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■Darkness triangle zone(2014年9月13日)@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

 闇のトライアングルという事でTHE CREATOR OFとampcharwarとBlie△Nによる3マンライブに今回は足を運ばせて頂きました。異色な感じもありつつ、実は凄いしっくり来る3バンドによる3マンはあらゆる「ポスト」な感覚を持つ3バンドっていう共通事項が確かに存在し、それぞれが濃厚な存在感を放つライブ。独特の毒素に満ちた3マンになったと言える。この日は本当に多くのイベントと被っていたにも関わらず多くの集客があったのも印象深かったし、新次元の音が渦巻く夜になった。



・Blie△N

 先ずは初見である「BlieAN」の中心人物だったKenji GeorgeによるソロプロジェクトBlie△N。元々かなりの人気バンドだったらしく、ソロプロジェクト化してからも高い人気を持っているらしいのだけど、いざライブを観てみると、それも納得だった。基本的にはジャンクに無節操な音を詰め込んだサウンド。グランジだとかデジタルロックだとかインダストリアルだとかノイズ的要素を盛り込みながらも、それをキャッチーで踊れる音として消化し、骨太でありながらクールでありつつも、パンキッシュな熱さもあり、それはやはりグランジをルーツにしたサウンドだからだと思う。またもっと印象深かったのはとにかくどの音もズ太い、同期のオートチューンのサウンドを良いアクセントにしながらも、パワフルなドラムと極太のベースによるビートとグルーブはとにかく気持ちが良かったし、切れ味のあるギターサウンドもかなり好印象。ほぼノンストップで楽曲を繰り出し、ダンサブルに重低音を放ちまくっていたし、そんな音にフロアは大きな盛り上がりを見せていた。45分があっという間だったし、初見だったけど大きなインパクトを残すライブだった。



・THE CREATOR OF

 続いてはTCOのライブ。先ずはベースの坂本氏が脱退し、ギターだった武田氏がベースに転向しての4ピース編成になっていた事に驚く。そんな事を他所に鈴木氏は「あ、こんばんわdownyです。」なんて挑発的な挨拶(この日はリキッドでdownyとEnvyの2マンだった)。そして4人になって初のTCOのライブは「Acoustic」からスタート。当たり前だけど、アレンジが大きく変わっていたし、ギターが鈴木氏と古谷氏の二人になった事も大きな変化として出ていた。もっと空間的アプローチが増えているし、正直に言うと序盤は固さがあったりもした。でも4人にメンバーが減った穴を埋めるのでは無くて、また新たなアプローチによって進化に繋げるという意思が見えたのは大きいと思う。武田氏のベースも中盤からはかなり良い感じになって来て、リズム楽器としてのベースというだけじゃなくて、元々がギタリストであるからこその、メロディラインを司るベースを聴かせていたし、佐川氏のドラムとのシンクロ率も徐々に高めていた。鈴木氏のギターの音はより音圧が増幅した印象もあったし、この日はラストの「Wind Up」以外はインストで45分の中で6曲とプレイした曲こそ決して多くなかったんだけど、カオティックなノイジーさと調和の絶妙な隙間をすり抜ける音はスリリングであったし、よりバンド感を体感させるアプローチになったのはまた大きな変化だと思う。元々グランジがルーツのバンドだし、今でこそ一般的にはポストロック・ポストメタルにカテゴライズされるアプローチの音楽性だと捉えられるのかもしれないけど、グランジ機軸のダウナーでありながらも、攻撃的な音が増え、このバンドは良い意味でますます分からなくなって来たし、日に日により他と比較出来ない音になっている。さて4人になったTCOはこれからどうまた変化と進化をして行くのか、本当に楽しみだし、序盤こそ固さがあって少しヒヤヒヤしたりもしたけど、終盤で見事に新たな可能性を感じるアンサンブルを展開していたのは流石である。



・ampcharwar

 トリは本当に久々にライブを観るampcharwar。しかしながら相変わらずバッキバッキに歪みまくったベースと本当に強さしか感じないベースのビートとグルーブは本当に強烈だし、このバンドの大きな武器になっている。モロにレッチリなカッティングのギターフレーズなんかを盛り込みながらも、あくまでヘビィなリフで鋭角かつ直角落下な重低音サウンドによるダンスミュージックで、オートチューンと見事に溶け合いながらも、ヘビィネスをこれでもかと発揮していく。このバンドもこうして改めてライブを観ると中々独特の音だし、ヘビィネスとかオートチューン自体は今となっては別に珍しい物では無いのだけど、このバンドはロックとヘビィネスのグルーブとリフとビートの快楽が間違いなく下地にあるし、ライブバンドとしての実力は確かな物だと思う。所々ベースが前に出てて、ギターの音が少し薄くなるのはちょっと気になったりもしたけど、リフが前面に出てくるパートは本当に格好良いし、ズッシリとガツンとくるヘビィロックは久々に観ても良かったし、更に脂に乗りまくっていたと思う。



 こうして三茶の独自のヘビィロックのトライアングルは幕を閉じ、独特の磁場が確かにヘブンズに存在していたと思う。単なるヘビィロックでは無くて、ヘビィロックの先を確かに鳴らそうとする3バンドがそれぞれの音でぶつかっていたのが印象的だったし、大きな盛り上がりを見せていた。
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