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■isolate presents -THE SECRET Japan Tour(2013年11月17日)@新大久保EARTHDOM

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 The Secret来日という本当に大きな事件。そのジャパンツアー2発目のブッシュバッシュでのライブに足を運んで、それが事件である事を確信したのだけど、今回はそのツアーファイナルであったが本当に事件であった。The Secretと彼等を招聘したisolateは勿論だけど、世界レベルで御馴染みのデスドゥームバンドであるCoffinsと生きるハードコアレジェンドであるMILKCOWとisolateの盟友である激情・カオティックの最右翼バンドであるweeprayが一同に会するというのも事件だ。小岩に続いて、このツアーファイナルも足を運んだが、本当にこの日のライブは事件すら越えた一つの何かだったと思う。ここにその一部始終を記す。



・weepray

 のっけから本当にとんでもない物を観てしまった。先ずは7月のwombscapeの企画以来に見るweeprayだが、もういきなりなんじゃこりゃ!!ってなった。狂気とメンヘラ具合とか劣情とか愛と憎しみを激情・カオティックとして放つのがweeprayだが、その音もステージングも本当に段違いに進化していた。ボーカルの笠原さんはそのステージでのアクションも含めて本当に世界を生み出すし、ツインギターの熾烈なリフの応酬、それだけでも十分凄いし、完成度の高い楽曲を、更に高次元で再現するライブは流石であるけど、もうなんというか本当に笠原さんは勢いで客を数人位ブチ殺してしまうんじゃないかっていう殺気を放っていた。「この手とその手」をプレイしている時には感情を高ぶらせて「かかってこいよ!!!!!!!」って絶叫まで飛び出し、ラストにプレイした「彼岸花」の時はステージを乗り出し、最前にいた僕の体を抱き寄せて叫ぶというパフォーマンスまでしていた(そんな僕も一気に高まって一緒に叫んでしまったけど)。披露したのは音源としてリリースしている3曲のみであったが、本当にドロドロと渦巻くマグマみたいな感情をここまで表現できるバンドはいないと思う。いや、最初から凄いライブだったんだけど。何だよ本当に。

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・MILKCOW

 お次はハードコアパンクの生きるレジェンドであるMILKCOWだったけど、6月の浅草で観た時の、もう全てがフリーダムなライブを目撃してしまっているし、ある種の不安と期待が入り混じる。まあ結論から言うと更に自由になってました。その音自体はグラインドを取り込み、キャッチーさと速さとこれでもかと繰り出す安定の格好良さだったけど、案の定ボーカルの鶴川さんはもうボーカルすら半ば放棄していたし、本当に自由過ぎる。先ずマイクを投げた回数は数え切れず、フロアの床で死体ごっこするわ、アースダムのゴミ箱の蓋を被るわ、野郎の客ばっか狙ってキスをするわ。しかもドラムの人がドラム叩くのすら放棄してフロアに飛び出し、鶴川さんとギターの人と一緒にフロアでモッシュしてた時は本当に笑ってしまった。決定打は鶴川さんが適当にあったビニール傘をさして、客の女の子とデートごっこしたた時で、これがハードコアパンクのレジェンドのライブだって考えると、もう何か凄い。MCでは相変わらずお茶目さ全開だし、「俺たちがイタリアから来たThe Secretだ!!」とか「weepray格好良かったね、やりづれえよ!!」とかそんな感じだったし、もう色々通用しない。でもそんなライブが最高に盛り上がるし、楽しいし、そのフリーダムさが許されるのもMILKCOWなんだなって改めて思った。因みに最後に披露した新曲のタイトルは「メロンジュース」らしいです。

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・Coffins

 自由過ぎるMILKCOWのライブがweeprayの生み出した空気をブチ壊した後に、その空気をまたブチ壊したのがご存知世界レベルで御馴染みのCoffins。Noothgrush来日公演からあまり間を開けないでまた彼等のライブを観たが、本当に相変わらずの圧巻のライブ!!この日はいつもに比べるとフロアは大人しくてモッシュこそは起きなかったけど、それでも多くの人が何度もメロイックサインを突き上げる盛り上がりはあったし、本当にヘビィミュージックとして抜群の格好良さをこのバンドは持っている。デスドゥームだとか云々以上に、本当に音の全てが単純に強い!!とんでもない重量で暴走するビートとグルーブが何度観ても半端じゃ無いし、ギターリフの格好良さと重さと強さも本当に折り紙付きだと思う。そして本当にバンド脱退が改めて残念になるRyoさんのフロントマンとしての貫禄と凄み。何度も言うけど、本当に世界レベルのバンドだからこそ他を寄せ付けない強さがあるし、ストイックに自らの音を長年に渡って鍛え続けて来たからこそ生まれる有無を言わせない説得力がやはりCoffinsにはあると思うのだ。熾烈なるデスドゥームサウンドは今回も激烈過ぎたし、このバンドもまた別格の存在なのだ。

