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■Bullshit Propaganda #8(2015年4月25日)@阿佐ヶ谷Studio Zot

 今年頭に18年にも及ぶ長いキャリアを持ちながらやっと待望の1stフルアルバムをリリースした国産ブラッケンドパワーヴァイオレンスの猛者Su19b。そんなSu19bの企画となった今回のスタジオライブは94th6とUmberliteとSithterという容赦無き4者の暗黒の祭典だった!!
 とまあここで一つ懺悔しなければいけない事があるのですけど、当日中央線で阿佐ヶ谷に向かっていたのですけど、電車内で寝過ごしてしまって、起きたら立川だったという失態をやらかしまして、Zotに到着したのは94th6の出番終了直後で、94th6のライブを完全に見逃してしまいました…ライブを観るのを心から楽しみにしていたし、自分の失態を悔やむばかりなのだですが、よって今回は2バンド目のUmberliteからの3バンドのレポになります…



・Umberlite

 若手激情系のホープAstheniaのVoのHiroshi氏と、超ショートカットブラックメタルYvonxheのサポートギターTatsuki氏が在籍する今年に入って各所で話題を集めまくりなブラッケンドハードコアバンドであり、一回その実態を自分の目で確かめたかったのだけど、こりゃ各所で絶賛されまくるわって納得のライブだった。ブラッケンドハードコアらしさもかなりあるけど、そこに国内激情系のエッセンスを持ち込みまくっているし、トレモロリフの寒々しさはブラックメタルのそれであるけど、そのメロディは激情系らしさが溢れ、ハードコアエッセンスはかなり濃厚。実際楽曲の方向性も非常に多彩なバンドであるし、デプレッシブなダークさに溢れる楽曲から、ブラッケンド要素はアクセント程度でもっと直情的なハードコアな曲もあり。弦楽器隊が情報過多に多くの音を放出しながら、獰猛に突っ走るビートと見事な奈落感を生み出し、Hiroshi氏の絶唱がよりダークに木霊する。既存のブラッケンドハードコアとも違い、既存の激情系とも違うUmberliteは間違いなく新たなるハードコアバンドであり、新たな時代がまた始まろうとしているのである。そんな新時代の旗手、今の内に是非ともライブを観るべきだろう。



・Sithter

 東高円寺代表暗黒スラッジSithterだけど、サウンドチェックの時点で爆音過ぎて思わず笑ってしまったけど、いざライブ始まるとスタジオ全体が比喩でもなんでもなく本当に爆音過ぎる重低音で振動しまくっていた。前身バンド時代からのホラーな世界観はそのままにEyeHateGod直径のスラッジサウンドの酩酊感は重いだけじゃなくて、本当に煙たくてトランス出来る。スタジオライブって環境もそうだけど、歪みまくって音が最早割れてしまっているギターとベースもSithterだと尚更恰好良く聞こえてしまうから本気でずるい!劣悪さから最高に下劣で格好良い音を生み出しているし、恐怖の重低音に身も心も震えるしか無かったけど、最後のTakanoさんがドラムセットに倒れ込んでビールを飲んでいた姿は本気で格好良さしか無かった!!ライブ自体は結構久々に観たんだけど、相変わらず地獄の悪霊を呼び寄せるサウンドだったし、正に阿佐ヶ谷 IS DEADなライブだった!!



・Su19b

 そしてトリは主催のSu19bだけど、このバンドは本気でパワーヴァイオレンスを超えた暗黒を常に生み出している。既存のパワーヴァイオレンスの方法論から逸脱した1stアルバムはとんでもなく高い評価を各所で集めているけど、このバンドはパワーヴァイオレンスからブラッケンドへとリンクし、地獄の中の地獄を生み出すまでに至った訳だけど、実際に1stを聴いてからSu19bのライブを観ると本当に凄いバンドだって改めて思った。音源の空気感や音を完全に再現している点も素晴らしいし、息が完全に合った演奏はやはり長年バンドを続けてきた猛者だからこそ出せる物だろう。時間が押していたらしくて曲を削ったのかもしれないせいかライブの時間自体は短めだったのは唯一残念ではあったけど、しかし決して長くない演奏時間でも濃密過ぎるドス黒い音に悶絶。激遅暗黒パートから一気に激速パートに移行する瞬間は、遅い音に悶絶しまくった末のご褒美って感じで僕はアドレナリン出まくっていたし、何よりもスタジオライブだろうがなんだろうが音が兎に角重くて最高でしかない!!



 実際に観れたのは3バンドであったけど、本当に異次元の体験をさせて貰ったし、スタジオライブって環境だからこそ極悪な音をより間近で体感出来た。Su19b、Sithter、Umberliteと本当に素晴らしかったが、矢張り楽しみだった94th6を見逃してしまった後悔は今後の反省にします。しかしながら阿佐ヶ谷は完全に死の街と化してしまったのだ!!
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タグ : ライブレポ

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