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■opposition to pops(2015年6月7日)@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

 昨日に引き続いてこの日もごちゃ混ぜ系のライブイベントに足を運んで来ました。というか三日連続でライブだし、その三日間全部良い感じでごちゃ混ぜなイベントだからやっぱり色々収穫は多い。この日はTHE CREATOR OF目当てではあったけど、それ以外のバンドもチェックしたかったし、やっぱり普段行かないイベントにもしっかりと足を運びたいんですよ。そんな感じで以下レポです。




・LosingMySilentDoors

 今回はTCO以外は全部初見のバンドばかりだったけど、このバンドは兎に角音がキラキラしていた。ダンサブルなドラムのビートで曲をグイグイ引っ張りながら轟音の美メロで聞かせるバンドであり、歌物要素を持ちながらも時には激しさもガンガン出していくスタイル。音自体はキャッチーでメロディアスではあるけど、その浮遊感は若干サイケデリック要素もあってり、単なるシューゲイザー系のギターロックとは違う。またビートは骨太だったからバンドとしてのアンサンブルもしっかりと聞かせてくれるし、VJの映像も含めてパラレルワールド感覚に満ちたサウンド。最後は轟音と共に叫びを繰り出すエモーションで締めくくられた。



・音の旅crew

 今回大きな収穫だったのはこのバンドを知れた事だったと思う。音楽性は完全にレベルミュージックのそれであり、レゲエ・ファンクを基調としたサウンドでありながら、オーガニックでピースフルな空気を生み出すバンドであり、同時にキャッチーな歌物としても成立させている。SUPER BATTER DOGやフィッシュマンズといったレベルミュージックから生まれる多幸感とポップネスを放つバンドであるけど、もっと泥臭さもあり、もっと開放感もあるし、野外フェスとかで観たら本当にハマるバンドだと思う。びっくりしたのはこの手のバンドって演奏上手くて当たり前みたいな風潮あるけど、それでも演奏がマジで上手い!ダブっぽいコラージュとかは無くて、かなり純粋なルーツミュージックサウンドであるからこその自然体のグルーズは聴いてて気持ちよさしかないし、でも裏拍でキメるカッティングのキレとか凄いし、ベースの人とか滅茶苦茶上手い!!グルーブを自然体のままで開放していくサウンドスタイルはドラっギーさこそ皆無ではあるけど、ナチュラルな高揚があり、ライブ観ていて凄くほっこりしてしまった。この手のジャンルは明るい人間じゃ無いけど、色々な層を引き込むライブしていたし、これはこれからちゃんとチェックしなきゃだ。



・HALBACH

 そんなハピネスな空気をブチ壊した電脳ジャンクノイズバンドであるHALBACHだ。一発目の音で完全に耳が壊れそうになる位の爆音でキンキンしまくったノイズが炸裂。ブラストビートも炸裂しまくり、女性ボーカルの人が叫びまくる。曲自体の原型はキャッチーだったりするのはmelt-banana的でもあって、そういったバンド好きな人にとってストライクかなって思ったりもしたけど、もっと不快感を感じさせるノイズでもあったし、でも何故かキュートさもあってと相反する要素を無理やり同じ場所に詰め込んだ感じ。ビートも踊れるビートだし、メロディもちゃんと感じ取れる音でもあったけど、でもやっぱりそれを極端に分解して再構築した音は異常だって思うよ。最後はボーカルの人がフロアでぶっ倒れていたし、なんだか嵐の様なライブだった。



・THE CREATOR OF

 そしてトリはTCO。今回はVJを使ったライブセットとなっていて、VJ以外の照明はほぼ無しという感じ。セットは前半は「Settle」、「Out For Three Days Straight」、「Pass Away」のインスト3曲。またアレンジも色々変わっていて、リズムパットの音を大胆に取り入れたサウンドはこれまでのライブとはまた印象が大きく変わっていたし、よりミニマルなビートでじっくりと聴かせるサウンドスケープにもなっていて、反復の美学からエネルギーを増幅させるスタイルへ。そのアレンジがより不純物を取り除いた感じでより研ぎ澄まされていたけど、やっぱり爆発する部分ではディストーションサウンドがガツンと来るし、「Out For Three Days Straight」はそんなアレンジがハマっていた。「Pass Away」は音数を減らした事によって極限のバランスにより静寂の世界を展開するサウンドになっていたし、美旋律をよりミニマルに描く事によって、バンドサウンドの中でもっと違う場所へとアプローチする音に。でもハードコア好きからポストロック好きからクラブミュージック好きまで引き込める音でもあった。本当に必要な情報と音だけを詰めた事によって、逆に密度が上がったんだと思う。そんな曲でも轟音パートはやっぱりガツンと決めていたし、後半の「Wind Up」はそんなアレンジの中だからこそより爆発するパートでのトランス感がパワーアップしていた。ラストの「You Are」はそんな空気を一転させてもっとヒリヒリした緊張感がずっと炸裂し、よりタイトな音作りになったビートとは裏腹に2本のギターがより暴れるサウンドへと上り詰める!!VJの映像とのシンクロも見事で、より神秘的な世界を生み出していただろう。今回は新曲こそ無いセットではあったけど、これまでの曲に新たな息吹が吹き込まれていたし、これが次はどうなるか分からない。だからこそTCOは予測不能な事を最も真っ当に常に鳴らすバンドなんだ。



 全バンド終了が23時前で、結局少しグダグダしていたら終電で帰るハメになってしまったり、三日連続のライブで大分クタクタにはなってしまったけど、それでも新たな収穫もあり、やっぱりTCOのライブは凄かったりと良いライブ3連チャン最終日になりました。
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タグ : ライブレポ

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