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■isolate presents -THE SECRET Japan Tour(2013年11月15日)@小岩bushbash

 今年に入ってから本当に怒涛の来日ラッシュとなっているけど、遂にイタリアのダーククラストバンドであるThe Secretもこの日本の地を踏む事に!!トレモロと速さと美轟音から激情を放つ国内激情の雄の一つであるisolateの個人招聘によってThe Secretのジャパンツアーが敢行される事になったのだ!!今回はそのツアーの二日目の東京公園であり、対バンはisolateの盟友である悪夢を描くバンドとして名高いwombscape、国産デスの大御所であるButcher ABC、熱き絶唱と激情を速く!熱く鳴らすENSLAVEとThe Secretを迎えるには十分過ぎる布陣。ブッシュバッシュも金曜という事もあって、オープンの頃は正直人も疎らではあったが、The Secretのライブの時には多くの人が集まっていたし、これもまた多くの人が待ち望んでいたライブだった筈だ。



・wombscape

 ライブはほぼオンタイムでスタート。先ずはwombscapeのアクトから。ここ最近のライブで籠型のライトをステージに導入し始めて、キャビのペイントや、バックのバンドロゴのフラッグも含めて、視覚面でもより芸術性を追及し始めていたりもするが、肝心の音は本当に相変わらずの芸術的美しさを漆黒として鳴らすおぞましさ。今回のライブもセット自体は前回僕が観た時のライブと変わってはいなかったけど、メンバーそれぞれのステージングも含めて、よりwombscapeとしての核が強固な物になっている印象を受けた、カオティックハードコアなパートも、アンビエントなパートも、煉獄の様なノイジーさと狂気を描くパートも本当にアートとして洗練され始めていると思う。ライブ自体は長くはなかったのしても、やはり何度もてもそのステージには確かなインパクトがあるし、ライブを観る度にこのバンドの次の一手が本当に楽しみになるのだ。

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・Butcher ABC

 のっけからwombscapeの暗黒劇場が良い感じでダウナーにして、続く国産デスグラインドの大御所のButcher ABCだ。今年六月の浅草で観て以来だけど、このバンドは本当に良い意味で大御所らしい安定感と格好良さがある。ブルータルにひたすら攻めるリフもそうだし、デスメタルの引き摺る重さと、グラインドの暴走を交互に繰り出し、速さと重さの緩急がとにかく見事なのだ。それでいて徹底してブルータルで血の匂いをプンプンとさせながら、殺人鬼的な狂気を確かな音にしていながらも、そのライブでは絶妙に観る物のテンションを確かに上げるステージだったり、曲の格好良さが本当に見事。新曲も今回披露されたが、そっちも相変わらずButcher節が見事に炸裂していてやはり格好良かったし、暗黒肉屋デスグラインドはこの日の面子の中では少し浮いてたけど、そんなのお構い無しに自らの音を見事に展開していた。何度もメロイックサインを掲げてブチ上がってしまったよ。

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・ENSLAVE

 そして光速クラスト激情を放つENSALVEのライブ。もうこのバンドは観る度に本当に熱くなってしまう。ツインギターで光速のトラッシュなリフを放ちながら、そのリフは本当にメロディアスでありドラマティックであるし、それがクラスト・ジャパコア仕込みなビートに乗せられて繰り出されるから、本当に堪らない。でもそんなサウンドだけでも十分に格好良いけど、やはりこのバンドは男女ツインボーカルの絶唱が最高なのだ。特に男ボーカルの陸JEEP王氏はその巨体で暴れ狂い、鬼神の如し気迫を見せ、本当に魂を燃やしてメッセージを放っているとしか思えないのだ。そんな全身全霊のライブを見せられたら、こっちも燃え上がるしかなくなるし、ENSLAVEのライブを観てると本当にめちゃくちゃ暴れたくなるし、本当に何度も何度も拳を突き上げてしまうんだ。ハードコアとしての肉体へと訴える力と格好良さは勿論だけど、本当にドラマティックで熱くて泣きそうになるライブをするバンドなんて他にはいねえんじゃねえかと思ってしまう。本当にENSLAVEは今こそライブを観るべきバンドだと思うし、ここまで感受性全てを覚醒させるバンドはいない。The Secretを前に燃え尽きそうになっちまったぜ。

