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■Noise Slauter vol.7(2015年11月29日)@新大久保EARTHDOM

 毎回ラスボス級のバンドのみが出演を許されるBB企画だが、今年3回目となるBB企画は特別な3マンだ。
 かつてBBのRyuji氏が在籍していたCOCOBAT、過去にCOCOBATと共にスプリットをリリースし、奇跡の再結成を果たしたDOOMを迎え撃つ3マン。これは激音シーンの長い歴史を感じさせるだけで無く、確かな事件である。
 勿論開演前からアースダムは本当に人で一杯!!多くの人がこの日を楽しみにしていたのだ。



・DOOM

 トップバッターでいきなりDOOMである。再結成なんて夢のまた夢だと思っていたし、かつてのメンバーでは無いけどこうしてDOOMのステージを観る事が出来るのが先ず嬉しい。
 確かに諸田氏はいない。あの時代のDOOMとは違うのかもしれない。でも何度も聴きまくったDOOMの名曲が目の前でプレイされている事がただ単純に嬉しかった。
 藤田氏のギターは好き嫌いこそ分かれるかもしれないけど、非常に独創的なフレーズを奏で、DOOMが日本のカオティックハードコアの始祖である事を裏付ける。古平氏もかつてDOOMのトリビュートバンドに在籍していた意地もあるだろう。諸田氏の影をブチ殺さんとばかりの熱いプレイの連続。PAZZ氏も要塞と化したドラムセットから常人には思いつかないプレイで魅せる。
 45分のロングセットでたっぷりと現在進行形のDOOMを堪能出来た。DOOMを愛する人からしたら今回の再結成は色々な感情があるとは思う。だけど序盤から大きな盛り上がりでDOOMに応えるフロアを見ていると、DOOMを単なる伝説で終わらせてはいけないという想いで一杯になってしまう。
 DOOMは来年現編成での新作アルバムのリリースを控えている。このバンドを単なる伝説にしてはいけない。15年の年月を経て帰ってきたオリジネーターの新たなる物語は始まったばかりだ。



・BB

 主催のBBは10月の二万以来一ヶ月振りのライブだったが、このバンドは化物以外に的確に表す言葉が本当に見当たらない。薄暗く後光のみの照明でメンバーの影だけがステージに存在する中、放つ音は悪夢だ。
 今回は45分全7曲のライブだったが、恐らくBBの全てを表現するライブとなり、ただのヘビィロックでは無く、新たなるヘビィロックとしてのBBが過去最高の形で爆発した。
 BBに関して言うと常に過去最強のライブしか行わないバンドであり、これまで何度もライブを拝見させて頂いたが、常に一番最後に観たライブが最強のライブとして記憶され、バンドが生き物である事、観る人にトラウマを与える音は常に進化の精神と共にある事をBBは教えてくれる。
 それはメンバー4人全員が表現のスペシャリストというのも大きいけど、ただスペシャリストなだけでは無く、それぞれが自らの表現の限界に挑み続けている事、それぞれの音が客は勿論だけどメンバーですらブチ殺すテンションと殺気で放たれている事が全てだろう。
 そしてそんな楽器隊3人の音を背中に背負い、仙人であり大妖怪であるボーカリストRyuji氏の圧倒的な存在感、生々しい感情の表現。あらゆる陳腐さが尻尾巻いて逃げるボーカル。そしてそれすらも食い殺す暗黒の中の美しさを描く音。全てが完璧な形でハマっている。
 ラストはここ最近いつも最後にプレイしている新曲で締めくくったが、最後の最後の全てを突き放す音の爆発、マイクスタンドをなぎ倒すRyuji氏、圧巻だった…
 BBは音以外では語らない。だけどその音のみで全てを語り、全てを殺す。もうそれだけで良いのだ。



・COCOBAT

 トリは長きに渡ってヘビィロックを支え続けるCOCOBAT。BBとはまた違ったのはCOCOBATはいつまでも色褪せないバンドであり続けているって事だったと思う。
 今回はメンツがメンツっていうのもあったけど本当に昔の曲をたっぷりやってくれるというファンなら大歓喜のセットリスト。勿論いつも以上にテンション高めな人が多かったフロアは大盛り上がり。
 ヘビィな音を貫禄で見せつけるCOCOBATの音は2015年になった今でも十分なまでの説得力を持っており、時代を作り上げたバンドだからこそ生み出せる物。
 しかしこの日はまさかまさかのサプライズもあった。COCOBATの初代ボーカルであったBBのRyuji氏が飛び入りでゲストボーカルで参加してのCOCOBAT CRUNCH!!これは本当にファンにとっては感無量だっただろうし、間違いなくこの日のハイライトだっただろう。そしてまさかのアンコールもRyuji氏ボーカルによるCOCOBAT!!恐らくもう二度と観れないであろうサプライズに異常な熱気が生まれていた!!



 特別な3マンであったし、DOOMとCOCOBATのライブは素晴らしかった。だけど個人的には現在進行形の唯一無二を生み出していたBBのライブにやはり心がズキュンとしてしまった。
 早くも来年3月にNoise Slauterの開催がアナウンスされているが、そちらはkillieとOOZEPUSを迎えてのまたまたスペシャルな3マン!!今から震えて待て!!!!!
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