaveという豪華極まりない面子が集まり、PDSの横須賀でのライブをガッツリ脇を固めた。この面子は東京でもかなり凄い面子だし、今回は電車で二時間近くかけて横須賀まで足を運んだ。会場の横須賀PUMPKINは30年以上の歴史を持つ伝統的なハコで、今回初めて足を運んだが、ハコの雰囲気も凄く良かった。そして爆音の夜が始まりを告げた。



・羊数える

 トップバッターは横浜のディスコダンス3ピースこと羊数える。3月の鶯谷でその存在を知り、ぶっ飛ばされたのだけれども、今回のアクトも見事に鋭角のディスコダンスジャンクサウンドが炸裂しまくってた。ポストハードコアとかニューウェイブ辺りの流れを受け継ぎ、変則的なビートセクション、バキバキのサウンド、しかしドライブしまくる感じ、不協和音が生み出すジャンクさが、攻撃性特化型のサウンドを見事に展開。タイトで荒々しい猛獣ドラムと、変則的でありながらも巧みに刺し殺しに来るギターワーク、激歪なベースの凶悪さ、金属的なサウンドを最大限まで生かし、そのジャンク極まりないポストハードコアサウンドは狂気的な格好良さに満ちているし、そんな不穏なアンサンブルにハイトーンで叫ぶボーカルが乗り、より狂騒を高める。今回のライブも見事に自らの鋭角サウンドを展開し、一発目から横須賀を熱くしてくれた。

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・MIDDLE

 お次のMIDDLEも三月の鶯谷以来にライブを観る事に。こちらも羊数える同様に鋭角のポストハードコアサウンドだが、こちらは更にドライヴィインさと、ロックンロールさが高まったサウンドを展開。男は黙ってリフで勝負!!と言わんばかりのディスコードドライブなリフロックを展開。正統派DLJ系統のサウンドでありつつも、時にツインボーカルで熱い掛け合いを見せたり、もっとシンプルに暴走するロックンロールさをこのバンドは持っているし、とにかく一瞬も隙を見せずに容赦無くリフというリフで攻める爆音ポストハードコアサウンドはやはり圧倒的な格好良さを見せていたと思う。しかもそのストレートなサウンドの中に確かな余裕や貫禄も感じさせるズルさもあるからこのバンドは凄いと思う。横須賀でもライブバンドとしての力量を確かに発揮していた。

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・Deepslauter

 柏市から全国へ狂騒のハードコアを鳴らすDeepslauterのアクトへ。彼等のライブを観るのは実に一年半振り位だったのだけれども、もうド頭からファストかつカオティックかつキャッチーなDeepslauterだけのハードコアが炸裂しフロアはモッシュの嵐へ!!ボーカルのオサムさんはとにかく客を煽りに煽りまくり何度もフロアに飛び出し、楽器隊はデカいアクションで暴れまくっているのに、演奏技術の卓越さを見せながらも、とにかく性急にクライマックスへダイブしていく感覚を音で生み出す。一回入ったMCと何度かのチューニング以外は常にノンストップで曲を乱打しまくり、常にハイボルテージかつハイテンションなライブは観る者の脳髄のヤバイ分泌液を放出させまくる危険性があるし、混沌に次ぐ混沌をノンストップで叩き出すからこそ生まれるカタルシスはDeepslauterの本当に大きな魅力だと思う。柏市が誇るハードコアの猛者は、この横須賀でも大いなる猛威を見せ付けてくれた!最高に格好良かった!!

