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■Guilty Forest&MOCHI presents Under the Surface Vol.1

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 これを書いている今でもまだ実感は正直無い所もあるんですけど、無事にGuilty Forestとしての初の自主企画となる「Under the Surface」を終了する事が出来ました。
 企画告知の際のステートメントにも書いた事ではありますけど、日本には沢山の素晴らしいエクストリームミュージックのアーティストがいる中で、氾濫する情報によって、それらが過小評価されてしまっている現実に対する挑戦、人から見たらアンダーグラウンドと呼ばれてしまっている物を少しでもオーバーグランドへと届けたいという想いから共同主催者のMOCHIとあーだこーだ色々話し合って今回の企画を進めて来ました。
その結果自分たちとしては本当に間違いの無い4バンドに出演して頂ける運びとなれたのは心から嬉しい事であります。
 実際当日になるまで、無事に企画を終える事が出来るかという不安はありました。ライブハウスのレンタルから出演バンドへのオファー、フライヤー制作や各種SNSでの告知等、全てが初めての事だったので。
 そんな中、ミアツカアキタ氏(オニギリワークス)が最高のフライヤーをデザインして下さり、僕が大好きなハコである二万電圧のスタッフの皆さんの熱い協力、各出演バンドさんが僕らみたいな実績の無い若造にしっかりと応えて下さった事、当日遊びに来ていた友人のフォトグラファーKimihiro Katoが「お前のiPhoneで撮影するよ。」と言ってくれて、結果iPhoneクオリティとは思えない写真が返って来た事、何よりも当日沢山の人が二万電圧へと足を運んで下さった事。全てに感謝してもしきれません。



・Su19b

 先ずはSu19bがトップから二万電圧を完全に地獄に染め上げてくれた。今回出演して下さった4バンドは殺人的爆音をライブで放つバンドばかりだったけど、音量と音圧に関してはSu19bが完全に圧勝していたと思います。
 パワーヴァイオレンスというジャンルや言葉自体がフリークスだけの物になってしまっているし、多くの人からしたら馴染みが無い物なのかもしれませんが、Su19bはそんなカテゴライズすら無効にする世紀末をライブで生み出してくれたのです。
 お家芸である激遅スラッジサウンドと激速グラインドサウンドの連続、それにブラッケンドのテイストを加えたドス黒さ、大地すら揺らす重低音が生み出す感情移入の余地すら許してくれない破滅の音。初見だった人は恐怖すら覚えたのでは無いかと思います。何よりも僕が一番大好きな曲である「World Is Doomed To Violence」をラストにプレイして下さったのは本当に嬉しかった。
 今年の1stアルバムリリースまで決してライブも多くなかったバンドだけど、アルバムリリース以降の精力的なライブ活動の後押しも出来たと思いますし、このバンドは東のCorruptedと一部で評されるだけの世界観とライブを提示している。だからこそもっと多くのうるさくて重くてドス黒い音楽が好きな人には1秒でも早く触れて欲しいと心から願います。

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・bilo'u

 二番手はbilo'u。このメンツの中だとかなり異質に感じた人も多いのかもしれませんが。そもそも異質でオリジナリティしか無い4バンドにご出演お願いした訳ですし、僕たちとしてはbilo'uの出演は必然でした。
 この日は都合によりサポートドラマーを迎えてのライブでしたけど、これで普段の編成じゃ無いとか嘘だろっていうライブのクオリティに驚かされてしまいます。
 メンバーそれぞれの演奏技術の高さは最早言うに及ばないのですけど、やはりbilo'uは単なるテクニックだけのプログレメタルやカオティックとは全然違うのです。持ち前の演奏技術を徹底して気持ち悪いレベルで観る物の脳髄を粉砕する音の連続で攻めに攻める!!
 そんな十進法すら崩壊した音を和音階で鳴らすけど、ライブでのbilo'uはハードコアバンドとしての魅力も発揮しています。音源だけではピンと来ない人ももしかしたらいるのかもしれませんし、こういった類の音が苦手な人もいるとは思いますけど、bilo'uのライブは変拍子とマッドサイエンティストな音の配合以前に、ハードコアとしての直情的な熱だったりヘビィさを音源よりずっと出すのです。これは実際にライブを観ないと本当に分からないと思う。本当に素直に格好良いバンドなんですよ!!

