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■駒澤フェス(2014年12月7日)@駒澤大学

 先日の法政JOYのイベントに続いて、駒澤大学の駒澤フェスにも足を運ばせて頂きました。この日は駒澤大学内の談話室でのイベントで、本当に教室でライブをやるっていう学園祭のサークルライブみたいな手作り感溢れるイベント。僕はwombscapeとSu19b目当てで足を運んだけど、他の出演バンドも良くて、新しい音に触れる良い機会にもなった。トリのバンド前に予定があって離脱したり、観ていないバンドもあったりとレポとしては不完全だし、レポを上げるのも遅くなってしまったけど、出演したバンドの中で特に良かったバンドのライブレポを簡単にだけで書かせて頂きます。



・side scars

 全く予備知識は無いバンドだったけど、某氏に「ネオクラストの片鱗あるからチェックしておけ。」と言われたので、しっかりside scarsのライブを観る事に。最初にやった曲が叙情系ハードコアっぽい感じだったから、あんまりネオクラストって感じはしねえなあなんて思ったりもしたけど、そっからのDビート中心のクラストな楽曲が良い!!あざといメロディをリフから感じさせてくれたし、Light BearerのTシャツを着ていたボーカルの人のボーカルがとにかくパワフルで良い!!演奏面では不安定さもあったけど、ドラムの人のドラムが良い感じで安定感を持ちながら突っ走っていたし、叙情系な曲とクラスティな曲を繰り出しながらも、パワフルなライブを展開していた。まだまだ若いバンドだと思うし、発展段階なんだろうけど、確かにネオクラストな空気とメロディを持っていたし、これからライブを重ねたらもっともっと良くなると思った。今後チェックしていきます!



・ONLY THE LAST SONG

 柏の叙情系カオティックハードコアバンドのONLY THE LAST SONGだけど、このバンドが本当に良かった!!正に柏シティハードコアのDNAを継承しているバンドで、ここ最近のkamomekamomeやDeepslauterのDNAを叙情系ハードコアに持ち込んだバンドであり、キメというキメを繰り出しまくり、メロディアスながらもカオティックで直情的フレーズの連続で突き刺しまくる!バンドとしてのエネルギーやフックや瞬発力もかなりの物で変幻自在に曲を展開しながらも、暑苦しいハードコアサウンドを見せまくる。20分の持ち時間を一瞬で駆け巡り、若さ溢れるパッションとライブでの演奏力の高さをアピールし、談話室にて大きな盛り上がりを生み出していた。柏というハードコアの長い歴史を持つ地から、また新たな才能が登場していたし、初見だったけど、最高にインパクト溢れるライブだった。



・wombscape

 先日ギターのkijo氏が復帰し、久々に5人でのライブを観る事になったwombscape。今回で柳氏のサポートはラストだったけど、談話室でのライブでありながら機材も照明もフルで持ち込んだいつも通りの完成されたステージをこの日も発揮。持ち時間こそ20分弱ではあったけど、普段のライブより短いセットだったからこそ音が濃密になっていたし、柳さんとkijoさんのツインギターの複雑極まりない変態っぷりが色々凄かった。しかしこの日のRyo氏は完全にブチ切れていて、ステージ自体がかなり広いのもあったけど、いつも以上にアクションも派手だったし、これまで以上に取り憑かれている様でもあり、逆に解放されている様なボーカルとパフォーマンスは素敵。音も世界観も含めて益々気持ち悪くなっているし、もうカオティックだとかポストハードコアの領域にwombscapeはいないんじゃないかって実感させられたりもした。実質2曲のライブでありながら、より地獄化した轟音を放ち、最後はRyo氏がドラムセットにダイブするなんて事もあったけど、この日いた人々にまたまた強烈なトラウマを刻んでいただろう。



・イェン・ツー・パオ

 名前は知っていたけど、ライブを観る機会に恵まれなくて今回初めてその音に触れた。そして衝撃しかやって来なかった。ここまで病んだハードコアは他にいないんじゃないかって個人的には思ったし、サウンド的には和の旋律を主体にした静謐なパートを取り入れながら、ファストなパートではまるでBattle Of Wolf 359の様な極悪なエモヴァイオレンス!!ベースボーカルの人は全部日本語詞で叫んでいたし、ポエトリーもかなり多かったけど、聞き取った歌詞やポエトリーはひたすらに個人的感情をネガティブに吐き出す病みに病んだ個人的感情だし、それを単純に感情の暴発とか激情で片付けることは出来ないと思った。こうもっとドロドロとした陰鬱さをクリーンのパートにも暴発するファストパートにも取り込んでいたし、異常で異様なおぞましさに飲み込まれてライブは気付いたら終わっていた。ベースボーカルの人が最後は暴れ狂ってベースを投げ、他のメンバーさんも楽器を投げ捨て、全てを放棄して破壊する結末に圧倒されたし、そんなライブや曲の世界観も凄いけど、真っ当にエモヴァイオレンスを継承した音は凄まじく格好良かった。



・Su19b

 いよいよアルバムが楽しみになって来たSu19b。この日のライブもアンプ持ち込みでいつも通りの極悪仕様。しかしただでさえ極限なSu19bだけど、ライブだと本当に有無を言わせない物がある。極点の激遅と激速の連続、常に爆音激重リフでのみ攻める音、Su19bは余計な不純物は全く無いし、純粋な激音のみで勝負しているバンドだ。勿論バンドとしての音は完全に一つの形として完成されているし、ひたすら無慈悲に速さを極端に変化させながらも、常に音で観る物を押し潰して行くだけなのだ。スラッジ&グラインドなサウンドで常に観る物を殴り倒し、そしてスラッジさからブラストで暴走する瞬間は絶対零度から沸点超えの異常な上昇であり、その上昇が生み出すカタルシスと、沸点から再び絶対零度のスラッジに落ちる瞬間の絶望的地獄感。極端過ぎるけど、その極端さに頭が壊れてしまう。先日観たライブでも思ったけどSu19bはパワーヴァイオレンスの一つの到達点だ。いよいよリリースされる1stではどんな地獄になっているか、本当に楽しみで仕方無くなるライブだった。



 ざっくりとレポを書かせて頂いたけど、こうして若い学生も観る機会があるであろう大学内イベントで昼間から激音放ってしまっているというのは、やはり新鮮で面白いし、今回のイベントはカンパ制のフリーライブだったから、お金はあまり無いけどライブを観たい学生にとって、新しい音に触れる事の出来る良い機会だと思う。勿論もう学生じゃない僕でも凄く楽しめるイベントだったし、こうしたイベントはもっとこれから増えて欲しいと思う。
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タグ : ライブレポ

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