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・The Srcret

 そして本日の主役であるイタリアからの刺客であるThe Secretのライブ。先ずギター一本なのに、アンプがキャビ4台にヘッド2台というセットにド肝を抜かれるが、そんなセッティングもあるし、もう本当にギターの音圧がヤバい!!リズム隊の音も本当に屈強過ぎて、ベースの一音が一々腹に来るし、ドラムの一打が本当にガツンと来る。そんな屈強過ぎる音から繰り出されるライブは本当に凄いに決まってるじゃないか!!不穏なハウリングのノイズのループから始まり、ダウンテンポでおぞましく繰り出されるビートが本当に強いし、そこから極悪なリフを極悪な音圧で叩き出してくるインパクトは本当に凄い。曲自体は基本的にそんなに大きな変化は無いし、基本的な音の方向性はダークなクラストサウンドの一本なんだけど、ここまで強い音でそれを繰り出していたら、本当に全てをカチ割られてしまうのは必至だし、そしてカオティック!!本当に一本の筋が通った音は、その激烈さのみで全てを殺すし、ハードコアバンドとしてThe Secretは本当に強すぎる!!最後はメンバーがダイブし、フロアも本当に大きな盛り上がりを見せただけでなく、まさかのアンコールにて漆黒のハードコアの煉獄で全てを燃やし尽くした!!イタリアからの刺客は国内バンドの熱いライブに応えてくれるかの様に、その猛威を十分に見せてくれた!!

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・isolate

 トリは今回The Secretを招聘したisolate。The Secretの圧巻のライブの後のライブだったが、これが本当に凄すぎるライブだった。アンコール含めてライブ時間は約20分あるかないか、本当に披露した曲は多くはなかったと思う。しかし今回のisolateのライブは本当に短い時間で全てを出し尽くす本当に渾身のライブだったし、これぞ正に瞬間のカタルシスその物だったと思う。プレイした楽曲は新作EPの「また創るその時のために」中心で、そのより美しく研ぎ澄まされた音は本当に凄いし、isolateとしての進化を本当に見せ付けるEPであったけど、今回のライブは本当にその美しさは勿論だけど、彼等の持ち味であるトレモロの美学を発揮しまくった速さと熾烈さが本当に凄かった。何よりもボーカルのアンドウ氏の気迫が本当に凄まじかった!何度もステージから飛び出しそうになり、ゴリラの如く暴れ回りながら怒りとヘイトをこれでもかと放つボーカル、これまで何度かisolateのライブは観て来たけど、この日のライブはこれまで観た中では一番のライブだったし、The Secretという猛者を呼んだバンドとして本当に最高のライブをしていた。アンコールの「Tragedy Of The Ruin」なんてisolateの持ち味である美轟音と速さとヘイトが正面衝突した末の激情をたった2分で繰り出し、本当にその瞬間にとんでもないエネルギーが暴発していた。本当にこのバンドは数多くいる激情のバンドの中でも確かに唯一無二の存在だ。凄い!!

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 主役のThe Secretは勿論だけど、国内バンドも本当に熱いライブを繰り出し本当に大きな盛り上がりを見せた素晴らしいイベントだった。isolateが個人招聘という形でThe Secretを呼んだ意味は本当に大きいし、それは確かな事件だ。そして11/17の夜はツアーのファイナルとして新大久保Earthdomにて再び東京公演を行う。この記事がアップされる翌日ではあるけど、絶対にThe Secretのライブ、そして国内の猛者のライブは絶対に観ておけ!!
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タグ : ライブレポ

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