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・ZOTHIQUE

 3番手はZOTHIQUE。ここからは45分のロングセット攻勢で更に深く濃くなっていくゾーンでしたけど、個人的にZOTHIQUEのライブはロングセットで観てこそ真価が発揮されると思っていたのもありましたし、実際に45分に渡って金星と地底を飛び交う重低音とキーボードとノイズとリフの嵐、震えました!!
 ここぞとばかりに長尺曲をお見舞いしまくってましたが、アンビエントでポストロッキンな美しい高揚感から、煉獄の重低音の暗黒ドゥームまでを行き来出来るZOTHIQUEの音は唯一無二だと思います。ZOTHIQUEの恐怖担当であるキーボードの濁朗氏もいつも以上にタガの外れたパフォーマンスを繰り出していたのも嬉しかったです!!
 そんな地獄と天国を行き来する展開から1stのハードコアに爆走しまくる大名曲「The Immortal」の極悪リフの行進が始まった瞬間に僕はガッツポーズをしましたよ!!あらゆる音を行き来しながらもハードコアなZOTHIQUEはやっぱり魂が震えるのです!!
 そしてラストの名バラード「Valley Of Tears」はやっぱり何度聴いてもウルッとしてしまいますね。さっきまで超常現象的な音を鳴らしていたのに、最後に行き着いたのはこの悲哀だって思うと涙が止まらなくなります…
 今回の45分セットのZOTHIQUEは一人でも多くの人に目撃して欲しかったですし、もっと言えば一時間半とかのセットでも良かったなと思います。ZOTHIQUEという宇宙がそこにあったのです。

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・BB

 そんな3バンドの異形すぎるライブのとどめはBB以外に考えられませんでした。世代的にはCOCOBATもWRENCHもマイナーリーグも後追いではありますが、時代を作り上げた猛者が現在進行形で誰にも真似させない孤高のダークハードコアを鳴らしているのが僕は本当に嬉しいのです。
 今回はカオス感以上にソリッドでシャープな音を提示するライブになりましたが、リフから感じるメロディの退廃的なダークネスはより美しくなり、豪腕極まりないリズム隊の極悪な音に震え、後光のみの照明が照らす中でRyuji氏の衰えるどころかパワーアップしかしていない怒号の連続。凄いよ!!
 BBはキャリアに甘えず、寧ろキャリアすら置き去りにしてしまったからこそ生み出せる説得力があります。それはカオティックハードコアとかヘビィネスという単語で片付ける事は到底無理なのです。
 個人的には予想外だったモッシュも発生する盛り上がりを見せ、45分の中でより研ぎ澄ます音は観る物を何度も何度もメッタ刺しにし続け。ラストの楽曲でドラマティックさすら放棄した置き去りの怒号で全てを無にする。
 もう上手く言えないのですけど、BBの提示する音ってBBにしか生み出せない物ですし、こんな猛者しかいない組み合わせの中で、いやだからこそ実力とかキャリア以上の異次元を提示して下さってたと思います。うん。ヤバい以外の言葉が出なかったですね!!

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Photo by Kimihiro Kato



 こうしてトラブルも無く無事にUnder the Surface Vol.1を終了する事が出来ました。打ち上げも多くの方が参加して下さり、バンドやお客さんの交流の場として役に立てたのでは無いかと思います。
 各出演バンドの皆様が「今回出れて良かったよ!!」とか「このメンツの中に呼んで貰えたのは光栄です!!」って言って下さった事や、他の出演バンドのライブを観て興奮気味に「ヤバいよ!!」って言って下さった事。多くの人が「今日来て良かった!!本当にありがとう!!」って言って下さった事、今回色々担当して下さった二万電圧笹森さんが「今後も継続して行きましょう!!」と言って下さった事は本当に励みになります。何よりも極悪極まりない4マンライブだったにも関わらず、終演後は来てくださったお客さんがみんな笑顔で帰って下さった事が何よりも嬉しいのです。
 まだまだ未熟ですし、何もかも初めての事だったので、至らぬ点は多々あるとは思います。ですけど、今回の企画で学んだ事は「改善したり工夫したりする点は積極的にやっていくけど、自分たちの掲げる信念は絶対にブレずに、深いまま少しずつでも広げていく。」という事でした。
 外タレが出る訳ではありませんし、決して派手に打ち出せるイベントでは無いのかもしれません。ですけど、今まで誰もやって来なかった事をこれからもっと打ち出していきたいですし、他の人が今まで絶対に組まなかっただろう対バンを組ませて頂き、「Under the Surface」でしか体験出来ない物をもっと打ち出していきたいと思います。何よりも第一回で間違いの全く無い4バンドに出演して頂けた事が一番なので。
 次回の「Under the Surface」ですが来年の夏前には開催したいと思ってますので、色々決定しましたらGuilty Forestや各種SNSで告知させて頂きます。だから今回来て下さった皆さんも、来れなかった皆さんも、まだ「Under the Surface」を知らない人も次回来て下さい。来てくれた方は友達とかにこんなイベントあるんだぜって教えてくれたら嬉しいです。



来てくれた皆さん、出演バンドの皆さん、二万電圧の皆さん、ミアツカさん、そしてMOCHI本当にありがとう!!!!!

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お疲れ様でした!!!!!
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