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・isolate

 いや小岩の時に、これまで観た中で一番のライブだって言ったけど、それをたった二日後に更新してしまうとは思ってもいなかった!!トリ前は今回The Secretを招聘したisolateのライブだったけど、もう何と言葉で表せば良いか本当に見つからない位のライブが目の前で繰り広げられていた。披露したのはINFORESTとのスプリットの楽曲と最新EPからの楽曲だけど、その披露した楽曲全てが本当に限界値すら振り切った物になっていたし、フロアの狂騒も本当に半端じゃ無かった。何度も言っているけど、isolateと言えば美轟音と速さとトレモロを激情として繰り出すサウンドが本当に凄いバンドだけど、もうそんな言葉すら不要だし、全てに於いて振り切った音しかこの日のライブには確実に存在していなかったと思う。ボーカルのアンドウ氏は勿論だけど、メンバー全員が繰り出す音の全てに本当に魂という魂が詰め込まれていたし、それが本当に一つの音塊として繰り出されている様は感度的ですらあった。今回のアーで積み重ねてきた物のあるだろうし、これまで積み重ねてきた物もあると思う。isolateというバンドの全てを出し尽くす完全燃焼のライブ。激情とかそうゆう言葉すら生温い、本当の意味での魂のハードコアが確かに存在したんだよ!!isolateを知ったのは今年2月の「壁画」ツアーのファイナルで、僕は彼等を知ってから全然日が浅い人間ではあるけど、それでもこの一年で何度もライブを観たし、それだあけの短期間でここまで凄まじいライブをするバンドに進化したのだ。今のisolateは本当に凄い!!全てが別次元だよ!!

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・The Secret

 そしてThe Secretのライブ。今回も小岩同様にギターはヘッド2台キャビ4台という凶悪なアンプのセットだったけど、小岩の時も凄かったけど、このアースダムでのライブはっその倍は凄かったんじゃないかな?小岩公演同様に不穏なギターのハウリングのループから始まり、本格的に曲が始まった瞬間に下される鉄槌。更にドスを効かせたビートとギターのリフ、その強さもそうだし、ダークサイドに振り切った音もそうだし、漆黒の鉄槌を下しながら、そのアンサンブルが生み出す濁流が観る物を押し流し、更に止めに岩石ブン投げているみたいな意味の分からない感覚を本当に覚えてしまった。終始ダークな赤色で照らされる照明がまた良い感じで雰囲気が出ていたのもグッド。そんなダークサイドハードコアでありながら、本当に観る物の野生の本能を覚醒させるハードコアサウンドは激音と呼ぶに相応しかったし、ダウンテンポのパートからクラスト色を全開にして暴走していくパートに入る瞬間なんて本当に絶頂射精不可避だった。勿論フロアはこの日一番の盛り上がりでモッシュも凄いわ、ダイバー続出だわの大盛り上がり。そんなフロアを観てメンバーが何度も感謝の言葉を述べ、そしてよりスリリングかつ凶悪に膨張していくエネルギーと研ぎ澄まされるアンサンブル。アンコールを含めても40分あるかないかという決して長い時間のライブでは無かったけど、観る物に強烈なトラウマを植えつけるには十分過ぎる時間だった。これがイタリアが生み出した猛威のライブ、今回の最高のライブを最高の形で締めくくってくれた。

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 本当に事件すら越えた事件と呼ぶべき今回のThe Secretの来日公演のツアーファイナルは、主役のThe Secretの圧巻のライブも、招聘したisolateの完全燃焼の魂のライブも、他の国内バンド3バンドがそれぞれのやり方で魅せるライブも、全てを含めて事件だった。集客の方もかなりあったと思うし、本当に多くの人が今回の事件の目撃者になった事は本当に単純に幸福な事だと僕は思う。そして何よりも今回の記憶に残り続けるであろう最高の夜を生み出す為に行動して下さったisolateの皆さんには本当に感謝の言葉しか浮かばない。今回は本当にバンドの個人招聘でThe Secretを日本に呼んだ事も、そのライブも、全てが日本のシーンにて語り継がれる伝説になると僕は思っているし、そういった動きがあるからこそ、これからもっともっとライブハウスシーンは面白くなっていくと確信している。まだまだこれで終わりではないし、今回の事件は新たな始まりだと僕は思う。
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