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・Curve

 後半戦は打って変わってシューゲイザーを通過し、エモからどこまでも眩い光を生み出すCurveのライブへ。昨年リリースした3rdである「Till The End」は個人的に歴史に残すべき大傑作だと思っているが、ライブを観るのは今回が初めてで、非常に楽しみにしていた。一発目の「Dawn Promised」のギターの静謐なフレーズが響いた瞬間に本当に空気が一変したし、そこから轟音の激泣きのギターフレーズと羅氏の力強い歌が響いた瞬間にもう心を完全に持っていかれてしまった。最早Curveはエモとシューゲイザーの融和とかそういった形容なんて本当に不要なバンドだと思うし、ただ圧倒的メロディセンスと素晴らしい歌声を持つ羅氏、力強く楽曲のボトムとグルーブを支えるリズム隊の屈強さ、それらがただ一つの感動的情景を生み出し、本当にポジティブなエネルギーを放っているのだ。そして初期の楽曲である「broken beautiful product」でその繊細でありながらも美しい世界が更に花開き、感情という感情を想起させられてしまう感覚にすら陥った。先日の羅氏によるCurve解散宣言があったが、今回のライブで解散宣言を撤回していたのを知り(見事に情弱な自分…)、それが何よりも本当に嬉しかったし、羅氏が何度も「続けていきますよ」と言い、ラストに屈指の大名曲「The Long Distance Of The Night」へ!!イントロのコードストロークの時点で一気に感情の洪水がクライマックスになり、轟音シューゲイジングサウンドと、どこまでも力強く羽ばたくビート、そして羅氏の歌声が生み出す新たな始まり、終末とか絶望を完全否定する有無言わせない説得力、音で眩いばかりの光を生み出し、何度も涙を堪えるのに必死になってしまった。今回初めてライブを観たけど、ここまで自分の心とか感情を揺さぶられたライブは本当に久々だったし、そしてこれからもCurveは続いていくという宣言もあったし、まだまだこのバンドを観る事が出来るのは本当に嬉しく思ったし、感動的過ぎるライブだったよ。

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・weave

 トリ前は地元横須賀で活動するエモーショナルポストロックバンドことweave。音源の方を聴かせて頂き、こちらも今回ライブを観るのが楽しみなバンドだったけど、いざライブを観ると本当に大きく印象が変わってしまった。サウンドスタイル自体は静カニ潜ム日々とかにも通じる歌物エモーショナルポストロックなんだけれども、ライブは音源の何十倍もダイナミックなアグレッシブさに満ちており、伸びやかな歌声もよりエモーショナルな暑苦しさに満ちていた。音源での静謐でクリアなアンサンブルから生まれるエモーショナルさとはまた違い、ライブは本当に全身全霊という言葉が似合う、熱く暑いライブを展開していたし、このバンドも改めてライブバンドである事を認識させられた。ライブは今回初めて拝見させて頂いたが、予想以上にエモーショナルなアクトにまた魂を揺さぶられてしまったよ。

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・PLAY DEAD SEASON

 そして本日の主役のPDSのアクト。四月のツアー一発目の自主企画以来に彼等のライブを観るが、驚いたのはたった数ヶ月でただでさえライブバンドであったPDSが更に進化を遂げていた事だ。屈指の名盤「JUNKHEAD」を引っさげてのツアーで更に数多くのライブをこなし、音とアンサンブルに更なる説得力が加わっていたと思うし、一発目の「瞬間と循環」のイントロのギターからもう持っていかれるし圧倒された。本当に音源とやっている事は全然地側無いのに、持ち前の全身全霊のエモーショナルさと、クールな殺気が生み出すポストハードコアはその一瞬一瞬でカタルシスを生み出し、怒涛の勢いで攻めるサウンドが本当に鬼の化身みてえになっていたんだ。リフの格好良さ、ビートの格好良さ、熱いコーラスワーク、PDSの格好良さは色々あるけど、それをライブという瞬間のドキュメントとして放ち、ライブだからこそ自らの持ち味を最大級まで発揮できる彼等は本当に選ばれたライブバンドだと思うし、今回披露された新曲も更に破壊力を高めた素晴らしい物だった。今回もセットのほとんどは「JUNKHEAD」の楽曲だったけど、更に鍛え上げたサウンドは破壊力も感情に訴える哀愁とか激情もよりダイレクトに伝わってくる物になっていたし、本当に横須賀の熱い夜を最大の熱さで締めくくってくれた。

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 今回ははるばる横須賀まで足を運んでのライブだったが主役のPDSは勿論、出演バンドがそれぞれ熱いライブをブチかましてくれて、横須賀は夏直前に既に真夏超えな熱さに満ちていたとも思う。PDSの方はいよいよツアーも終盤戦でPSWINGSETとのライブ、更には7月20日には小岩でツアーファイナルを迎える。ツアーファイナルの方は僕もまた足を運ぶ予定だし、その頃にはPDSは更なる進化をライブで見せていると確信している。しかしながら横須賀は大分遠かったけど、今回は本当に片道二時間近くかけても足を運んだ甲斐があるライブだった。何度も言うけど本当に熱い夜だったんだよ!!
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