■ele-phant+veritas conc.75 presents electric booze 2days day2(2014年8月3日)@新大久保EARTHDOM

 ele-phantとveritas conc.75の共同企画であり、その二日目となったこの日のライブだったけど、ele-phantと、The Deadpan Speakers以外のバンドは正直に言うと全く知らないバンドだったのだけど、今回のこのライブは大阪が誇る爆音殺害集団ことCYBERNEが久々に東京でライブをするって事で僕は最早その為だけに足を運んだと言っても過言ではない。正直に言うとこの日のアースダムの客足はお世辞にも良いとは言えなかったのは残念だし、僕自身がバースペースで人と話をしてるのに夢中になってて目当ての一つだったele-phantを完全に見逃してしまったという大ミスをやらかしてしまったりもしたけど、とにかくCYBERNEが最高だったというレポをここに記します。 
 


・veritas conc.75

 完全に初見のバンドだったけど、背の高いギタボの人はテンガロンハットにベルボトムでキメてて、ベースの女の人も細いパンツにハットとかなりキメている感じ。音楽性はそんなルックスを裏切らないサザンロックでストーナーな成分とロック成分が絶妙なバランスで渋くもありつつブルージー。曲は3曲程だったけど、ラストにやった長尺のサイケデリックな曲は中々の格好良さで、ストーナー。サザンロックの良さを凝縮しててナイスでした。
 



・GREEN FLAMES

 こちらもサイケデリックロックなバンドなんだけど、個人的には初期のHIGH RISEに近い感触を凄く大きく受けたんだけど、調べたらギタボの人はHIGH RISEの成田さんじゃねえか!!全然知らなかったし、どうりでHIGH RISe感溢れる音な訳だ。ガンガンにワウをかましまくったギターと8ビートの音の気持ち良さに満ちたサウンドは紛れも無くロックのそれでありながらも、そこはそれぞれのキャリアが積み重ねた貫禄があるし、速い曲ばかりやっていたけど、引き摺る重さを確かに感じたし、情念が音にとにかく篭っていた。3ピースとう編成でありながらも、重厚であり濃厚なアンサンブルは凄く格好良い。僕個人がどうしても初期のHIGH RISEが好き過ぎて、それと比較してしまってはいるけど、HIGH RISEとは大きな変化こそ無いけど、もっとロックの格好良さを追及したサウンドはナイスだったし、ライブも凄く良かった。ギンギンにいきり立ったロックであり、ドロっとしたサイケデリックロックであり、渋くて格好良いシンプルながらも歪んだサウンド。何でHIGH RISe好きなのにこのバンドを知らなかったんだと自分の無知さを後悔しつつも、今回ライブを観れて良かった。音源もチェックします。



・The Deadpan Speakers

 今年に入ってから初めてライブを観るデッパンだけど、このバンドは本当に観ている側が気持ち良いと思う音しか出さないバンドだと思う。Hawkwindの影響云々ってもしかしたらデッパンには必要の無い台詞なのかもしれないと思ったし、サイケデリックだとかトランスだとか越えて、純粋過ぎる程にデッパンはダンスミュージックだと思った。混じりッ気なんか全く無くて、非常にクリアな音ばかりが極上の色彩と共に音で描いているんだけど、リズムの気持ちよさ、ギターの音の気持ちよさ、揺らぎの感覚が凄いあるのに、それを難解には伝えないで、ダイレクトに肉体に訴える音にしているという事、メンバーの演奏技術の高さはもう言うまでも無いけど、更に屈指の表現力によるグルーブの快楽と幾重にも浮遊する音の快楽が生み出すデッパンのダンスミュージックをこれでもかと堪能!!本当に夏にピッタリのダンスミュージックであり、アースダムと言う地下室を開放感溢れる桃源郷へと変貌させていたよ。



・CYBERNE

 そして本当にライブを久々に観る事になった大阪のCYBERNEだけど、去年のおまわりさん企画で観た時以上にヤバイバンドになっていた。兎に角このバンドはいつも思うけど、本当に音がでかい!!いつも通りステージには謎拡声器がセットされているし、相変わらずツインドラムで圧倒的ビートを繰り出し、ドラムの二人は気づいたら上半身裸になっているし、ジャンクだとかそういった言葉すらもう野暮に聞こえてしまうし、静謐なパートなど一切無しで、ただ爆音で客をレイプするだけなんだ。最早どの楽器がどの音を出しているかなんて判別出来なくなってしまうレベルでの爆音の嵐が30分間ずっと駆け巡っていたし、MCこそあったけど、本当にノンストップだったと思う。こう上手く言えないのが悔しいけど、CYBERNEの音楽って聴いてたり観ていたりすると笑いしか出てこなくなる。それは目の前にどう考えても抗う事が不可能な化け物があて、どうしようも出来なくなる事による笑いと、彼等が放つ爆音の毒電波によってアドレナリンが出まくって、脳がポン中状態になって笑いしか出てこなくなってしまう様な。もう絶望と異常と興奮をライブで生み出すのがCYBERNEの凄さなんだと思う。ぶっちゃけライブ中はテンションが本当におかしい事になってしまっていて、細かい事なんて正直覚えていなかったりもするんだけど、やっぱり大阪のバケモノはバケモノでしか無かった。また早く東京でライブをやってくれ!!



 そして主催のele-phantを見逃すと言うアホをやらかしてしまったのは前述したし、これは今回の僕の反省点であるけど、とにかくこの日はCYBERNEが全部持っていったと僕は思う。東京も面白いバンドは沢山いるけど、大阪もやっぱりバケモノみてえなバンドばっかだし、もっと多くの面白い大阪バンドが東京にライブをしに来たらもっと色々面白くなると思う。何はともあれCYBERNEがまた東京に来る日を楽しみにしてます。
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