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■Su19b Presents ”Bullshit Propaganda#11”(2015年2月14日)@天王町スタジオオリーブ

 バレンタインにグラインド!!昨年からまた精力的に開催される様になった日本が誇るブラッケンドパワーヴァイオレンスことSu19bの自主企画。今回は天王町のスタジオオリーブでのスタジオライブ企画。
 フランスのベースレスグラインドデュオであるWARFUCKを迎え、真昼間から激音5バンドの激突。今回初めて天王町を訪れたが、街のゆるふわな空気とは裏腹に会場のスタジオオリーブはあぶない刑事の銀星会のアジトを彷彿とさせる雑居ビルの4階という中々面白い立地。こんな場所で激音集会が行なわれるのだから面白いのだ。



・Su19b

 いつも通りトップは主催のSu19b。機材フルセットじゃないし、スタジオライブだからアンプにスピーカーも立てていないのだけど、サウンドチェックの時点で安定の圧殺重低音が響き渡るのだからもう笑うしかない。
 しかし一週間ぶりにライブを観たけど、あまりライブをやっていなかったこれまでと比べ、昨年から積極的に企画の開催やライブを重ねてきた事もあり、日に日にバンドとしてパワーアップをしている。元々ライブに定評のあるバンドだったが、メンバーそれぞれの演奏の安定感もあり、同時にそれをカッチリと仕上げるのではなく、あくまでもロウなまま音を放出する。だからSu19bはヘビィで凶悪だ。
 パワーヴァイオレンスの速さと遅さの落差、極限に極限を極めたエクストリームの異種配合。道筋はそうだけど、結果はどこまでも黒くヘビィなだけ。毎回Su19bはライブでそれを発信している。だからこそ信頼出来るし、タイトでストイックでありながらも精神まで蝕む音を生み出せるのだ。



・Lost Without Grenade

 この日がデビューライブとなったLost Without GrenadeはGRIND-d.c.p.s・ZENANDS GOTS・DISGRACE TO THE BASTARDのメンバーによる新バンドだ。セットリストには「ドロップデッド」とか「Motorhead」とか記された曲名(恐らくは仮タイトルかな?)が書かれておりなんのこっちゃだ。
 そしてその全容はグラインドミーツパワーヴァイオレンスの激速&激短な初期衝動!!ボーカルの島津氏は何度も酒を毒霧として噴出しながらスタジオを所狭しと駆け巡り、千葉氏はゼナンズでも聴かせているシンプルにファストに振り切ったギターワークで攻め、リズム隊はブレイクダウンを織り込みつつも、ただ速さだけを追求。
 全10曲とかはプレイしていたけどライブは20分もやらずに高速で終了!!馬鹿みたいに格好良いグラインドフリークスの新たなる音は今後各地のライブハウスで人々を興奮に陥れるだろう!!



・TRIKORONA

 こちらも今年に入ってからライブが増えまくっている狂気のノイズ狂達TRIKORONA!!
 ここ最近になってプレイしている新曲を盛り込みながらも、前回観たライブ同様に是枝氏はテルミンを仕様。音が更に毒々しくなっている。
 このバンドはパワーヴァイオレンスとかノイズの文脈でも語れるバンドではあるけど、根底にあるのは間違いなく純粋なハードコアであり、小山氏が吐き捨てる叫びも、過剰なまでに音を爆走させるリズム隊も、ノイズギターも全てのゴールがハードコアへと向かっているだけに過ぎない。
 曲自体が短いのもあるけど、彼らのライブは常に不条理なまま困惑だけを生み出し、その困惑すらファズギターで塗りつぶしていく。本当に狂ったバンドだ!!
 それと個人的にベースの門馬氏がthee michelle gun elephantの代々木ライオットの時のTシャツを着ていたのはブチ上がりました。



・Corbata

 こちらはちゃんと観るのは初めてな覆面グラインドコア集団Corbata。覆面バンドだが、特に謎に包まれているという訳でもなく、メンバーは他にVivisection,DropendやSpiral等で活動していたりする。
 野太い咆哮が響き渡り、ダークハードコアな叙情性もありながら、爆走するブラストビート、ポリティカルなメッセージを放つシリアスさ、闘争本能剥き出しのグラインドはジャスティスでしかない!!
 こちらもライブは20分ほどの高速セットではあったが、久々に観ていてガツンと来るグラインドコアに出会えて良かった。速さだけじゃなく、ダークさや男臭さやシリアスさも兼ね備えたグラインドコアの理想形!!



・WARFUCK

 トリはフランスのベースレスグラインドコアデュオであるWARFUCK。今回Su19bとTRIKORONA目当てで足を運んだので事前の予備知識が全く無い状態でライブを拝見させて頂く事になったけど、このWARFUCKのライブが凄まじかった!!
 何が凄いって圧倒的フィジカルから放たれるドラムだ。ブラストビートがひたすらに速すぎる!!しかもただ速いだけじゃなくて、一発一発の音にパワーがあるからより速く感じるし、音が一々正確極まりない。
 カオスをそのまま放出してしまっているかの様な高速のギターフレーズがそこに乗ると、最早速すぎてよく分からないけど圧倒的なエネルギーと音塊になってぶつかってくる。
 30分程のライブでノンストップで繰り出されたグラインドコアの極限を抽出したみたいな音像は曲を重ねていく程にギアが入り、ヴァイオレンスなテンションで熱くかき鳴らされた音に一発ノックアウトされてしまった。
 フランスのグラインドコアが今熱い事になっているって話は小耳に挟む事もあったが、それは大袈裟でもなんでも無いと今回のWARFUCKのライブで確信したよ。いやー凄かった!!



 ライブは18時半頃に終了。単なるスタジオライブで終わらず、いつもと違うロケーションで独特の空気感の中で味わう激音はライブハウスで観るのとはまた違う味わいもあり、全5バンドの熾烈なライブに一発KOされてしまったのだ。
 神奈川を中心に積極的に開催されているSu19b企画だが、毎回毎回熱いイベントになっているので是非一度足を運んでみて欲しい!!
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タグ : ライブレポ

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