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■ONOZATO-san & BUSHBASH presents -TINNITUS(2015年12月5日)@小岩bushbash

 REDSHEERの方でも今年に入ってから3本企画を打っているが、今回はREDSHEERのベースボーカルである小野里氏と小岩bushbashによる共同企画。
 REDSHEERとbushbashオーナーである柿沼氏率いる小岩街破阿怒呼亜(小岩シティハードコア)代表ことTialaに加えて、柏が誇る混沌のパーティハードコアDeepslauterと二郎狂い三人によるヘビィロックTwolowの抱腹絶倒4マン。
 Deepslauterも昨年最新作のリリースもあり、REDSHEERとTialaとTwolowは今年新作をリリースしライブも絶好調な四者四様の異次元バトルの夜となった。



・Tiala

 いきなり小岩のハードコア番長Tialaのライブからスタート!!最新作「Epitome」が既存のハードコアから完全に逸脱してしまった名盤となったが、例え方法論が従来のハードコアと全然違ってもライブじゃTialaはハードコアでしか無い。
 柿沼氏はほとんどフロアにて汗だくで怒号を放つスタイルはやはり様になる。しかしそんな柿沼氏のボーカルが乗る楽器隊の音が全て常識外れ。
 宇宙を感じさせるギターのトランスする高揚、変態的ラインしか弾かないベース、手数多く肉感的なビートを叩くドラム。4人の音と声の交差地点のミラクルは比喩でもなんでもなく宇宙行きの音。
 「Down」の54-71しか比較対象が見当たらないスカスカの音のミニマリズムが生み出す空白で聴き手を貶める楽曲も、「1825」の様な爆発に爆発を繰り返すハイボルテージな楽曲も同居させ、意味が分からなくても踊らせて昂ぶらせる事が出来るのはTaialaがハードコアバンドであり続けているからだ。
 ホームであるbushbashでいつも通り貫禄のライブを見せつけたTialaだが、その瞬間にある全てを感じ取らせる音の連続はkillieが提示したハードコアのカタルシスと同質であり、それをTialaは頭脳改革電磁波として爆散させているのだ。強烈さのみで突き抜けた30分!!



・Twolow

 ロットデュエルの時間だああああああああああああ!!!!!!!!!!!お次はリフマシマシ二郎系ヘビィロック3ピースTwolow。こちらも1stアルバム「Glutamic Acid」が絶好調!!
 Twolowは一点突破型ヘビィロックであるが、バンドのストイックな演奏はやはりライブ映えする物。塚本氏は基礎的なフレーズを何一つ使っていないのにビートの躍動と刺々しさを叩き、亀井氏cのファッティーな極太麺ベースで生み出すグルーブ感と熟練の技はノレるけど一筋縄でいかなさばかり。
 何よりもtwolowは長身イケメンフロントマンの水谷氏の存在感が非常に大きいと改めて思う。プレイ自体は余計なギミックを完全に排除したリフ弾き倒しスタイルだが、リフを刻むだけでも絵になる人であり、かの蓮実クレアを彷彿とさせるガニ股騎乗位リフ刻みプレイは観ている人は絶対に目が行ってしまうだろう。
 終盤の「Dead Man Working」のラスト一分のご褒美ハードコアパートからの「Turning On」の3ピースの限界突破アンサンブルは観ていて本気で雷が落ちる格好良さ!!ストイックで渋いスタイルだと思わせておいて、グランジとヘビィネスの衝動に満ちた音は男の子なら泣いて喜ぶでしょ!!ごっそさんです!!



・Deepslauter

 柏発混沌行きハードコアDeepslauter!!半年振りにライブを観る事になったけど、彼らのテンションは正に天井知らずだと実感させられる。
 音としては決してストレートなハードコアとは少し違う位置にあるけど、空間系エフェクターと使いながらもリフは非常にキャッチーで一度聴いたらずっと耳に残りまくる。ベースとドラムも情報過多なまでに手数と音数多く、ドカ盛り感も半端じゃない。
 オサム氏のボーカルとパフォーマンスも全力でハイテンション!!バンド側から伝わってくるのは観る者を全員踊らせてやる!!って気迫であり、ショートカットチューンを矢継ぎ早に繰り出してくるのだから休まる暇なんて全く無い。
 MCこそは緩さ全開だったが(メンバーの皆さん仲が良いんだなってほっこりしました)、新旧問わずメドレー状態でお送りした柏シティパーティハードコア劇場はやっぱり興奮の連続だ。



・REDSHEER


 トリはREDSHEER。今回はいきなり本邦初公開の新曲からスタート!その新曲はREDSHEERの中でも一番ショートな一曲になると思うが、これまでのREDSHEER以上に音の神秘的な美しさの高まりを感じさせる物。言うならばポストメタルバンドの爆発パートだけを切り取ったコスモな世界。だけど冗長さは勿論無く、ビッグバンに飲み込まれる様な感覚に陥る。
 「Yoru No Sotogawa」、「Silence Will Burn」、「The End, Rise Above」と3曲続けてキラーチューンを繰り出すが、激音とメロディアスさの爆発の中でKatarao氏の存在は大きいと今回改めて思わされた。
 ドラマーとしてのパワーも凄まじいけど、独自のトライヴァル感や音のタメの間の計り方が独特であり、突っ走ってるのに重く複雑にベースとドラムと絡み合う。リズムチェンジも多いのに、ツギハギにならないのはビート全体の空気をKatarao氏がしっかりと汲み取れているのが大きいのではないだろうか。
 終盤はREDSHEER屈指の悪夢の叙情詩「Curse from Sad Spirit」の仄暗い水底に全身が沈む負の世界からの「Gloom」のワンリフスラッジ地獄!!前半の曲こそメロディアスな激しさに酔いしれたが、ラストにこの2曲を喰らってしまったら完全に戻って来れなくなってしまうじゃないか!!これぞREDSHEERの描く憎悪なんだろう。



 4マンライブと従来のライブイベントに比べたらバンド数こそ少し少ないのかもしれないけど、出るバンドが全部強烈だったらそんなのは関係ないって話でしかない。
 それぞれ常に新しい音を創造し続ける熱き現場主義バンドだからこそ、ライブだけで未知の世界を体感させられたイベントになったと思う。
 改めてREDSHEER小野里氏とTiala&Bushbash柿沼氏のお力に感謝を。
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タグ : ライブレポ

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