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■EXTREME SELECTION(2014年8月22日)@東高円寺二万電圧


 日本人で本当に良かった!まさかREDSHEERとNEPENTHESとCoffinsの3マンとかいう世界が嫉妬する3マンを観れてしまうのだから。チケ代ドリンク別1500円で今まさにライブを重ねる度にその凄みを拡散爆撃する感傷と混沌の激情を鳴らすREDSHEER、酒飲み野獣根岸率いるアルコール塗れのパーティドゥームNEPENTHES、そして世界レベルどころか、とうとう世界トップレベルの領域なんじゃねと思ったりもするデスドゥーム鬼神Coffinsの3マンが観れるとか最高じゃん!!以下最高しか言う事が無いレポになってないレポである。



・REDSHEER

 先ずはこの世界を断罪するカオティックのLOVE/HATEを叫ぶREDSHEER。ベースボーカル小野里氏の「飲もうか!」の第一声からライブはスタート。先日のCoffins企画でも披露していた新曲を序盤にはプレイしていたけど、その3曲はよりストレートな激情要素が増幅し、REDSHEERの中でも更に余計な音を削ぎ落とし、しかし静謐さには決して逃げずに常に肉体を引き裂き、脳を犯す爆音の激音が鳴らされ、正に「攻め」の楽曲であるのだけど、その攻めの中にも確かな「引き」があるのがREDSHEERであるし、3ピースのある種の極限を突き詰めている様にも見えた。ライブ自体は一週間程度しか間を空けないで観る事になったのだけど、たった一週間でバンドとしてのただでさえ高いクオリティは更に上がっていたし、それは後半の楽曲にも現れていた。「The End. Rise Above」というREDSHEERでも特にソリッドに尖りまくった楽曲は、よりダイレクトに刺す感覚だけで無く、得体の知れない何かに押し潰されそうになる感覚すら個人的には覚えたりもしたんだけど、それはチューニングの重さから来る物では全然無くて、もっと精神的な窒息する感覚だった。特に終盤の「Curse From Sad Spirit」と「Gloom」の二曲は本当に脱帽。クリーントーンの音色が余計にバンドのリフの殺傷力の先にあるメロディセンスを開花させ、本質的部分での「ポスト」な感覚を色濃く出したその2曲は正にREDSHEERというバンドを象徴する楽曲だし、もっと言うと置き去りにされる感覚すら覚えた。セット自体は30分弱ではあったが、それでも十分過ぎる位に凄いライブだったし、個人的にREDSHEER聴かない奴はなんなの!?って言いたくなってしまう位だ。最高だよ!!

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・NEPENTHES

 お次は一転してライブハウスを完全に酒場に変えてしまう酒飲みドゥームロックであるNEPENTHES。このバンドに関してはまだ正式な音源のリリースこそは無いにしても、もう言う事は多くなくて良いだろ。この日もボーカルの根岸氏はベルボトムにジャケットとビシッとキメてるスタイルだったし、このバンドの良さって、本当に単純にロックである事なんだと思う。そりゃ馬鹿じゃねえのって言いたくなる爆音のサウンドだったり、煙たさ全開のドゥームリフは紛れも無くドゥームなんだけど、このバンドはドスの効いたサウンドと、ロックの煙たさによるドゥームだし、楽曲自体は本当に爆走ロックンロール。メンバーがのっけからみんな咥え煙草で登場し、最初の一発目で「うああああああああ!!!!」ってなっちまう音を放ち、爆走するサウンドと共に、野獣根岸は叫びまくる。人間の本能に基づき、理性を捨て去り、ただアルコールとロックでギンギンになっちまったサウンドだけで勝負出来てしまっている事が何よりもNEPENTHESというバンドの強さだし、それは最高にハッピーなロックンロールショウとして確かに成立しているのだ。勿論、個々の楽器隊のサウンドは重いし強いんだけど、ワウギターの応酬も、BPM速めでも抉るビートも、とにかく深みを感じさせるから凄い。45分近くに及ぶライブは一瞬の様でもあったし、とにかく爆音ドゥームロックで酩酊しまくってナンボ。根岸氏はこの日も野獣の様に暴れまくっていたし、本能で感じるロックとしてNEPENTHESはやっぱり最高でしか無いのだ!!

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・Coffins

 そしてトリは世界的デスドゥームであるCoffinsである。何度も言っているけど、このバンドは紛れも無い世界レベルのバンドでありそのライブは世界に普通に通用しまくっているんだけど、そんなバンドのライブを普通に日本で観れてしまっている時点で、本当に日本人で本当に良かったとなる。先日の自主企画でバンドとして新編成が完全に板に付いたのは確信したけど、この日は少しばかりリラックスした雰囲気こそありつつも、やっぱりガンガンに攻めまくっていたと思う。しかし相変わらずこのバンドの重低音はエグ過ぎるし、デスメタルの血の匂いと、ドゥームの重みとグルーブ、何よりメタル・ハードコア・ロックを超えたバンドとしての圧倒的強さ。それとメンバーの佇まいも凄い絵になるのもこのバンドの魅力だったりする。イケメン長身のTOKITA氏は勿論だけど、ギターのUCHINOさんも一挙一動が凄く絵になる人だし、そういった部分もこのバンドの大きな魅力だと思う。ライブ自体は一応普段より少し長めではあったけど、長さは全く感じなかったし、寧ろもっとやって欲しかった位ではあったけど、遅さも速さも変幻自在、そして常に重くて五月蝿い。Coffinsも単純にバンドとして本当に強いから凄いし。このバンドの凄い所って本当に余計なギミックが何も存在しない所だと思う。世界でガンガンライブをやっているのも勿論だけど、バンドとしての体力や筋力が凄いし、もうCoffinsのライブを観ていると、子供が怪獣とか戦車とかロボット見て「かっけー!!」ってなるあの感覚を思い出すのだ。そうなのだ、Coffinsは滅茶苦茶かっけーバンドでしか無いのだ。余計な言葉は他に要らない、最高だろ!!

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 こんな全世界が嫉妬する3マンをたったの1500円で、しかもライブハウス企画で観れてしまうって本当に凄いし、マジで日本人で本当に良かったってなる。海外バンドも勿論良いバンドばっかだし、僕も好きなバンド沢山いるけど、でも日本のバンドも全然負けてないどころか、日本のバンドの凄さは世界でも屈指のレベルだと再認識させられた一夜だったし、だからこそもっとこうした現場に多くの人が集まって欲しいと思うのだ。
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